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やっぱり末弟もアルツハイマーだった

夫の末弟が突然亡くなった。
「突然」というのは、私たちにとってだけで、
実は昨年の9月には癌だと診断されていたのだそうだ。

末弟からの年賀状、
毎年自身でユニークな絵と文字で送ってきたいたのが、
今年の年賀状は筆跡が違っていた。
奥さんが書いたものだと思われた。
その時に、もしかして、字が書けなくなっているのでは?
認知症が発症したのかも・・・という予感がしていた。

夫名義で送った香典が届いたのであろう。
末弟の奥さんから電話がかかってきた。
そして、実は・・・
本人が「絶対にきょうだいには(癌のこと)伝えないで欲しい」と言うので、
今まで言えなかったのだと。
その上、その数年前から、認知症のような症状が出ていておかしかった。
9月に癌の検査入院した時に、
「アルツハイマー型認知症も発症している」と診断された。

在宅で抗がん剤治療を始めたけれども、
認知症の症状がひどくなり(たぶん、せん妄)、
昼夜逆転して、夜は眠らない。
夜中に大声を出して騒ぎ、
外へ出ていってしまう。
外へ出て行かないように玄関を閉めておいたら、
裏玄関から抜け出て、階段から転がり落ちる。
末弟と奥さんは二人暮らしなので、
一人で介護をしていたそうだ。

でも、あまりにも認知症の症状がひどく
6月に入院をさせたが、
抗がん剤治療をしているのに、
隠れて煙草を吸ったり、酒を飲んだりしていたので、
強制的に退院させられた。

ケアマネがデイサービスを紹介してくれたが、
本人は行きたがらず。
騙して(?)デイサービスに連れて行ったら、
本人が携帯電話から110番して
「誘拐されている! 助けて!」とか、
警察官が来る騒ぎに・・・

そのうち、だんだん食べられなくなり、
メイバランスを飲ませたり、
好きなブドウとかブドウパンを食べさせたり。
でも、栄養不足になって、やせて
寝たきりでないにもかかわらず、
座っているだけでひどい褥瘡ができた。

結局、介護保険サービスは訪問看護利用で
褥瘡の手当をしてもらうぐらいだったらしい。

最後に入院した時も、
身体は弱っているのに、大声で
「どろぼう! どろぼう!」等と叫び、暴れるので、
看護師さんが5人がかりぐらいでやっと抑えている状態。
「病院がよく受け入れてくれたわ」と。

「病気よりも、認知症の症状が大変」
「あまりにも大変過ぎたので、
 亡くなった今、涙も出ないわ・・・」
と奥さん。

ケアマネや訪問看護師さんの助けはあったかもしれないけれども、
在宅で、夜中に、わぁ~っと騒いでいる時は、
結局は奥さん一人だけで見なければならなかった。
今まで外の人にそれを言うこともできなくて、
一人で抱え込んで介護をしていたのだろう。
どんなにか辛く、心細かっただろう。
せめて、その渦中に、話を聞いてあげることができていたら・・・

このブログを書き始めた3~4年前までは
夫のきょうだいのうち、認知症を発症していたのは
夫だけだったと思う。
でも、夫は長男で、きょうだいはみな年下だから、
年月を重ねていくうちに、
他のきょうだいにも認知症と診断される人が出てきた。

もう、私の周りは、あっちでも、こっちでも認知症。
認知症だらけの様相を呈してきた。


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Author:アワキビ
夫と2人暮らし。
子どもはいません。
2人と猫2匹の家族です。

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