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猫って、笑うんだぁ

ミルクが亡くなる前の週のある日、
ミルクがこちらを見つめて、
嬉しそうに・・・微笑んでいました。

猫って、笑うんだぁ 
 確かに笑ってる~!
 そう思いました。

ミルク&モカ 

↑訪問診療の看護師さんがスマホで撮ってくれたミルクの写真。
これがミルクの最後の写真になってしまいました。
あまりに急な展開に、撮って下さった看護師さんも驚いていました。
 この写真のミルク、ちょっと微笑んでいますよね?
 まさか、このわずか9日後に亡くなるとは・・・

お別れの儀式は、
ミルクのご遺体を清め、口元を水で濡らし、
そして用意された小さな数珠を
ミルクの小さな前足にかけてあげました。

モカもずっと側にいました。
モカを抱いて、バイバイ・・・と
ミルクにさよならをしました。

夫も神妙に手を合わせていました。

その後、火葬炉を積んだ車にミルクを運びます。
玄関先が狭くて、車を近くに着けられなかったので、
離れた車までミルクを運ばねばなりません。

足下がよろける夫を支えながら運ぶのはムリ。
私だけで・・・?
いやいや、夫にも参加してもらわなくっちゃ・・・
車椅子を出して、夫を座らせ、その膝の上に、
ミルクを寝かせている段ボールを乗せ、
夫にしっかり抱きかかえてもらい、
私は夫の車椅子を押して行きました。

夜の6時半頃でした。
あたりはすっかり暗くなっています。
人通りのあまりない道路端に止めた車に積んだ
火葬炉の扉が開いていて、
その前の台にミルクを寝かせました。

さようなら、ミルクちゃん
さようなら!

夫と二人で手を合わせて
見送りました。

今、夫はミルクのことを自分から思い出すことはありません。
ミルクという存在が居なくなったことに気づかないのです。

もう数年前から、毎朝起きた時に猫たちが居るのを見て、
「わぁっ、猫がいるよっ!!」と驚く夫でした。

時には、目の前にいる猫たちを見て、

「どうする? この猫たち・・・
 持って帰る?」

(本来は「連れて帰る」でしょうが、
 夫の「持って帰る?」という言い方が、
 おもしろかったので、そのまま・・・)

今居るところが自分の家だということがわからず、
そして、自分が飼っている猫たちだということもわからず、
(もちろん、私が妻だということもわからず、私の名前もわからず)
でも、目の前に居る猫たちをそのままにしておくのが忍びなくて、
放った言葉なのだと思います。

でも、たぶん、夫は、
記憶の中から取り出すことができないだけで、
夫の心の中には、ミルクの記憶もたくさんあって、
夫がいつまでもそのやさしい心を保てるように
温め続けてくれていると信じます。

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コメント

No title

優しいご主人ではありませんか。
そして会話が楽しい~(^▽^)

ミルクちゃんのおくりを済ませ
また淋しさも増してしまうかもしれませんが
元気を出してお過ごしくださいね。
ここのところ冷え込んでいます
くれぐれもお体ご自愛くださいませ。

さくらさん

こんばんは。

いつもコメントをありがとうございます。

我が家のドアに猫用の扉がついているのです。
その扉をカタンと開けて、ミルクが入っているような気がします。
部屋のあちらこちらに、ミルクの影が見えますねぇ。

私たちは元気です。
明日からは、年末寒波だそうですね。

年末だなて・・・もう、年末・・・で、お正月?

ぜ~んぜん、な~んにもやっていないので、
年末という実感がわきません。
もう、大掃除なんて、知りませ~ん。

さくらさんは明日、仕事納めでしょうか。
足のほうは寒さで痛みがひどくなったりしますか?
お大事になさってください。

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プロフィール

アワキビ

Author:アワキビ
夫と2人暮らし。子どもはいません。
それに現在は猫1匹の家族。
夫、要介護5。アルツハイマー型認知症。生まれつき耳が聞こえない。
父は2018年秋に特養に入所。要介護4。毎週木曜日に実家へ介護タクシーで帰り、2泊3日。土曜日の朝、特養へ帰ります。
母は要介護1で、MCI? いや初期認知症かな? 最近、もの忘れが顕著になってきました。弟の家族と玄関が一緒の二世帯住宅に同居。私の家からは電車で1時間ほどの隣県です。

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