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父、膀胱留置カテーテルをつける

今朝は、父のショートステイ先に迎えに行き、そこからタクシーで総合病院の泌尿器科受診。
父の迎えに行く前に、夫を小規模多機能デイへ送り届けなければならない。
本日、朝の迎えが可能な時間が、午前9時35分・・・
この時間では、父を迎えに行き、午前11時までの本日の診察受付時間内に病院の受付を済ませることができない。
そこで、朝は、午前8時半頃に電話でタクシーを頼み、夫を小規模多機能デイへ連れて行こうと思っていた。
ところが、何度電話をしても、タクシー会社の電話が繋がらない。
タクシー依頼の電話が殺到しているらしい。
仕方なく、夫を車椅子に乗せ、外の道へ出た。
表通りに出れば、タクシーが拾えるのではないか?
・・・甘かった・・・流しのタクシーがまったくやって来ない。
猛暑で、タクシーが出払っているのだろう。
待っていても、時間が過ぎていくので、覚悟を決めて、炎天下を夫の車椅子を押して歩く。
小規模多機能デイまでは距離的には徒歩12~15分ぐらいなのだが、坂道を登らねばならない。
この坂道がキツイのだ・・・
夫を預けてから、地下鉄と電車を乗り継ぐ。
今朝は電車も車輌点検のため大幅に遅れていた。
父のショートステイ先の最寄りの駅へ到着。
駅前のロータリーのタクシー乗り場へ・・・
いつもはタクシーが何台か止まっているのに、今日はゼロ。
ひゃ~、困ったぁ!!
でも、待つしかない。しばらく待って、ようやく1台来て乗車できた。

父をショートステイ先からピックアップして、総合病院へ。
もの凄い混雑。先週の月曜日が祝日だったので、その翌週ということで、この混雑らしい。
今日は泌尿器科を受診する。
血液検査と尿検査結果は、まあ、これまでとあまり変わらずの低空飛行。
しかし、しかし、それよりも、大きな問題が・・・。
「お父さん、今、おしっこしたくない?」と訊いても、
「したくない。」と言う。
トイレに行ってみると、パッドに尿がいくらか出ていて、便座に座らせてしばらく待っても、尿が出そうな気配がない。
やむなく、そのまま泌尿器科へ戻り、そこで、残尿検査。
どうやら、400~500mlぐらい膀胱に尿が溜まっているらしい!
えぇ? そんなに? 
おしっこが出たくてお腹が張っているとか、そういう訴えは父からまったくないので、私は、どうも半信半疑。
医師は「パッドに失禁しているのは、膀胱に尿がこれ以上貯められなくなって、ちょろちょろ漏れ出てきているものだと思います。本人には尿意がないまま出てしまっているものですね。このまま放置しておくと、おしっこが膀胱腎臓のほうに逆流したりして、膀胱腎臓の機能を悪化させてしまうし、膀胱炎腎盂腎炎などの感染症にもかかりやすくなります。ですから、膀胱留置カテーテルをつけて、尿の管理をしてもらいます。」
父は、もともと慢性腎臓病で腎機能はかなり低下しているので、これ以上、悪化させるようなことはできるだけ避けたい。
尿道からカテーテルを入れる処置をする時、父の「痛い! 痛い!」という声が聞こえた。
そして、尿バッグの中にはみるみるたくさんの尿が貯められ、あっという間に500ml!
これを見るまでは半信半疑だったけれども、本当にこんなにたくさんの尿が溜まっていたのだ。
そして、こんなに尿が溜まっているのに、尿意がまったくない父。
これでは、膀胱留置カテーテルもやむを得ないことだと観念する。

とは言え、果たして、父と、その介護者の母(初期認知障害MCIか?)との二人で、膀胱留置カテーテルをつけて、在宅でやれるだろうか?
泌尿器科の看護師さんから、どんなふうにやるのか(初めての経験なので)いろいろ訊いてみると、要は、「一日に朝晩2回尿バッグに貯まった尿を捨てる」ことだけをやれば良いらしい。
あとは、1ヶ月ごとに新しいカテーテルに交換するため、病院受診をする。

尿バッグから尿を捨てる方法を看護師さんから教えてもらい、帰宅後、母に教えた。
ショートステイやデイサービスに、看護師さんが居るので、サービス利用中はあまり心配はない。
問題は在宅中のことだ。
常に「おしっこ袋」を連れて歩かねばならないのだが、認知症の父は、すぐに忘れて「この管、なに? なんじゃ~??」となってしまう。
実際、今日、私が帰った後、ベッドに寝ていた父は、母が家事をやっている間に、自分でベッドに腰掛けて座り、チューブをいじっていたそうだ。たぶん、チューブを外そうとしていたようだ。
目が離せない。
おしっこの為にトイレに行く必要はなくなったけれども、夜間就寝後、うまくいくだろうか?
父は、夜間、大便を催すことがよくあり、一人でベッドから起きて、トイレに行く(そのままトイレに座ったまま眠り込んでしまって、寝床に自分で帰ってくることはない)。
その場合、尿バッグをベッドの柵のところに吊しておくのだが、そのことに気づかず、歩いてしまい、チューブに足をひっかけて転倒するとか、チューブが抜けてしまうとか・・・そうしたことが起きないか?
尿バッグの尿は常にお腹より下に置いておかねばならないので、せっかく交換した超低床ベッドも、超低床にして寝るというのは今後はできなくなった。ベッドは普通の高さにまで上げて、尿バッグはベッドの柵などにS字フックか何かでつり下げておくようにする。

何か困ったことがあったら、弟のお嫁さんに訊くように・・・と母にはよくよく言ってきかせ、お嫁さんにもよくよくお願いをしておいたが・・・

父よ、チューブを抜いてしまうと、自分が後で痛い目に遭うのだよ~。
だから、こらえてください。

なんだか、大変なことになってきた。
在宅介護・・・・大丈夫か?


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コメント

No title

アワキビ様

こんにちは。ここ2年あまりずっと読んでばかりでしたが、初めてコメントさせていただきます。
お父様のトイレの様子を読みながら、もしかしてうちの父のように膀胱が伸び切ってしまい、尿が出にくくなっているのではと思い、コメントしようかどうか迷っているうちに、尿道カテーテルになってしまったという記事を読み、コメントする決心(?)がつきました。

認知症の方の、チューブの自己抜去問題、切実です。うちの父は血尿が出て受診し、すぐに尿道カテーテルを入れたら、1リットルくらい出て、その量の多さにびっくりしました。抜いたらだめよと言い聞かせたにも関わらず、家に戻ってきてすぐ、独りでトイレに入っている時、ものすごい力で引き抜き、血だらけになって出てきたそうです。痛かっただろうに、ばれるとまずいとの判断なのか、声はあげなかったようで、同居の母も気が付きませんでした。

翌日、もう一度尿道カテーテルを挿入し、今度は引き抜かないように注意して見ていたにも関わらず、4時間後くらいに、ちょっと目を離した隙にまた抜きました。少しひっぱったくらいでは抜けないように、小さなゴム製のバルーンが膨らませて先端についており、そのバルーンを管に止める金具がついているのですが、これが無理やり引き抜くことにより尿道を傷つけ、結果として今度は入れようと思ってもカテーテルが入らなくなりました。尿は1日くらいは出なくても平気ですが、それを超えると尿毒症とかになってしまうので、一刻も早く出さなくてはいけなくなります。それで、急遽大学病院で膀胱瘻の設置をしました。お腹に穴をあけて直接膀胱に管を入れるタイプのものです。
血尿が出ていなければ、当日施術して入院なしですぐ退院できますが、父の場合は、血尿が出なくなるまで入院となりました。

尿道カテーテルに比べて、本人的にはお腹から管が出ている方が気にはならないらしく、家族も、「この管と尿の入ったバックは命の次に大事なものだからぜったい身に着けて歩くように」と何度も何度も言い聞かせた結果、夜のトイレ時も自分で持ち歩いてトイレに行くようにはなりました。また、管と尿の袋をつなぎ合わせるジョイント部分が目につくとなんだろうと外そうとするので、目につかないようにカーゼを巻き付けたりしています。父は、ジョイント部分を外す力はなかったのですが、はさみで管を切ろうとしていました。

管がついていると、トイレやお風呂、着替え等、なにかと大変ですが、尿の量の管理ができることと、トイレに行く回数はぐっと減るのでそこは逆にメリットだと思います。尿の量は一日に1リットル~1.5リットルが理想だそうです。

ただ、水分の摂取が少ないと、尿がにごり、結晶のようなものができて管をつまらせることがあります。父の場合、一日の尿の量が500ml以下が続いた時、管が詰まり、尿が出てこなくなってしまいました。管に食塩水を逆流させて、管を洗浄することでなんとか出るようにはなりましたが。その後管の太さをワンサイズ大きくしたら、あまりつまらないようにはなりました。
尿道カテーテルの場合、装着しなおせばいいかと思いますが、
入れる時とても痛がるので、なるべくその頻度は減らしてあげたいですよね。夏は特に水分摂取について気を配る必要があるかと思います。

以上膀胱留置カテーテル関係情報でした。
猛暑が続きますが、アワキビ様もご自愛ください。







yokoさん

はじめまして。今晩は。
お父様の経験を詳しく書いていただき、ありがとうございます。

手足が自由に動かせる認知症の方の場合、点滴を抜いたり、尿道カテーテルを抜いたり、そうしたことがどうしてもありますね。
尿道カテーテルをムリヤリ引き抜いてしまった結果、尿道が傷ついて、再挿入できなくなることもあるとは・・・
この尿道カテーテルを、今後、ずっと着けて行かなければならないのか・・・ずっと着け続けることができるのだろうか? 
yokoさんのお父様と同様なことが起きると、最終的には膀胱瘻ということもあり得るのだということを覚悟しておこうと思います。

それにしても、膀胱が伸びきってしまって(膀胱の過伸展)尿が出にくくなる、その原因は何なのでしょう?

今日のデイサービス中でも、父が尿道カテーテルをいじっているのが見受けられたそうで、チューブを挿入している部分に少し膿のようなものが見られたので(帰宅後、私がシャワーで洗って、病院へ連れて行った)、ケアマネと相談して、一度、父をショートステイにしばらく滞在させて、よく観察してもらい(衛生管理を含む)、在宅でのサポート態勢の再構築が必要だということになりました。
本当は、医療と介護がきちんと連携できていれば、尿道カテーテルを入れるにあたって、それができる条件があるのか、なければどのようなサポート態勢があればできるのか、等、十分に連絡、連携をした上で、やって欲しかったと思います。
医療的には正しい判断だとしても、それを安全に衛生的に(感染を起こさないような態勢できるのか)、家庭環境や本人の認知症の状況、主介護者がそれを支えられるのか、評価した上で、やれたら良かったと思うのですが・・・
これからしばらくこの問題に取り組まねばなりません。

yokoさんのお父様の経験談、とても参考になりました。
ありがとうございます。
また、いろいろ教えてください。

No title

こんばんは
お父様大変な事になりましたね。
留置カテーテルについてはyoko様が詳しく書かれていますので私もとても参考になりました。
我が家ではカテーテルの心配は今はありませんがやはり認知症だったお舅さんが膀胱の手術をしたときにカテーテルを入れた時、付き添いをしましたがベッドに立ち上がって私にそれを取ってくれと言っていくら言っても分かってもらえず困った事を思い出しました。その時はまだ入院中でしたので看護婦さんにお任せ。すぐに取れたと思いますので心配は無くなりました。
認知症になると、言っても理解出来ず、忘れてしまうので本人も周りの人も大変ですよね。
自分で行動できるお父様は余計な?物をつけられて御自分でもどうしたら良いのか歯がゆい思いのことと思います。
もっと良い方法は無いのでしょうね・・・・

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mjijiさん

お舅さんで経験されましたか。
そうなんですよね、認知症の人にいくら言っても理解してくれないわけですから。
でも、手術後の一時的な留置だったようで、良かったです。

うちの父は、おそらくずっとつけていることが必要なのではないかと思います。


医師は、自分の専門分野の病気のところだけを見て治療方針を立てるけれども、その人間全体を見て、その治療が果たして可能なのかどうかを一緒に考えて欲しいです。

やっぱり認知症の人の日々の医療は、介護サービスと連携できて、生活全体を一緒に考えてくれるような医師に担ってもらいたいものです。

yokoさん

再度のコメントをありがとうございます。いろいろ参考になりました。

おしっこがでなくなる理由はいろいろあるのですね。
うちの父は、前立腺癌の治療(保存療法)中なので、その影響があるのかもしれませんね。もちろん脳梗塞による認知症があるので、それも作用しているかもしれません。抗精神病薬の服用はありません。

おしっこが出やすくする薬は、以前から2種類(ユリーフとウリトス)服用しているのですが、それもあまり効いていないということなのか・・・でも、膀胱留置カテーテルになっても、薬の服用は継続です。

今後の見通しについて、もうちょっときちんと医師と話をしたいと思いますが、カテーテルの交換は近医でやってもらうことにしたので、予約は3ヶ月後です。

膀胱瘻について、ありがとうございました。うちの父についても、いずれはそうしなければならないかも・・・と覚悟しました。

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Author:アワキビ
夫と2人暮らし。
子どもはいません。
2人と猫2匹の家族です。

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