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父の様子

月に1~2度、実家に泊まって、両親と一緒の部屋に布団を敷いて寝る。
夜間の様子がわかる。

前回泊まった時に、父の睡眠時無呼吸症候群を確信した。
今回、父は午後9時頃就寝し、午前1時半頃、突然「う~ん、あぁ~~!」と大きな声をあげた。
私は父のベッドのすぐ下に寝ているので、すぐに起きて、
「お父さん、どうしたの? お父さん、お父さん?」
と声をかけると、
「誰? 誰だぁ?」
「○美だよ。○美!」
「あぁ、○美かぁ?」
「どうしたの? 声をあげてたよ」
「なんか苦しかったんだよ。ちょっと起きる。」
父の両手を触ると、じっとりと汗ばんでいる。寝汗?
部屋の電気を灯け、父はベッドから足を下ろして腰掛けた。
母も起きてきた。
「どこが苦しいの?」
「う~ん? 胸が?」
「お父さん、汗をかいているよ。今、暑い?」
「え・・・? 暑くない。」
「今も苦しい?」
「う~ん・・いや」
心不全による呼吸困難の可能性があるかと思って、
父の両足を見てみるが、それほど浮腫んではいない。
「なんで苦しかったんだろう? 悪い夢でも見た?」
「う~ん、見たかもしれない。」
「今、トイレに行きたい?」
「いや、行きたくない」
「じゃあ、もう一度、寝ようか。今、夜中の1時半だから。」
と、父の身体を横向け(側臥位)になるようにして寝かせた。
睡眠時の無呼吸によって呼吸が苦しくなったのだとしたら、
側臥位のほうが、睡眠中に舌根が気道に落ちて呼吸を邪魔しにくい。

その後、私は何だか目が冴えてしまい、あれこれ考えてなかなか眠れなかった。
でも、明け方には眠ったらしく、
「○美! ○美よぉ~!」
と父が私を呼ぶ声で起こされた。
朝6時だった。
父は既に起きてベッドに腰掛けていた。
私が父のベッドのすぐ足下に布団を敷いて寝ているので、トイレに歩いて行くのに邪魔だったのだろう。
母は?と見ると、布団の中はもぬけのから。台所で何やらやっているようだ。
私はいつももっと寝坊なので、朝6時だとかなり眠く朦朧としている。
しかたない。布団を二つに折って、
ベッドサイドレールにかけてある父の尿バッグを持ち、
父を立たせてトイレに連れて行く。
父は7月下旬から膀胱留置カテーテルを入れたままの生活になっている。
したがって、おしっこは膀胱から直接カテーテルで尿バッグの中に排出される。
トイレは大の時だけ。

当初は、このチューブが気になって、触ったりしていて、
「引き抜いてしまうのではないか?」と周りを心配させた父も、
今はだいぶ馴れたようで、大をもよおすと、
自分で尿バッグを手に提げて、トイレに歩いて行く。
母や私が居るときは、もちろんトイレについて行くが、
母が台所や庭に出ていて、近くに居ない時には、
一人でトイレに行って、リハパンをおろして、
便座に座っていることもあったそうだ。
でも、父はなぜか、終わった後、
自分でリハパンを穿いて出てくることはでない。
大声で母の名前を呼んで、介助してもらう。

家だからナースコールはないけれども、
ショートステイ先にはボタンがあるので、
それを使っているのだろう。
たいしたものだ。

うちの夫は、ナースコールは一切使えないし、
声で助けを呼ぶこともせず、
自分でなんとかしようとして、
トイレ内で転倒したり、
リハパンやズボンを上げずに、そのままトイレから出てきたりする。

母は、父の尿バッグに貯まった尿を、朝と夕とに捨てる。
その際に、尿量を測って記録する。
看護師のお嫁さんが尿量記録用にノートを用意してくれた。
時間と尿量、その他気づいた事などの項目を、
ノートに線を引いてつくってくれたのだ。

測る時間をなかなか一定にはできていないが、
なんとか、尿バッグから尿を捨てて、
記録し続けている母。
もうそれだけで十分だと思う。
また、おしっこがリハパンに出なくなって、
その分の介護は楽になっていると思う。
昨冬は、父の体調が悪い時には、夜中にまったく起きられないため、
冬の朝、起きると大洪水。
下着からパジャマから、防水シーツ、シーツも全取り替え、洗濯と
とても大変な状態だった。
母が化膿性脊椎炎になったのも、
父の介護が負担になって免疫力が落ちたことも影響していると思う。

あの頃の父は身体の動きも歩行も最悪だったが、
今はヨチヨチ歩きながら、何とか自宅室内は歩いており、
夜中のおしっこ関係の処置も必要なくなり、
母の負担も少しは軽減したのではないかと思う。

今後は、膀胱留置カテーテルを長期間着けていることの副作用・・・
感染症や膀胱結石になりやすいので、水分を一日1500cc目標で摂ること、
チューブ周りの皮膚症状が出ないように、テープの固定を工夫する等に
注意することだ。

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コメント

No title

こんばんは
お父さんもお母さんも、勿論アワキビさんも頑張っていますね。
お父さんの留置カテーテルどうなったか心配していましたが付けてもその状態に慣れて引き抜いたりしないのですね。
まだまだ自己管理出来るのですね。

夫は5年前アルツハイマー診断直後でしたが肝臓癌の手術したときは大変でした。身体についている管など何でもとろうとしていくら言っても聞こうとはせず私がいない間は看護婦さんたちも病室にパソコンを持ち込んで夫の監視をしていましたが結局手を拘束されましたがそれも取ろうとしたりちょっとの隙を見てかばんの奥に入っていた小さな紙きり位しか出来ないナイフを見つけ出し拘束されていたバンドを切ったりで大騒ぎでした。
結局早めに退院許可??が出て追い出されて来ました。

主人のお父さんも膀胱の手術をした時も私が付き添いをしたのですがカテーテルを取ってくれと大騒ぎ。やはり認知症でしたのでなかなか分かってもらえず大変だった事を思い出していました。

だからお父様の事もとても気になっていましたが慣れる事が肝要なのかと改めて思っています。
お母さんの頑張りも大きいですね。
ストレスになりませんように!





No title

おはようございます。
お父様、留置カテーテルに慣れられた様子、安心しました。

うちの父は、尿バックを手で持って移動するようになって安心した時期に、やはり母が気が付かないうちにカッターナイフを見つけ出し、管を切ろうとしてできず、ベッドの上にコロンとナイフが置かれていたことがありました。mjijiさんのコメントを見て、思い出しました。

管と袋のジョイント部を勝手に外して、ベットに尿がだだ漏れしてたこともあり、それ以来ずっとジョイント部には包帯を巻き付け、見えないようにしています。
カテーテルつけていても、尿意をもようすこともあるのでしょうか、おしっこしたいと時々言う時がありますが、おしっこは袋に出てるから行かなくても大丈夫だよと言うと、「あ、そうだったな」とつけていることを思い出すようです。

父は2月に膀胱瘻の手術をしたので、かれこれ7か月以上が経ちました。やはり尿路感染症防止が最大の課題です。夏は水分摂取がおいつかず、おしっこが濃くなり、37度代の熱は何度も出しました。感染症の熱は38度超したら注意と言われましたが、37度9分とか出ると、これは何の熱なんだろうかと判断が難しいです。体重も落ち、抵抗力が弱った時期と重なり、体に湿疹のようなものも出ていたので、帯状疱疹かとも疑われましたが、その後おさまり、あの熱はなんだったのか?という感じです。

アワキビ様のお父様のように、じっとりと汗ばんでいるような時もありましたし、熱が急に上がって、また急に下がるというのも何度かありました。父の場合、レビーの症状で自律神経が乱れ、汗をかけないため熱が体に籠ってしまうこともあり、感染症の熱なのか、籠り熱なのかも注意観察するといった状態です。籠り熱の場合、体位を交換することで下がります。

先月、訪問医の先生が来ていた時に、38度6分あり、感染症かもしれないから、家で抗生物質点滴するか、入院するかどうしますかと聞かれ、緊急対応がとれるようにということも考え入院することにしました。救急車で行くようにとの指示で、救急隊が駆けつけた時熱を測るのですが、その時はなぜか37度4分にまで下がっていました。入院すると基本絶食で点滴となるので、デメリットも多く、結果として入院したのは失敗だったなと後で思いました。家で点滴して様子見してからでもよかったなと。まぁ、でも結果論なので、その場その場での判断は、やはり難しいです。

以上ご参考になれば。


mjijiさん

こんばんは。
認知症の人は点滴やカテーテルを抜いてしまうことが、やはり問題ですよね。

夫も膀胱腫瘍を手術した後や肺炎で入院した時には、尿道カテーテルを入れられました。カテーテルは身体の下のほうについているので、よく見えなかったのか、あまり抜こうとした記憶はありませんが、点滴はやっぱり自分で抜いて、ベッドの上においてありました。点滴が終わった後、針が抜かれずそのままになっていたのを自分で抜いたようです。その後、私が部屋に居ない時は(その時は、個室で私も泊まっていたが、昼間は仕事に行っていた)、車椅子に乗せられナースステーションの中にずっと居ました。また、夜勤の時間帯で人手がない時には、看護師が患者一人一人の間をまわる時にも、車椅子に乗せて連れて歩いてくれたこともありました。拘束をしないためにそのようにしてもらったこと、とてもありがたいことでした。
でも、単に記憶障害のため、忘れてしまうだけのことなら、そういう対応でも可能だったと思いますが、「せん妄状態」になって興奮してしまうと、難しかったかもしれません。

父も、普段はだいたいにおいて穏やかで、デイサービスやショートステイに行くことにも文句を言いません。シャワーはイヤ、爪切りもイヤ、髭剃りもイヤと言いますが、まあ、なだめればできるレベル。

でも、ふとしたことで「あ、今、せん妄になっている」という時があります。そういう時は、こちらの言うことはまったく聞かずに、頑なで「誰が何と言おうと、私は行く!」と宣言して、出て行こうとすることもあります。

yokoさん

yokoさんのお父様、感染症で入院されて、現在のお加減はいかがでしょうか?

「絶食」が指示されたということは、尿路感染症ではなく、誤嚥性肺炎の疑いということでしょうか?
おっしゃるとおり、入院することのメリット・デメリットを、私も夫が肺炎で入院した時に感じました。
メリットは、何か不安な症状があった時に、すぐに医師に看てもらえる、看護師が支えてくれる、家で一人で看ているときは不安の固まりでした。
デメリットは、病院ではすぐに「絶食」を指示されることですよね。絶食した後、病気は治っても、そのまま食べられなくなってしまう方も多いように聞きます。

お父様はレビー小体型でしたか。自律神経症状で、汗が出にくくなるという症状があるのですね。
37°台の熱が、こもり熱なのか、何かの感染症の症状なのか、という見極めが難しいですよね。

うちの父も、このまま在宅で行くのであれば、いずれは訪問診療に切り換えたいと思って居ます。訪問診療があれば、入院せずに・・・ということもできるかもしれません。

yokoさんのお父様の膀胱瘻をつけてのご経験、今後の父の歩みと重なるところが多く、参考になります。

ありがとうございました。

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アワキビ

Author:アワキビ
夫と2人暮らし。
子どもはいません。
2人と猫2匹の家族です。

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