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鼻からの胃内視鏡検査

区民健康診査・がん健診を受けてきた。
今年から、胃がん健診の方法が変わり、バリウムを飲む胃部X線検査か、胃内視鏡(胃カメラ)(2年に1回)が選べるようになった。
私は、十二指腸にポリープがあるので、毎年、区民健康診査を受けるのと同時に、医療保険を使って胃カメラで検査をしてきた。
けれども、区民健診で助成を受けて胃カメラで受けられるなら、そのほうが費用が助かる。
ところが、私が毎年区民健診を受けていた病院に問い合わせると、その病院では区民健診を使っての胃カメラ検査はやっていないとのことだった。
同封されていた病院・検査項目一覧表で調べて見ると、区民健診で胃カメラをやるところは限られており、今年は、我が家からは少し離れているけれども、別の内科クリニックで区民健診を受けることにした。
それに、毎年同じ医者に診てもらってきたけれども、違う医者の目で診てもらうのも良いかも知れないとも思った。

予約された日時に出向いた。そのクリニックは初めて行くところだ。
尿検査から始まり、肺のX線、身長、体重(2年前に逆戻りで増えた)、
担当の看護師さんから昨年までの健診をどこで受けたのか? 等と雑談。

「区民健診の胃カメラはやったことがありますか? ゲーゲーなったりします?
 区民健診の胃カメラは、麻酔無しでやるんですよ。」
「え? 麻酔無し? 
 いつも麻酔の注射を打って、気がついた時には終わっているというやり方でしか、やったことがありません。麻酔がなかったら、ゲーゲーなるかもしれません・・・ね?」

そんな話をしている間に、血圧測定・・・

血圧 188/105 

えぇ~  そんなに高いの? 何かの間違いじゃないの?
でも、そういえば、少し頭痛がする。
看護師さんは、血圧計の調子が悪いのかも?と、別の血圧計を持って来て再度測る。

血圧 179/102

この結果にかなり、ビビった 
こんな高い血圧で、麻酔なしで胃カメラやって、ゲーゲーしたら、血圧200超えちゃうかもしれない・・・
それは、看護師も同じだったようで「血圧がこんなに高いと、胃カメラは・・・・。先生に話して、血圧を下げる薬を飲んでもらうかもしれません・・・」

「いや、すみません。保険診療に切り換えて、麻酔をかけてやってください。」とお願いする。

看護師は医師と相談。
十二指腸ポリープもあることがわかっているし、医療保険を使って麻酔をかけてやることになった。

「朝から禁食だけど、水は飲んでいいんですよ。水飲んでないでしょ?
 脱水気味だから、血圧が高いんじゃない?
 点滴で麻酔を入れれば、血圧も下がってくるかもしれないわね。」

脱水気味だと、普通は、血圧は下がるものじゃないかなぁ?と思いながらも黙って聞いていた。
水分が十分だとは言えなかったから。

コップに2杯ほどの水を飲み、しばらく待って、検査室に呼ばれ、ベッドの上に横になって、再度、血圧を測る。

血圧 166/102

何度か測ってみたが、上は160台、下が高くて100を切ることがない。

点滴のルートを確保すると同時に採血をしてから、点滴バッグにつながる。

「うちの病院のは、○○病院のように強い麻酔ではないので・・・」

去年まで受けていた○○病院は、腕の静脈に注射針がプスッと入るやいなや、もう、意識がなくなっているような麻酔(サイレース)だった。

今回は、薬液名を確認はしなかったけれども、ずっと意識は、普通に、あった。
少しぼんやりはしているのかなぁ? というぐらい。
いわゆる安定剤?だったのか。

「口からと鼻からとありますが、どちらにします?」

いつもは口からやっているけれども、何事も経験だし、鼻からのほうが楽だと聞いていたので、鼻からの内視鏡検査でお願いした。

「鼻からやるわけなので、鼻血が出やすくなるので、最初に、鼻に薬を入れます。」

横向きに寝ている下側(左)の鼻から入れることになり、長いノズルのようなものでチュッーと薬を入れられた。鼻の粘膜を保護するようなものか? 薬名は確認できず。

その後、麻酔薬が注入された。たぶん、キシロカイン? 少し苦みがある。

それから、鼻内視鏡と同じ太さのダミーのチューブを、左の鼻の中に入れていき、馴れさせるために少し動かしてみたり・・・
そして、麻酔が効くまで?馴らすため?しばらく、そのチューブを鼻の穴に入れたまま待つ。

なんだか、胸がドキドキと早鐘のように打ってきた。
胸苦しいような感じがする。
大丈夫か? 私? 副作用じゃないよね?
ドキドキドキ・・・緊張して、ドキドキしているの?
息はできる、大丈夫、大丈夫、たぶん、大丈夫・・・ゆっくり、息をする。
そのうち、胸のドキドキもおさまってきた。

「心臓病や緑内障はないですか?」
「え~と、たぶん、今のところ、そう言われたことはないです。」
「じゃあ、胃の動きを押さえて、それから痛みも止める薬を入れま~す。
 ちょっと、心臓がどきどきするかもしれませんね。」

薬が入って、しばらくすると、ホントだ~。心臓の鼓動が早くなってきた。
でも、さっきのほうがドキドキは強かったぐらいだ。
心臓の鼓動はトクトクトクトクと早くなったけれども、まあ、大丈夫そう。
そうか~、この薬はコリン作動薬? 身体を戦闘態勢にしているのだな?
これによって、胃の動きが抑えられ、痛みも感じにくくなるわけだ・・・

それから、医師が登場し、検査本番。

「はい、首と肩の力を抜いて~。
 目は開いててください。目は開いているほうがいいんです。」

目をぎゅっとつぶってしまうほうが、顔の筋肉に力が入ってしまうからかもしれない。

「はい、入りました~。ゆっくり行きますよ~。
 はい、これが喉の奥です・・・咽頭ガンなし、と。
 これが声帯ですね~。
 はい、この後、変な感じがあるかもしれませんが、大丈夫ですよ~」

ぐわぁ~っ
思わず、おぇ~っとなりそう・・・だけど、おぇ~とはならない。
薬で抑えられているからだろう。
泣くつもりは全然ないけれども、自然と目から涙がこぼれる。
食道に入ったのだ。

食道を診て・・・

胃を診て・・・
「胃液がたくさんありますから、胃液を吸い出しますね~。」

胃液じゃなくて、さっき飲んだ水じゃあないかなぁ?
胃液を吸い出すこともできるんだぁ・・・
しばらくすると、胃液が吸い出されたらしい。
胃の中がはっきりとみえるようになった。

その後、
十二指腸に入り、ぷっくりとしたポリープ発見。

「あぁ、これですね。十二指腸ポリープ。
 ガンじゃないと思いますがね。
 ガンだとトゲトゲ(ゴツゴツ?)していることが多いのでね。
 でも、一応、組織を採って検査をしましょう。
 ちょっと、ちくっとしますよ~」

うん? ちょっと、ちくっ・・・とした感じ。

「もう一度、胃に戻りま~す。さっき見えなかった部分を診ます。
 この入り口のところ、ちょっと赤くなって浮腫んでいますね。
 ここも一応、組織を採って検査をしておきましょう。
 はい、ちくっとしますよ~」

うん? ちくっと・・・した感じはある。
モニターが患者側からも見えるように鏡が貼ってある。
つまめるようになっている機械で、ぶすっとつままれた後に、血がふわ~と流れる。
さっき、十二指腸ポリープの組織を採ったときには血は出なかったようだ。見えなかっただけか?

「血は自然に止まりますから・・・」

再び食道へ戻り、食道も問題なし・・・と
あとは、するする戻って来るだけで、入っていく時のような抵抗感はほとんどなし。

終わった後も、残りの点滴を最後まで入れて終わり。
その後、もう一度、血圧を測ったけれども、相変わらず高いまま。
上が160台で、下も100ちょっと。

医師から、2週間分の血圧の薬と、胃が荒れているようなので・・・と総合胃薬を出された。

喉に麻酔がまだ効いている。
話をすると、声が嗄れている。
喉に麻酔がされているので、食事は1時間後にと注意される。
受付のところで、水をゆっくり飲んでみてください。ゆっくりなら飲めるはずです・・・と言われ、水を飲んでみる。

そっっと水を口に含む。ちょろっと飲める感じ。
1口、2口、3口・・・飲んだら、喉の奥に痛みが・・・
気管に水が入ったようだ?
でも、咳が出ない。薬で咳反射(嘔吐反射)が抑えられているからだろう。
嚥下障害があるって、こんな感じなんだろうな。
喉に麻酔がかかっていなければ、咽せて、咳き込むところなのに、咳も出ない・・・
怖くなって、水を飲むのをやめた。
もうしばらくして、麻酔がきれてからにしよう。

トイレに行きたくなって、クリニックのトイレに入った。
ところが、ところが、おしっこが貯まっているようなのに、おしっこが出ない。
どうやら、これもコリン作動薬の影響らしい。
身体はまだ戦闘モードのままだから、「おしっこなんて、してる場合じゃないでしょ!」というわけだ。ま、これも、もう少ししたら出るようになるだろう。

「鼻血が出やすくなっているので、今日一日、鼻をかまないように・・・鼻はぬぐう程度にしてください。」と注意された。

胃カメラを入れた、左の鼻の穴から喉へと繋がるあたりに、少し痛いような感じが終日あった。
喉の声の嗄れたような感じもちょっと残っていたが、いずれも翌日にはいつも通りに戻った。

今回、処方された薬は以下のとおり。

血圧の薬
 アジルバ錠20  一日1回 夕食後に服用
 アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)。
 血圧を上昇させるホルモンであるアンジオテンシンⅡの働きを阻害する。
     
胃の薬  
 テプレノンカプセル 1日3回 毎食後服用
 胃粘液分泌を増加させ、胃粘膜の保護や修復を助ける。
 通常、急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜病変(びらん、出血、発赤、浮腫)の改善および胃潰瘍の治療に用いられる。


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コメント

No title

お疲れさんでした。
私は40歳の頃から十二指腸潰瘍の繰り返しです。
定期的に麻酔なしで胃カメラ検査を行っていますが、何度しても慣れない検査です。
また検査する医師によっても上手い下手はありますね。今回初めての病院で検査をしましたが、今までで一番楽でした。下手の人だと十二指腸にカメラを入れるのに苦労しています。私の場合、長年の十二指腸潰瘍の繰り返しで変形しているので難しいらしいですが・・・。血圧高いですね。私も狭心症と血圧の薬、そして十二指腸潰瘍にはタケプロンを服用しています。
お大事に、お大事に!

のんた2号さん

麻酔なしで胃カメラをなさっているのですか~。
私はちょっと、とってもムリだと思いました。

夫が通院している大学病院では、胃カメラ検査は、原則、麻酔無しの方針です。
何年か前に夫が吐血した時に、緊急で、胃カメラ検査をした時、もちろん喉には麻酔をするのですが、意識ははっきりある状態で、カメラを入れた後、出血している箇所を焼いて止血しようとしたところ、「痛~い!!!」と暴れ始めて、医師の手から胃カメラを奪って、自分で引っぱり出そうとしました。
モニターを見たら、胃カメラが胃の中で暴れて、胃壁にぶつかりちょっと出血・・・危険なので、その時点で検査中止。
胃カメラを抜いた後も、夫の怒りはおさまらず、側の機械を両手で押したりして暴れるので、私が夫の上に馬乗りになって抑え・・・
その後、すぐに夫は冷静に戻って、「ゴメンナサイ・・・」と謝っていましたが。
再び、その大学病院で、夫が胃カメラの検査をしなければならなくなった時には、意識をなくす麻酔を点滴してやってもらうようにしました。

私の血圧は、1回薬を飲んで寝て、翌日は最高血圧が90台とぐんっとさがり、夜になっても90台だったので、あまり下がり過ぎても困るので2日目は薬を飲まず寝て、今日も朝から、最高血圧は90~100台で低いまま。
いったいどうなっているのか?と思います。
もしや、胃カメラを受ける・・・という緊張感から異常に高くなっていたのか? 
原因不明です。次の診察まで2週間、毎日、血圧を測ってみて、医師に相談したいと思います。

狭心症の薬を飲んで居るとのことですが、血液をサラサラにする薬も飲んでいますよね? うちの母も父も飲んで居ます。
胃カメラを飲む時には何日も前から薬を止めるのでしょう?
私の父母も飲んでいます。
日常生活で注意しなければならないことが増えるので、認知症の人にのんでもらうのも、結構大変です。

お疲れさまでした。

こんばんは~🌙
いや~リアルに…実況って感じで・・・こちらまで、まな板の鯉状態でした。💦
私も胃にポリーフがあるけど良性。なぜにポリープが?多分ストレス?のせいにしておきます。💦
それにしても、検査の途中、いろんな説明をしてくれる医師ですね。
私も過去3回やったけど、こんなに話をしなかった・・・てか、鼻からもやったけど、麻酔なしでやったら・・・おぇ~~(´;ω;`)ウゥゥ何年前にやったっけ・・です。検査はしなきゃ!ですよね。

それにしても、4時にちょっとベットに横にしたら、いまだに寝てます。
起こそうか?どうしようか?迷い中です。TVの水泳が面白い!
今日は昼夜逆転かな?

サザンカさん

今晩は~

週末、夫は小規模多機能の泊まりへ、私は実家へ泊まりでした。
父のシャワー浴、夜中のトイレ介助、母の様子の確認や実家の片付けなど、諸々・・・

やっぱり、母にはいろいろ問題があって、父のショートから持ち帰った鞄を、私が次のショートの荷造りのために明けると、「未洗濯」と書かれた衣類の袋が2つ。母は、鞄の中の中身を出して洗濯もせず、そのままにしてました。
母に言うと、「あら? 向こうで洗濯してくれるんじゃなかったっけ?」と。いやいや、母が入院中のショートのロング利用中は特別にショートで洗濯をお願いしていたけれども、原則、自前で洗濯をすることになっているのだよ。母が退院してから、ショートから帰ってきた父を何度も迎えていて、毎回、洗濯していない衣類が戻ってきていて、その都度洗濯もしているはずなのに・・・
その他、問題有りなことがたくさん、あれも、これも・・・
それでも、母がいなかったら、父を実家へ帰すことができないわけで、曲がりなりにも父が在宅でいられるのは、母の存在があってこそ。
まだ、細かく声かけをすれば、やれるので、しばらくは母に頑張ってもらおう・・・

お姉さん、夕方から眠った日は、昼夜逆転になってしまいましたか?

うちの父も、うちの夫も、昼間ぐーぐー眠っても、夜間もよく眠ります。と言うか、二人とも、睡眠時無呼吸症候群なので(実家に泊まって、父も夜間睡眠中に呼吸が止まることがわかった)、眠りが浅いからじゃないかと思います。
でも、デイサービスや外出に行って、昼間、起きている時間が長かった時のほうが、適度に疲れて、やっぱり夜間の睡眠は良いような気がします。
昼間、家で寝ていることが多かった時は、夜寝ていても、夢をたくさん見ているようで、うなされていることが多いです。(結構、うなされるその声がうるさいです。)

胃カメラ、この間の先生は、胃カメラをやりながら、ずっと実況中継してくれていました。ブログに書いたのは、ほんのさわりだけです。
まあ、よい経験だったけれども、麻酔でこてっと眠っている間に終わる胃カメラ検査のほうが、全然楽でした。

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プロフィール

アワキビ

Author:アワキビ
夫と2人暮らし。子どもはいません。
それに現在は猫1匹の家族。
夫、要介護5。アルツハイマー型認知症。生まれつき耳が聞こえない。
父は2018年秋に特養に入所。要介護4。毎週木曜日に実家へ介護タクシーで帰り、2泊3日。土曜日の朝、特養へ帰ります。
母は要介護1で、MCI? いや初期認知症かな? 最近、もの忘れが顕著になってきました。弟の家族と玄関が一緒の二世帯住宅に同居。私の家からは電車で1時間ほどの隣県です。

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