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2年後に開始される契約をしたのか?

今日、実家に行ってきた。
父は昨日の夕方4時頃実家へ帰り、
明朝にはまた特養へ戻る。
週のうち特養に5泊、自宅に2泊というペース。
週に2泊だけでも父が実家に居てくれると、
私も嬉しい。
(週に父がいる特養と、母の様子を確認に実家と2カ所廻るほうが大変だという事情もある。
 実家で父と母の様子を一度に確認できるほうがありがたいので。)

そう、母の居る実家のほうの様子も確認しておかないと、何かと心配なのだ。
先週の金曜日、実家に行った時に、母が

「契約していないのに、M新聞が郵便受けに新聞を入れてくるのよ。
 「おためし」みたいな感じなのかと思ったら、ここ1週間ずっと毎日入れてくるの。」

「そんなの押し売りじゃない。契約していないんだったら、支払う必要ないよ。
 ちゃんと断ったほうがいいよ。」

この日は、母のケアマネとの打ち合わせがあった日で、バタバタしていたため、話はそこまでになった。
その後、母がきちんと断るため新聞販売店に電話をしたという話を電話で聞いた。
母は「契約をしたというなら、その用紙を持ってきてください。と言って待ってたんだけど、その後、持って来ないのよ」という話だったから、そのまま断ることができたのだと思っていた。
ところが、今日実家に行ってみると、居間に今日の日付のM新聞が置かれていた。

「え? お母さん、断ったんじゃないの?」

「そうなのよ。それでも新聞を郵便受けに入れていくから、郵便受けに入らないように、入り口のところにテープを貼って、入れないでくださいって書いておいたら、近くに置いていた自転車のカゴの中に新聞を入れていったのよ。
 それで、翌日は、自転車のカゴの中に入れられないように、自転車を中のほうに入れておいたら、入ってなかったから、安心していたら、また翌日から新聞が入っていて。
 どうも新聞休刊日だったらしいの。
 でね、この間、認知症の講座を受けに行ったら、「新聞や雑誌を読まなくなるとよくない」って言ってたからね、しょうがないから1ヶ月は新聞をとろうと思うの。」

「え~、お母さん、それはダメだよ。だって、契約していないんでしょ?
 新聞を購読したいなら、自分であらためて契約をすればいいじゃない。
 こんなふうに押し売りをされて、泣き寝入りみたいにして代金を支払っていたら、こういうやり方がまかり通ってしまうよ。」

「なんかね、新聞販売店が言うには、お父さんが、昔、契約したみたいなの。平成28年に」

「え? 2年前? 今までM新聞とってたことがあるの?」

ど~いうことよ? 
M新聞の販売店に電話をする。

「契約していないのに、新聞を入れられているんですけど、どういうことですか?」

「先週お電話いただいた方のご家族の方ですか?
 契約はされているんですよ。」

誰が契約をしたのかと訊くと、父の名前を言う。
父は特養に入っているのに、どうやって契約をしたというのだ?

「ちゃんと28年12月に契約をしているんです。」

「え? 今は平成30年ですよ。28年の契約ってどういうことですか?

「私どもは、この契約書を大切に保管して、2年間ずっと待っていたのです。」

「ずっと待っていた・・・? どういうことですか?」

「今年の11月から新聞の購読をする契約になっていたのです。」

「えぇ? 
 平成28年12月に2年後の平成30年11月から新聞を購読するという契約をしたという意味ですか?」

「そうです。」

「それでは、契約は解除します。」

「解除するって、それは一方的過ぎませんか?」

「一方的って! とにかく日割りだってできるでしょう? 解除します!」

「いや、いただいた購読契約は半年間になっていますから。
 それに、クーリングオフの期間は過ぎていますし。」

なんだとぉ~?
クーリングオフ期間って・・・
2年後に新聞を購読する契約よ?
もし、新聞がすぐに配達されていれば、
「あれ? 契約した覚えはないのに、どうしたのかな? もしかしたら、お父さんが一人で留守にしている間に契約でもしちゃったのかな~?」
とか気づいて、それこそクーリングオフによる解除ができただろうけれども、
2年後に新聞の配達が開始される契約では、家族が気づくこともできないじゃない?

2年前、父は既に認知症だったし、新聞の勧誘員が家族の留守中に来て、そういう契約をしたなんてことがあっても、父はすぐに忘れるし、家族にそんな話もなかった。契約の紙切れが家の中にころがっていたかどうかも、今となってはわからない。

電話では埒があかないので、夕刊の配達が終わってから、担当者が実家へ来ると言う。

どうしよう? とりあえず消費者センターに相談してみよう。
え~と、電話番号はテレビで宣伝していた。
確か「イヤや=188」だった。
188に電話をすると、管轄地域の消費者センターにつないでくれる。

で、これまでの経緯を相談員に話す。
そこで、期間の定めのない契約はいつでも解除できるけれども、期間の定めのある契約は、その期間は解除できない・・・みたいなことを言われた。
ああ、そうだったかも・・・

でも、父は認知症ですよ!
しかし、認知症でも、成年後見人が付いているかとか、認知症の程度にもよる・・・云々。

「クーリングオフは契約書面が交付されてから、期間の計算をするんですよ。
 契約書面は交付されていたのかしら?」

「う~ん、なにせ2年前のことですから、契約書面が交付されていたかどうかは、今となってはわかりません。」

「契約書面は再交付してもらうことができますから、その書面の解除条項を確認して、どうしたら解除できるかを確認してみて・・・」

さすがにこれはちょっと不当な販売方法では?と相談員さんも思ったようで、調べてから、また来週こちらに電話をしてくれると言う。

来週かあ・・・今日、販売店の人は来るって言ってた。確か夕刊を配り終えてから・・・
そんな時間まで実家に居ることはできないんだよなぁ。
夫がデイサービスから帰ってくる時刻に間に合うように実家を午後四時半には出ないとならない。
母が一人で新聞販売店の人の対応をするのはムリだし、危ない。
う~ん・・・
再び、新聞販売店に電話をすると、先ほど電話で話した事務員が出た。

「先ほど電話をした者です。
 今日担当者が来るというお話でしたけれども、私は、契約したとされる者の娘で別に暮らしていて、今日はもう帰らないといけないのです・・・」

「あぁ、先ほどの電話で確認をしていなかったので、確認しようと思っていたのですが、●●様(父)はご在宅ですか?」

「いえ、父は特養に入っています!(ま、今日は一時帰宅しているけど)」

「あ、そうなんですか? 
 え~、でも、2年前はお元気でいらしたのでしょう?」

「2年前も、既に認知症でした。」

「あぁ、そうでいらしたんですか。
 ●●様以外のご家族が読んでいただければいいんですけど」

このやりとりで、先方の態度が少し変わったのが、電話越しに察せられた。

「いえ、家族も新聞は読まないのです。
 まあ、でも、1ヶ月分はね、購読しますからね、
 だから、12月分からは解除してくださいよ。」

「あ、それで、よろしいんですか?」

「まあ、こちらも今まで配達された新聞を保管していないのでね・・・
 1ヶ月分だけですよ。」
 (クーリングオフする場合、受け取った商品は先方に返さなければならないのが原則)

・・・というわけで、12月からの新聞購読は解除できた。

帰宅してから、自分のブログで、2年前の12月頃の両親の様子についての記述を確認した。
2年前より以前は、父は自分で歩いて買い物をしたり、使いこなせないスマホの契約をして、あとで私と一緒に契約解除のためにショップへ行ったり・・・という日々だったが、ちょうど2年前ぐらいから歩行が困難になってきて、外を一人で出歩くことがなくなっていた。そのため、母は父を一人で家において外出するようになっていた。そんなふうにして父が一人で家に居た時に、新聞の勧誘が来たのだろう。

若い人たちはネットで情報を得るようになり、新聞をとらなくなっているし、
営業のターゲットは主としてシニア層なのだろう。
そして、おそらくは厳しいノルマが課せられている新聞の営業員が
苦し紛れにムリに契約をとっているのではないかと想像するが、
判断力の低下した弱い立場の人を狙ったと思えて、
腹立たしいことこの上ない。

久し振りに怒り過ぎて、胃が痛くなってしまった。


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コメント

No title

昨日は晴天、今日は一転雨になりました。そして、この雨がみぞれになって、雪になってく~。
そういう勧誘もありなんですね。きっと言葉巧みに契約を。今じゃない、先の話だからと、意外とお年寄りは話に乗っちゃうかもですね。

こちらも販売店の人ではなく、勧誘専門の人が(地元の人でない人)勧誘していてる、って事がありましたが。
年々若者はじめ新聞読まなくなってるようだし、販売店も必死なんですね。
とりあえず1ヵ月だけで済んでよかった~。色々とご苦労様です。

No title

あわきびさん、ご立腹~(笑)
新聞屋さんの契約、一軒家の時によく来ました。
新聞屋さんで雇った契約を取る為の人が来るようで・・・。
「今、とっている新聞があるから」というと「いつまで?」
・・・で、洗濯洗剤とか(本当はダメなんだろうけど)ちらつかされて、1年以上先の契約をしようとされる・・ありました、ありました(笑)

契約も認知症ってわからないと・・・いや、気が付かないふりをして契約していくのかな~って・・悪い方にとりすぎかな、私。

養父も傷害何とか保険(これは老人クラブに一回だけ付き合いで行った時に入ったものらしい)を毎年1回の更新月に、電話で「今まで通りで良いですか?」と確認されて、ずっと更新して3000円ちょっとを毎月引き落とされてました(笑)
電話で解約を申し出た時に「いやいや・・解約はクーリングオフなんちゃら」って言われたけど「数年前から認知症で、直接会って、顔を見て話をして更新していたら気が付く事もあったのでは?」って言うと「遠いから」って若者なのかバカ者なのか(笑)「だって、お仕事でしょ~?!」って思わず電話口で叫んでました。

テレビに出て来る電話番号をメモして、電話かけて「目が良くなるサプリ」を買ったり・・で、そのサプリはどこにあるのやら・・あるのは振込用紙だけだったり(笑)


周りの人が目を光らせながら、見守って行かなきゃですね。
アワキビさん、寒くなります。
膀胱炎にも気を付けて。
風邪、ひきませんように。
すっごい無理はしないでね。
私もファンの旦那様にもよろしくです~。

「柊の花」の文字、好きです!(*^▽^*)





そんな勧誘があるんですね、、、
2年先の契約って、信じられない!

認知症の人を一人で家に置いておくと思わぬ事態が起きるのですね!
1ヶ月分で解約出来て本当に良かったです。
こんな事でずっとストレス持ち続けるのも嫌ですよ!

夫も私が居ない間にお風呂の修理業者の営業マンを家にあげてお風呂見せてた事があります。
学生だった娘がたまたま家に居て「お父さんが営業に来た業者を家に入れて話している」と電話してきて、電話代わってもらい速攻て断り帰ってもらった事があります。

絶対一人で置いておかないとその時から気をつけるようになってなりましたね。

サザンカさん

もうあと1ヶ月もすれば雪が降りますね。
こちらは日中は気温が上がったみたいなんですが、風が結構冷たく感じました。

やはり実家(母)の暮らしぶりも、定期的に見守りをしないと、何が起きているかわからない~。

でも、母なりに頑張って父を介護しています。特養へも自転車や歩いて会いに行っているらしいです。

トルさん

お久しぶり~! お変わりありませんか?
地震の影響があったのでしょう? 案じておりましたよ。

詐欺まで行かなくても、認知症or軽度認知障害の方々は、いいカモなんでしょう。
特に、話は普通にできる、文字も書ける、銀行でお金をおろすこともできる、でも判断力は低下している・・・という人が危ない・・・少し前までの父がそうだけど、今は母が要注意なのです。

夫のファンでいてくださってありがとうございま~す。
夫は今も時々、赤いチェックのティシュペーパーケースを帽子のように被っています。

膀胱炎のほうは、いつも綱渡り状態ですけど、漢方薬を飲んでなんとかしのいでいます。

トルさんも定期健診を忘れずに、お身体にお気をつけて。
またブログ再開したら、お知らせ下さいませ。

さくらさん

本当に久し振りに腹が立って、電話で怒ったので、胃は痛いは、疲れるわ~。

私が腹立たしかったのは、2年先の契約だったら、クーリングオフが使えなくなる・・・と見越した上で、敢えてずっと先の契約にしたようだったからなんです。

うちの父も、認知症の始まりの頃に、この手の詐欺にひっかかったり、大量の買い物や宝くじやら、もうエピソードには事欠かない時期があり、その頃は、しょっちゅう、父を連れて店に解約に行ったりしていました。

今は、母が要注意なのです。通販でいろいろ買い込んでいます。
ちゃんと自分が消費できる量を計画的に買うのなら構わないのですが、ちょっと一時期の父の様子と似てきているので、毎週実家に行って、家の中に置かれている物とか商品のチェックが必要です。

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プロフィール

アワキビ

Author:アワキビ
夫と2人暮らし。子どもはいません。
それに現在は猫1匹の家族。
夫、要介護5。アルツハイマー型認知症。生まれつき耳が聞こえない。
父は2018年秋に特養に入所。要介護4。毎週木曜日に実家へ介護タクシーで帰り、2泊3日。土曜日の朝、特養へ帰ります。
母は要介護1で、MCI? いや初期認知症かな? 最近、もの忘れが顕著になってきました。弟の家族と玄関が一緒の二世帯住宅に同居。私の家からは電車で1時間ほどの隣県です。

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