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「ま~あかん!袋」が欲しかった日

NHK朝ドラ「半分、青い。」の鈴愛の発明品(?)「ま~あかん袋」が欲しかった日。

夫をトイレに連れて行き、便座に座らせ、パッドを取り替えた。
本人がトイレに行きたいと言って連れて行っても、90%は既に出ているのだ。
さらに、便座に座って、残りの(?)おしっこをした。
ぷ~っとおならも出た。
 の気配あるが、すぐには出なさそう。
トイレに座っている夫に向かい合って、じっと夫を見ていると、
夫は、普通に椅子に座っているような気になるらしい(重篤な記憶障害ゆえ)。
それに誰だって、じっと見られていては、出るものも出ないのではないか?
・・・と思い、トイレの扉を閉めて、扉のすぐ近くで朝の片付けを・・・
しばらくして、トイレから ドンッ! という大きな音が! 
どうした?! と駆け寄って、トイレのドアを開けようとしたが、鍵がかかっていて開かない。
ドン、ドン! と扉を叩いてみても、夫は聞こえないし、声で返事なんかできない。
落ち着け! 大丈夫。
実家のトイレに閉じ込められた時とは違って、我が家のトイレは外からでも開けられる。
財布からコインを持って来て、非常解錠装置の溝にコインを差し込んで回すと・・・
開いた! トイレのドアはもちろん外開きになっている。
夫はトイレの中で斜めに倒れていて、起き上がれないでいた。
正確に言うと、トイレ室内が狭いので、立ち上がってトイレタンク側を向いた体勢で前のめりに倒れたようだが、トイレの壁にひっかかって止まった状態なのかな?と思われた。
夫を助け起こす。
「大丈夫? どこをぶつけた? 頭を打った?」
夫の返事はムニャムニャと曖昧。たぶん、直前に起きたことを忘れているのだ。
「どこか痛い? どう? 痛くない?」
う~ん、痛いとは言っていないので、大丈夫なのか?
・・・ぷ~んと臭うような・・・
トイレの床を見ると、夫の足下に  が落ちている。
はぁ~ん 
私の推察はこうだ。
私がトイレの扉を閉めると、夫は、すぐにトイレの鍵をかけた。
そして、便座に座っているうちに  を催した夫は、
「大変だぁ~ トイレに行かなくっちゃ!」とばかりに立ち上がり、
その刹那・・・
  は既に床の上に鎮座していた。
それを見た夫は、驚いて、  をトイレに流さなくちゃ!と思い、
トイレタンクの水洗レバーを引っぱろうと向きを変えようとしたところで
バランスを崩して、前のめりに倒れ込んだ・・・
(教訓)やっぱり、トイレ中は扉を開けたまま見守らなければならない。
  見られていたら、やりにくいだろうと言う思いもあるし、
  いつ出るかわからないのをずっと見守って待っているのも大変だけど、
  少し待ってみて出ないようだったら、いったん撤退して、
  リハパンを履かせて出直したほうが安全だな。

その日の夕方、夕食の調理をしていた時のこと。
夫が椅子から立ち上がって、ウロウロし出した。
トイレとはあらぬ方向でウロウロしているが、
これは絶対にトイレだ。
たぶん「トイレに行きたい!」と感じて立ち上がったけれども、
その刹那、どこへ行くのかを忘れたのだ。
そこで、夫の手を引いて、トイレに連れて行く。
・・・が、トイレをトイレと認識していないようで、
すんなりと便座に座ってくれない。
はい、はい、座ろう。座ろうね。
夫の両肩を下に押して、便座に座らせるように促すと、
便座に座ったが、若干、前のほうに来すぎているような?
でも、いったん座ったものを、ちょっとだけ後ろ側に座り直して・・・
というのがなかなか難しいので、「まぁ、いいか」と思ったのが判断の甘さ。
しばらくすると、じょ~ ぼとぼとっ!
ほら、やっぱりおしっこだったね。
でも、何だか、今日のおしっこはやけに勢いよく音を立てているなぁ。
「はい、終わった? 終わったねぇ。
 じゃ、立とうか。立って~。」
とリハパンを穿かせて、ズボンを上げて、夫がトイレから出てきたところで、気がついた。
夫の靴下の足が何だか濡れているじゃないか?
トイレの床を見ると、大きな水たまりが出来ている。
えぇ? ど~して? ちゃんと便座に座っておしっこをしていたのに。
おかしいなぁ?
眼を便座の高さまで下げて横から見てみると・・・
な、なんと! 便座の蓋と便器の間って結構大きくあいているのね!
測ってみたら、1.5センチぐらい開いている。
便座の前のほうに座ってしまったせいだろうか、おしっこの放物線がちょうどこの1.5センチほどの間に入って、床まで到達したようだ。
(教訓)便座のちょうど良い真ん中あたりに座らせましょう(当たり前のこと)
    前過ぎ、後ろ過ぎに座ってしまったら、一度立たせて、やり直しましょう
    (ま、これが大変なんだけど)

夕食後、また夫をトイレへ。
おしっこが無事出た。
くん、くん・・・ちょっと、臭う感じがしたけど、立たせてみると、便器にはおしっこだけ。
あれ? 空鼻だったかなぁ?
リハパンを上げ、パンツを履かせて、トイレから出して、ドアを閉め、夫の後ろに立ったら・・・
くん、くん・・・やっぱり、やっぱりちょっと臭うよ。
ズボンとリハパンをひっぱって後ろから覗いてみると、 が窮屈そうに鎮座している。
え~ん  いつのまに? 
(教訓)私の鼻に間違いはない。
    便器に落ちていなくても、念のため、お尻を拭いてから、リハパンをあげましょう。

夜、お風呂から出る時のこと。
我が家はバスタブの外にも中にも滑り止めマットを敷いている。
でも、バスタブの底面にも一応の凹凸が滑り止めに施されているから、滑り止めマットが無くても大丈夫なんじゃないか? 滑り止めマットを外して、夫をバスタブから立ち上がらせようと・・・
つるっ!
 うわぁぁぁ~・・ 大丈夫じゃなかったぁ。
なんとか抱き留めたけれども、夫ははずみで腕をどこかにぶつけて皮が剥け出血 
浴室から出て、夫を椅子に座らせ、バンドエイドのキズパワーパッドを取りに上階へ。
急いで戻ったが、夫が椅子から立ち上がって歩き出し、トイレのドアの前で固まっている。
・・・・・
じょろじょろじょろじょろ~
 (なすすべもなく、終わるまで見ているしかなかった。
床に敷いてあるコルクタイルマット(転倒時の衝撃を和らげるための)の上に盛大にやってくれた。
コルクだからおしっこをしっかり吸ってくれる。このまま乾いたら臭ってしまう。
うぅ、うぅ~   
 だ、だ、だいじょうぶだ、ワタシ! 
 このコルクタイルマットは、1枚ずつ外して洗えるんだから。
(教訓)バスタブの中でも滑り止めマットは使いましょう。
    フルチンでいる時間は極力短く、可及的速やかにリハパンを穿かせましょう。

「ま~あかん!袋」に叫びたい出来事が日に何度もあった。

昨日テレビで見た「たけしの名医が見つかる診療所」で、衝撃的な出来事があると、そのストレスで血管の中に血栓ができやすいという実験をやっていた。子どもが食事中にコップの水をぶちまけちゃったり、台所でゴキブリを発見!といった事柄が起こった時に、すかさず採血し、血液の固まりやすさを確認すると、こんなことでも血液の流れは滞り、血栓ができそうになっている。
そうだとしたら、「ま~あかん!袋」が欲しくなるような出来事が頻発する日々を送る介護者の身体は、相当蝕まれていそうだ。

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コメント

No title

トイレ関係奮闘記、う~んその対応とその気持ちよくわかる!と頷きながら読み進みました。

父は最近はトイレのドアを開けてそばで見ていても文句を言わなくなりましたが、以前は開けておくと「閉めろ、何で開けとくんだ!」と怒り、ドアに鍵をかけるタイプでした。
膀胱ろうをつけたばかりの頃は、用を足している間に管が気になり、引き抜きはしないかと、そ~っとドアの隙間から覗くと、すぐに気づきバタンと閉められ鍵かけられる。それをアワキビさんと同様に、非常解錠装置の溝にコインを差し込んでそ~っと回し、また中をそ~っと覗くってなことをやってました。その時、心底トイレのドアの所に中が見えるような窓が、小さくてもいいのであったらなぁと思いましたよ。
見守り用のカメラをトイレ内に設置して、携帯で見れるようにしようかなんてのも検討したりしましたが、母が携帯操作は無理とのことで断念。

ずっと前に、「素敵なお宅拝見」みないた番組で、ガラス張りのトイレのある家を紹介していました。もちろんそのトイレはおしゃれでスタイリッシュな空間。住んでらっしゃるご夫婦は40代くらいだったでしょうか。
レポーターがハンサムなご主人に向かって「ガラス張りのトイレって落ち着かなくありませんか?」と質問したところ、「見られるっていったって、家族だけだし、年取って介護してもらうようになった時でも平気で過ごせるように今から慣らしておくんです。」みたいな回答をしていて、なるほどなぁと思ったことがあります。(若いレポーターは、えっ?それってどういうことみたいな顔して聞いてましたが。)
羨ましいけど、うちじゃ無理だなとは思いましたが、年取った時のことを考慮して家を造れるって究極の贅沢ですね。








No title

アワキビさん、こんばんは。
うちもなぜかトイレは真ん中に座らないで前よりに座り、
ふんぞり返ってます。
外には飛び出さないまでも、便座を上げるとしずくが…。
毎日が想像を超えることばかりで、「ま~あかん!袋」ほしいです。

トイレは完全見守りなので、ドア開けっぱなしでずーーーーっといます。
意外と抵抗なく、開けっ放しでも平気なので助かってます。
「(うんち)出ないんだったら、出ようよ」と言った後で、これじゃわからないか、と「出ないんだったら、お部屋に戻ろう」と言い直したり。
最長1時間見守りしました。
最近は30分で立たせてトイレを出ますが、右手で体を支えて、
左手でリハパンやズボンを履かせてというのは、結構慣れてきても大変です。

うぎょぎょ

アワキビさん、
それは大変でしたね💦

便座の蓋と便器の隙間に貼る、
「おしっこ吸うパット」が便利です。
わが家の必需品です!
Amazonとかでも買えます。

私も最初、
ど~して床に水たまりが出来るのか、
なぜズボンの後ろや靴下のかかとが濡れるのか不思議でした。

これを使ってからはストレスが軽減されています。

yokoさん

その同じ番組かどうかはわかりませんが、トイレ?バスタブ?が部屋の真ん中にあってガラス張りになっているお部屋を見ました。

家族同士だけなら別にいいのですが、来客があった時には困りますよね?

うちの夫は、デイサービスで、スタッフがトイレ介助に入って来ると、スタッフのトイレの外へ追い出して?いたようですが、今は見られていても大丈夫になりました。ただ、大丈夫になった理由が、トイレであることを単に忘れている、椅子に座っているつもり(リハパンもズボンも下ろしているけど)になっているから・・・なのかもしれません。

お父様、膀胱ろうを設置して、現在、どれくらいになるのでしょうか?
うちの父も、尿道カテーテルにだいぶ馴れてきているようです。
自宅に居て、母が側に居ない時など、自分で尿バッグを手に提げて、トイレに行きます(大をもよおした時)。

ねねさん

「毎日が想像を超えることばかり」で、「ま~あかん!」と何度も叫びたくなりますよね。

でも、ねねさん、すごいわ。30分もトイレで頑張って。
私は気が短くて5分ぐらい平均で、長くても8分ぐらいしか待たないかもしれません。

うちの夫は大のほうは、比較的スルスルと時間がかからず出てきます。
おしっこが終わったかなあ?と思って立たせると、大のほうも出ているとか・・・ でも、トイレをトイレと思っていない時は、トイレに行きたいはずなのに、出ない。
でも、今日は、お風呂から出て、椅子に座らせたら、リハパンを穿かせるまもなく放尿。あわててバスタオルで押さえました。

右手で身体を支えて、左手だけでリハパンやズボンを穿かせる!
それは離れ業ですね。トイレで介助バーなどに捕まって立位を保持してもらうのは難しくなっているのでしょうか?
 
私は、自分の頭で夫の下着のシャツや上着を夫のお腹に押しつけておいて、その間にリハパンを履かせ・・・等とやっています。

シマウマさん

うぎょぎょ? 
 ふぎょぎょ! じゃなくて?

実は、以前、シマウマさんのブログに書いてあったのを読んでいました。
でも、その時は、何のために必要なのかピンと来なかったのです。

今ようやくわかりましたわ~。
試しに買って着けてみま~す。

便利グッズでストレスが解消できるものがあるなら、どんどん使ったほうがいいですよね。

No title

トイレの奮闘。大変ですね。我が家も少しの間トイレの場所が分からず、催しても間に合わずと下着を汚したり床を汚したり後始末が大変でした。途中で力尽きて転んでしまって起き上がれない事もありました。それが一番大変でしたが・・・
あっという間にそんな時期を通り越して今は寝返りも出来ず寝たきりになってそれはそれで大変ですが予想外の事まで起きる事は少なくなってきました。
看護婦さんやヘルパーさんの技を真似て自分なりに後始末のマニュアル?が出来るようになりある程度自分の都合に合わせて始末が出来るようになりました。
結局介護は排泄の問題が一番大変なのですね。何時だったかアワキビさんがそう書いていたように思いましたが・・・。
これから寒くなると益々大変になってきそうです。
我が家は家での介護を続ける事が出来るかどうか不安になってきています。

mjijiさん

寝返りが自分でうてない場合、オムツ替えも服の着替えも、シーツの取り替えも、一人ではとても大変なこととお察し致します。
いくらヘルパーさんや非常時には看護師さんが駆けつけてくれるとしても、それまでの間は一人で対応しなければなりませんから、心細いことでしょう。

在宅介護をしている方が、「そろそろ在宅介護は限界かな」と感じる時は、第三者から見ると、もうとっくに在宅介護の限界が来ているというケースがほとんどだと言われていますよ。

mjijiさんのケアマネさんがおっしゃったように、施設に入ったからと言って介護が終わるわけではありません。

mjijiさんが心身に余裕がある状態で介護が続けられますように。

やってまった

そうだ・・・

ふぎょぎょ!だ (^-^;

ところで、
私の前のブログを読んでくださったのですね。
そう、あれです。

最近は隙間の無い便器も発売されてて、買おうかな~と思ってたけど、あれよあれよと言う間に紙パンツになって、トイレでおしっこする回数が減りました。

おしっこ吸うパットを貼っておくと安心です。

シマウマさん

あ~、でも、テレビで耳から聞いているだけだと「ふぎょぎょ」か「うぎょぎょ」かは判別しにくいですよね?

うちは夫が耳が聞こえないので、テレビは基本的に字幕オンにしてあるので、セリフは常に目からも確認しているのです。

最近、私、聴力が低下したというか、語音明瞭度が下がっているようで、耳から聞いただけだと、「え? 今、こういう言葉に聞こえたけれども、文脈からしておかしいよね?」と思うことが結構増えていて、そういう時、テレビの字幕で確認しているのです。生字幕は、かなり遅れて画面に出てくるので、さっき聞こえた言葉は何と言ったのだろう?とね。

「ふぎょぎょ」も、音だけでなく、字幕で見て確認しているので、「うぎょぎょ」のはずがないじゃん・・と思い込んでいたけれども、音だけで聴いていたら、「うぎょぎょ」もあり得ますよね~。

字幕は、聞き慣れない方言を聞き取る時にもずいぶん役に立ちます。「西郷どん」等の時代劇や、朝ドラもね。

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子どもはいません。
2人と猫2匹の家族です。

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