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親の通帳を預かるタイミングをはかるのは難しい

今日は母の被害について、先週、事情聴取された内容をもとに
まとめられた司法警察職員面前調書(供述調書)と被害届の確認・署名押印が行われた。
当初は母と弟夫婦が立ち会う予定だったが、急遽、私も立ち会うことになった。

まとめられた調書を警察職員の人に読み上げてもらい、内容を確認した。
その調書によって、初めて事件の流れがわかった。
母が私に被害について話した時は、既に警察官の聴取が終わった後だったが、その時点では既に母の記憶がさらに曖昧になっていて、
なぜキャッシュカードを渡すことになったのかという点がさっぱり判らなかったのだ。

事情聴取に立ち会ってくれたお嫁さんが言うには、
「お義母さんの断片的な話を、よくまあ、文章にまとめあげてくれたわ!」
このあと被害届の受理番号が付くそうだ。
被害にあった金融機関への届け出等にこの受理番号を記載することになるらしい。

警察職員が帰った後、今後について、母と、弟夫婦と話し合った。
金融機関関係の手続きは私がやることになり、通帳やキャッシュカード等も今後は私が管理する。

父の通帳等については既に私が管理していたが、母の通帳等についても、少しずつ整理をしていき、いつかは渡してもらうことになるだろうと思っていた。
でも、そのいつかは、漠然と、数年先のことだろうと思っていたのだ。
その判断が甘かったのだと言われても仕方がない。

母は繰り返し、
「どうしてキャッシュカードを2枚も渡しちゃったのかしら?
 テレビで見ていて、知っていたのに、どうしてかなぁ?」
と言っている。
パニックになって、正常な判断ができなくされてしまうのだろう。

1つの金融機関は当座貸越契約になっていたため、
普通預金残高を全額引き出された後、
さらに定期預金を担保にして借り入れ出来る分まで
引き出されていたため、
今日、母と一緒にその金融機関に言って、
定期預金を解約して、普通預金に入金し
借り入れになってしまった分を解消。
さらに、当座貸越契約を中止。
キャッシュカードの再発行と暗証番号の再設定をしてきた。

母は、キャッシュカードはもう作らないと言っていたが、
通帳と印鑑で下ろすという方法だけでは、
本人が入院してしまったり、
文字が書けなくなったりしたら、
預金を下ろせなくなってしまう。
だから、やはりキャッシュカードはつくって、
家族が預かっておくしかないのだ。

同じ趣旨から、他に定期になっているものも、
解約して普通預金に預け替えるのもやっておかねば・・・

実は、今回、多額の被害に遭ってしまったのには、
キャッシュカードで引き出すことができる普通預金の残高が
多くなっていたことによる。
この段階で、母から通帳やキャッシュカードを預かっておくべきだったのだろう。
でも、通帳やキャッシュカードを預からせてもらうということは、
「あなたには預金の管理ができないと判断しました。
 あなたはお金を自由には使ってはいけません。」
と宣告するのと同じだから、その時期はかなり後になってから・・・
という思いがあった。

でも、多額の被害に遭ってしまった今、もう、そう躊躇していられない。
一度騙された人は、お金がなくなるまで何度も騙され続けるのが世の常だから。
母もさすがに今回の件があったので、通帳やキャッシュカードを渡すことに文句を言わなかった。

母が入院した時に、私とお嫁さんとで、様々な健康食品などの定期購入しているものを一度全部中止したのだが、最近、また、取り始めていて、いろいろなものが増えてきていた。
母は、「お得です!」とか「無料プレゼント」などの誘い文句に惹かれて、注文してしまうのだ。
これらのうち定期購入になっているもの(母自身は何が定期購入かどうかも把握できていない)を、電話をして確認し、中止の電話を入れた。

しゅんとしている母の姿
なんだか可哀想だったけれども、ねぇ・・・
仕方がないよね。

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コメント

No title

お疲れ様でした。
少しでも戻ってきてくれるかな・・。
老後の為のお金を・・・あ~!腹が立つ!(-_-メ)

そう言えば養父も
テレビで観た電話番号のメモがあったなぁ~。
えんきん・・電話してサプリ買ってたな~(笑)
「最近、目が悪くて・・。」って20年以上前からなのに(爆)

キャッシュカードを作ろうとしたら、ずいぶん抵抗されたよなぁ。

最後は「印鑑・通帳でおろせるのは本人だけだからね。入院したり、動けなくなったりしても自分で通帳と印鑑持って銀行におろしにいきなよ!」って言い捨てて脅した事を昨日の事の様に思いだします(笑)

養父は私の目から隠すように通帳を胸に抱いていたっけ。
どんなにたくさん入っているんだろうと思ったら・・ちょっとだけだった(笑)
銀行によって違うようだけれど、その銀行は娘だという事を証明できればキャッシュカードを作らせてくれました。何せ、残高、ちょっとだったから(笑)
「積み立て定期もありますよ。」って銀行のお姉さんから言われて(そ~ら出たのかぁ?定期という名前の預金)と心ひそかに思い(高額だったらそれはそれで困るな・・)と思いながら身構えて「いくらですか?」って聞いたら「5万です。」って(爆)
こっちも家族だからという事で解約させてくれた。

アワキビさんの記事を読みながら、ふっと思いだしました。


明日は我が身です・・・。
自分でおろせる金額を少額にしておこう・・・。

それにしても、ホンット、悔しい。
人のお金を!
悔しいを通り越して悲しく虚しくなってきます・・。


No title

本当に本当に大変でしたね!
後悔先に立たず・・・そうなんですが
やはりなかなか親子とはいえ通帳やキャッシュカードを渡すのは抵抗があると思いますものね、渡す方も預かる方もですが・・・。

私も子供たちに「預かっておくわ」って言われたら思いっきり抵抗すると思いますもん^^;

自己防衛とは言えども相手は詐欺のプロなので、あらゆる手段で挑んできます。二度と被害にあわれないようお母様を守って差し上げてくださいね。

トルさん

こんばんは!

そうですよ。
トルさんのところは息子さんだから、いろいろ電話がかかってきそうです。くれぐれも気をつけてください。

 1.ATMで引き出しできる限度額を少額に
 2.振込限度額も少額に
 3.当座貸越契約は止める

この3点をしっかりやっておけば、被害が少額で済んだかも・・・

養父さんの銀行の手続きの大変でしたでしょう。
地元の信用金庫のようなところは比較的緩やかみたいですが、都市銀行なんかだと「成年後見人を立ててください」って言われちゃう。

成年後見人は避けたいので、年明けくらいから金融関係の整理に本腰にならなければ・・・と思っております。

そちらは雪が降り始めましたね。
風邪など召しませんように~

さくらさん

こんばんは。

本当に、通帳の管理を子供に委ねるなんて、すご~く、嫌なことだと思います。

でも、我が実家は、父の時も、母が父の預金について無関心でいたら、預金残高が0円になって、電気代も払えなくなり・・・それで、父は自分の保険を解約し、解約金もすぐに引き出して、何に使ったかわからないうちに雲散霧消・・・

そうなって初めて、これはおかしい。認知症なのでは?と思い、病院に受診し、診断されました。
その後、私が通帳を管理するようになったのですが、父は自分で通帳やキャッシュカードを再発行し、そして、それもまた紛失し・・・を繰り返し、その後、動けなくなって、銀行に行けなくなり、ようやく私が手元で管理できるようになりました。

夫の時は、認知症の初期の頃は、1万円程度の現金を財布に入れ、その他に10万円程度の預金の入ったキャッシュカードを1枚持たせて、好きなように下ろせるようにしていました。
夫は、買い物にはあまり興味がない人なので、お金を使いすぎて困るということはありませんでした。
そのうち歩行障害が出て、外を一人で歩けなくなってからは、財布もキャッシュカードも持たなくなりました。

本当に難しいです。
事件が起きて、大きな被害が出てからでないと、なかなか決断できないかもしれません。

トルさんへのコメントに書いたように、自己防衛の3点をしておければ、ずいぶん違うのではないかと思います。

「二度と被害に遭わないように」という点については、「こういうことを注意しましょう。ああいうことを注意しましょう」といくら言っても、結局、母は記銘力に障害が出ているので、注意をすぐに忘れてしまうのです。ゆっくり考えれば思い出せる時もありますが、急がされたり、とっさの時にはパニックになってしまって、訳が分からなくなってしまいます。
だから、注意のしようがなくて、結局は、通帳やキャッシュカードを持たせない、日々の生活に必要な現金のみで暮らしてもらうしかない・・・という結論になったのです。

No title

アワキビさん
通帳を預かるタイミングに迷うの良くわかります。
お金の管理ができなくなった事を認める事になってしまうのですものね。
私は、夫の通帳もカードもその他いろいろの金銭管理も、タイミングが遅くなってしまいました。
未だに解約していない物も、解約できない物もあります。

親の場合は、もっと難しいかもしれませんね。
アワキビさん、良いきっかけになったのかもしれません。
「これからは大丈夫よ」
と、しっかり管理されるとお母様も安心なさるでしょう。

彩星の会では、社交的でたくさんお話なさるご主人のパワーに驚きました。
笑顔が一番ですね😊

ららさん

こんばんは。

ららさんのお母様もお一人暮らし。
うちの母よりずっとしっかりなさっていらっしゃる。
でも、だからこそ、どんなふうに介入したものか、難しい面があるのですよね。

かかってくる電話はすべて疑わなければならない、そんな時代になってしまいました。

母のために、振り込め詐欺防止機能付き電話に換えたのですが、この使い方を覚えるのに、今、苦労しています。
電話の音が鳴ると、ドキッとして、頭が真っ白になってしまい、どこを押したらよいのかわからなくなってしまうようです。

ワーキングメモリが少なくなってきているのではないかと思います。
複数のことが同時に起こると、どうしてよいのかわからず、パニックを起こして思考停止・・・そんな感じでしょうか。

先日の彩星の会での夫は、ややハイな状態でした。
自分の世界の中で一人で会話をしていました。

実は、夫は、手話の判る人達の中では、現在、ほとんど話をしません。
おそらく、手話が判る人達が話している内容が、自分には理解できないので、遠慮してしまうのだと思います。
彩星の会では、手話で話している人がいないので、かえって自由に気楽に話しているみたいですよ。

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プロフィール

アワキビ

Author:アワキビ
夫と2人暮らし。子どもはいません。
それに現在は猫1匹の家族。
夫、要介護5。アルツハイマー型認知症。生まれつき耳が聞こえない。
父は2018年秋に特養に入所。要介護4。毎週木曜日に実家へ介護タクシーで帰り、2泊3日。土曜日の朝、特養へ帰ります。
母は要介護1で、MCI? いや初期認知症かな? 最近、もの忘れが顕著になってきました。弟の家族と玄関が一緒の二世帯住宅に同居。私の家からは電車で1時間ほどの隣県です。

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