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若年認知症の会への参加

日曜日に若年認知症の会に参加しました。
会場に着くと、あちこちで「ご主人は?」と声を掛けられました。
前回初めて出席した時に、夫を同行したので、
皆さん覚えていてくださったようです。

夫は退院したばかりで体力もまだ十分に回復しておらず、
また、体温調節が難しいため、移動中の外気温の蒸し暑さで
体温が上がってしまいます。なので、
今回は小規模多機能居宅介護センターへ1泊させました。

でも、暑い中、何人ものご本人の出席がありました。
大変だけど、頑張って居ますね、皆さん。
本人のつどいでは、スイカ割りとかをやっていたようで、
涼しくなったら、夫を連れて参加したいと思いました。

家族の集いの方では、専門家の方に、日頃、疑問に思っていることを
質問するという企画でした。
いつもブログを拝見している方々と、初めてお目にかかり、
一緒のテーブルでお話しすることができ、良かったです。

入会に際して、世話人さんを通して、家族会員としての入会が
可能かどうか確認してOKをもらっていますが、
うちの夫は「若年認知症」のカテゴリーには入らないので、
一匹だけ毛色の違う猫が混じっているような感じではあります。

「若年認知症」のカテゴリーにはいらなくても、
認知症が進行していく過程で直面する課題には共通するものがあり、
「若年認知症」の方々とそのご家族の発信に共感し学ぶことが多いです。
そういうわけで、厚かましくも、参加させていただくことになった次第。

今回は二次会へも参加。
ここでもいろいろな方々のお話を聞くことができました。
ご本人と遠くから参加されていらっしゃる方々も。
涼しくなったら夫を連れて、また参加したいと思います。

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小規模多機能へ夫とともに1泊

家族会に参加し2次会まで参加するつもりだったので、
夫には、昼ご飯から、小規模多機能居宅介護センターへ行ってもらい、
おやつ、夕食、そして1泊してもらうことにしました。

そして、私も夫と共に小規模多機能へ一泊しました。
2次会が終わって、小規模多機能へ着いたのは、午後8時過ぎ。
既に鍵は閉まっていますが、暗証番号でドアを開けて中に入ります。

夫は一人、フロアーのテレビの前のソファで座っていました。
夜勤と遅番のスタッフ2名が居ました。
宿泊の定員は一日5名ですが、
その日の宿泊者は、私たち以外は2名だけで、
その方々は既に自室で休んでいました。

私は夫と同じ個室へベッドを入れてもらって泊まります。
夫の宿泊料は3000円、私はベッドレンタル料として2000円。
ベッドを二つ入れると、部屋はいっぱいいっぱいですが・・・
私の分の食事も同じものを実費で頼めます。
(尚、通い利用の時も、夫と一緒に食べたければ、
 私の分の食事を頼むことができます。)

夕食は6時からで、夫は既に歯磨きも終わり、
夕食後の服薬も済んでいました。
その日は、昼間は、布パンツにパッドだけにしていたので、
2ウェイパンツ(リハパンとテープオムツの合体したようなもの)に履き替え、
パッドで三角巻きにしてから、夫をベッドに寝かせました。
夜中の0時頃までには、トイレに起きるだろうと予測して、
軽めの装備です。

夫は睡眠時無呼吸症候群があり、寝る時にはASV(CPAPPと似ていますが、若干機能が違います)という呼吸器のマスクを付けて寝ます。
この管理がなかなか難しくて、夫は調子が悪いと、マスクを外してしまいます。
マスクを外すマジックテープの「ベリ、ベリッ」という音がすると、
どんなに眠っていても、私は、はっとして目が覚めます。
マスクが外れると、まもなく、大音量の警告音が鳴るからです。
この警告音を聞きたくなくて、「ベリ、ベリッ」という音がすると、
すぐに目が覚めるようになってしまいました。
夫がマスクを外す時は、たいていトイレに行きたくなった時です。
最近では、既に出てしまっていることも多いのですが、
このときに、起き上がれる時は、トイレまで連れて行って、
おしっこをさせ、そこでパッド等を交換します。
その後、再度、呼吸器を装着するのですが、
どうしたわけか、その後、しばらくするとまたマスクを外してしまうことがあります。
たぶんよく眠れない時に、マスクが気になって外してしまうのだと思います。
夜中の2時、3時に何度も、マスクを外し「ベリベリッ」という音がすると、
私も眠いさなかなので、だんだん不機嫌になって、「もうどうにでもなれ!」
と、マスクを外したままにして寝かせることもあります。
マスクを外したからといって、完全に呼吸が止まってしまうわけではありません。
呼吸が止まって、体内のCO2濃度がある程度上がると、呼吸は再開します。
ただ、呼吸が止まって再開する際には、血圧が大きく変動し、
心臓や脳がダメージを受けるので、できるだけ避けたいわけです。
なので、夫がぐっすり眠ったかな~という頃合いを見計らって、
再び、マスクを装着したりしています。
そういうふうに、細かく呼吸器のマスクをつけたり、外したり・・・
といった操作を、小規模のスタッフにお願いするのは難しいかなあと思い、
なかなか夫を一人で泊まらせることができません。

夜勤のスタッフは、夜8時頃から、フロアやトイレ、洗面所の掃除をし、
利用者の歯ブラシ・歯磨き粉・コップなどの消毒をし、
泊まりの人の洗濯をしたり(干したり)しています。
小規模多機能では、介護スタッフが施設内の掃除もしているのですね。

私は、ベッドの上でうつらうつらしながらテレビを見て、
10時には消灯して寝ました。

ふっと目が覚めたら、午前2時半頃でした。
あれ? 夫は全然起きていないけれども、大丈夫かな?
触ってみると、夫のTシャツもズボンも、防水シーツも濡れています。
あちゃ~、このままでは風邪ひいてしまう。
夜勤のスタッフに声をかけて、
着替えを手伝ってもらいました。
濡れた服は、スタッフが洗って干してくれました。
新しい防水シーツも敷いてくれました。
介護を手伝ってくれる人があると本当に楽だなあ、助かるなあと思います。

でも、私は午前2時半に起きた後、なんだか眠れなくて、
ずっとうつらうつらあれこれ考えていました。
日が昇る頃になって眠くなり、ようやく午前8時前に
「ひよっこ」を見るために、起きました。

夫をトイレに連れて行くと、フロアでは、
一人は朝食を終えており、通いの利用者さんが一人来ていました。
もう一人の宿泊者は、気分が悪いと言って、まだ寝ていました。
夫と一緒に朝食を食べました。
私の分はピーナッツを塗ったパンでしたが、
夫の分はパン粥になっていて、やわらかくて食べやすかったようです。
それに野菜スープ(夫にはとろみをつけて)と
ゆでたブロッコリーとカリフラワーと炒り玉子でした。

そして泊まり明けの日はランチ会です。
午前中から、利用者さんにも手伝ってもらって
バイキング形式のランチの準備をします。
メニューは:
  やきそば(キャベツ肉)
  おにぎり(鮭、昆布、青菜)
  冷やしソーメン
  ウインナー
  鶏唐揚げ
  フライドポテト
  焼き餃子
  だし巻き玉子
  サラダ(レタス、キュウリ、トマト、スイートコーン)
  ヨーグルト(果物入り)
  ゼリー(果物入り)
  ジュース類
なんだか、若い人向けのメニューみたいですがねぇ~。
利用者の皆さん、80~90歳代の方々なのですが・・・

夫は、私と一緒に、おにぎり(型抜き式)をつくったり、
ウィンナーを鉄板で焼いたりして、ほんのちょっとですが、
手伝いました。
他の利用者さんも、できる人は、キャベツをちぎったり、なんだり
できることを手伝いました。
あとは冷凍品を切ったり、焼いたりするだけでしたけれどもね。

一人一人に手作りの食券が配られ、
バイキングのように並べられたお料理を見て、
食べたいものを食券で交換してもらいました。

う~ん、皆さん、あんまり食指が動かないようで、たくさん余ったようです。
人手が足りないので、ランチ会の食事の準備は簡単な冷凍食品になるのは
仕方がないことではありますが、もう少し食事内容に工夫が必要です。
残ったものはあとでスタッフのお腹に入ったのでしょうか・・・
夫がまったく手を付けなかった焼きそばは、私が全部片付けました。

最後にビンゴゲームがありました。
夫は、ビンゴカードの数字の書かれている穴を開けるという動作がうまくできなかったです。
夫はビンゴでコーンスープ缶があたりました。

炭水化物ばかりの食事をした後は、とても眠くなりました~。
昨夜、夫のオムツを替えた後、寝付けなくなったことも原因のひとつですが。

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入院前の日常に戻りつつあります

レンタルの介護用ベッドとベッドサイドテーブル、スロープを
7月末で、レンタル会社に返却しました。
入院前と同じように、現在、夫は布団で寝起きをしています。
やわらかい布団の上で立ち上がるのは、危ないので、
夜中にトイレに立つとき等は、必ず、支えて立たせています。

けれども、今朝は、なかなか起きない夫を寝かせたまま
2階の台所で朝食の用意をしていると、1階で物音がしました。
1階へ下りてみると、夫がトイレに入るところでした。
夫は一人で布団の上で、寝返りをして、四つん這いになり、
それから布団のすぐ横に置いた背の低い棚に手を掛けて、
立ち上がり、布団の上を歩き、ドアノブに手を掛け、
トイレまで数歩、歩いて出てきていたのです。

歩行については、外を歩くのはまだまだですが、
室内は、階段は手すりをつかって一人で上り下りしています。
トイレに立つときは、私が手引きをして歩かせていますが、
それは、早くしないと間に合わないからです。
急いでトイレに連れて行き、ズボンとリハパンを脱がせても、
便座に座る前におしっこが出始めてしまっていることがほとんど・・・
これが目下の悩みの種。
夫がトイレに行きたいと思ってから、トイレに行ったのでは、間に合わない。
トイレに行く頻度は1時間に1回程度と、かなり頻繁に行っているのだが・・・

食事の準備も、簡単なことを、すこ~し、手伝ってもらうようにしています。
夫は立っているのも不安定なので、料理をするために立ち続けることもリハビリの一つ。
でも、すぐ疲れてしまうので、ちょっとやっては、
「はい、ご苦労さん、休んでね~」と、椅子に腰掛けて休ませながらです。

IMG_0306 (2) 

今日は餃子の餡を包んでもらいました。
テレビで見た餃子のレシピ、ふわふわ餃子。
 鶏肉150g、はんぺん1枚、青ネギ50g
材料はこれだけで、ただ混ぜるだけ。
はんぺんが小さくなるまでよく混ぜます。
はんぺんに塩味がついているので、塩こしょうもなしです。
 レシピでは、餃子の皮20枚になっているけれども、
買ってあった鶏肉は約200g。餃子の皮は30枚でつくりました。
 餃子の皮に、餡を30個分、だいたい等分に置くのは私が担当し、
夫が餡を包むのを担当しました。
 まあ、餡の包み方は適当でも大丈夫ですから。
 皮の周りに水をつけて、好きなように包んでもらいました。
 多少、餡がはみ出ていても、目をつぶります。
 全然OKで~す。
 餃子を焼くのって難しいですよね。
 良いフライパンが必要なのかなあ。
 いつも皮がくっついてしまってぼろぼろになってしまう。
 でも、今回はゆで餃子ですから簡単です。
 30個を2回にわけてゆでました。
 お醤油とお酢、それにラー油を入れて、
 餃子につけて食べました。

 簡単で、美味しい \(^o^)/
 夫もぱくぱく食べました。
 この餃子はやわらかくて食べやすく、
 頬を膨らませてためてしまうことはありませんでした。

 餃子をゆでたお湯は、鶏肉の出汁が出ていてもったいないので、
 わかめと青ネギを入れて、塩・醤油・胡椒を入れてスープに。
 こちらのわかめスープのほうですが、夫には食べずらかったようで・・・
 食べ終わった後、しばらくしてから、夫が咳をして痰を吐き出したら、
 わかめがたくさん出てきました (T_T)
   ちょっとショックでした。
 わかめが喉から食道へ下りずに、喉の奥に残っていたようです。
 わかめや海苔などのぺらぺらしたものも嚥下がしにくいのですね。
 知識として読んではいたけれども、あらためて実感した次第。

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父の巻き爪、低たんぱく食

実家の私の両親宅は、我が家から電車で約1時間の隣県にある。
父のケアマネさんは、我が両親と1ヶ月に一度の面談の後、
必ずFAXか、詳しく話したいときは電話で、ご報告がある。

私も頻繁に母には電話をして様子を確認してはいるのだが、
ケアマネさんは、とりわけ糖尿病+糖尿病性腎症の父の健康状態について、
定期的に行われる採血結果の数値を踏まえて、客観的に状況を報告してくれる。

そのケアマネさんから、1ヶ月前、父の足の両親指の巻き爪についてFAXがあった。
父の通っているデイサービスから、父の巻き爪が伸びてきているので、
病院で切ってもらって欲しいとの連絡があった。
デイサービスに看護師さんも勤務しているが、爪は切ってくれないらしい。
そこで、母は、爪を切ってもらおうと、
かかりつけの総合病院の皮膚科に父を連れて行ったところ、
以前巻き爪にワイヤーをしてくれた担当医が異動になり、別の医師に変わった途端、
「爪を切るためだけにわざわざ受診する必要はない」と言われてしまい、
爪を切ってもらうことができなかったと言う。

父は糖尿病なので、足のケアには十分に気をつけなければならない。
事実、父の姉(既に死亡)は、晩年、糖尿病性の壊疽で両足を切断しているのだ。
そのため、一昨年、父が糖尿病が悪化して入院して、
血糖と腎症を悪化させたいための低タンパク食指導を受けた時に、
併せて、同病院の眼科(糖尿病性網膜症)と皮膚科(フットケア)にも
受診して、定期的に診てもらうことになったのに・・・・

巻き爪治療は、保険外診療であり、皮膚科の医師によっては、
「そういうのは自分はやらない」ということなのだろうか?
皮膚科の医師には、「糖尿病だから皮膚科にかかって足を診ている」ということを
もっと強く言わねばならないんじゃないか?と思ってケアマネさんとも話したが、
おそらく、母は医師に言い返せるだけの力はないのだろう。

仕方が無いので、母は自分で父の巻き爪を切ったそうだが・・・
ケアマネさんが、父の足の親指を確認したところ、
一応は切れていたようだが、歩かせてみると、父は
「歩くと足の指の痛い」と言っていた・・・と。
どこか、巻き爪を診てケアしてくれる病院を探したほうがよいのでは?
という話だった。

そこで「巻き爪」で検索してみたところ、見つけたのが「巻き爪ロボ」。
これを使えば、病院へ行かなくても、自分でできるんじゃないか?
さっそく取り寄せ試してみた。

お湯の中に20分ほど足を浸けてから、巻き爪ロボを使ってみる。
下の写真は、3回目の巻き爪ロボ開始時の状態。
写真の左側の爪の下あたりに少し赤くなっているのは、
爪が食い込んでいた痕だ。


巻き爪の端にロボの両端のフックをひっかけてお湯に浸け更に20分。
両方の爪の端が皮膚から離れてだいぶ浮いているのがわかるだろうか?
写真左側の爪の端はだいぶ平らになっている。
右側の爪の端は厚くなって巻きが強いため、これくらいまで。
これ以上、無理に平らにしようとすると爪が割れてしまう。
既に真ん中あたりの爪が少し割れかけているので、ここで止める。

IMG_0322.jpg 

この状態にして、ドライヤーで20分、しっかり乾かす。
それから、巻き爪ロボを外して、
爪が元のように巻いてしまわないように、
爪に専用のワイヤーやクリップをつけたりしsて
そして、爪の端が再び皮膚に食い込まないように
テーピングをして終わり。爪の端に綿を詰めてもよい。

こうしても、しばらくすると再び巻いてしまう。
ほとんど歩かないので、爪に圧力がかからないからなあ・・・
でも、巻き爪ロボをすると、皮膚に食い込んでいた爪が浮くので、
その状態で爪を切るようにすればよい。
必ずスクエアカット・・・四角に切ること。
わざわざ、病院へ行かなくても良いのだ。
その代わり、私が行って、これをやらないとならない。
母は「こんな細かいこと、とても、できないわ~」・・・と。
両足をやると2時間半ぐらいかかる。

私だって、一々、眼鏡を取らないと(老眼なので)、見えない。
でも、これはね・・・私のツボにはまりました。
おもしろいです~。

さて、この巻き爪ロボでケアをする日を
父のケアマネさんの月イチの訪問日に合わせて、
ケアマネさんと両親の面談に同席。
父の採血の結果、腎臓の機能が悪化していることが判明。
一昨年の退院時の数値よりも、ざっと2倍ぐらい悪い。

母の話を聞いてみると、
どうやら低タンパクご飯や低タンパクパンを
最近は使っていないらしい。

「だって、五穀米とか、いいんでしょう?」と母。
いや、一般的に良いと言われているご飯でも、
父にとってはタンパク質が多すぎてダメなんだよ~。
一般に身体に良さそうな食品とかは、どんなによくても
父にはタンパク質過剰になってしまう恐れがある。

父が、病院から指示されているのは、
一日あたり1600キロカロリー、タンパク質40gまで。
タンパク質が多すぎると、父の腎臓に負担がかかって腎機能を悪化させ、
身体がむくんだり、尿毒症になってしまう。
これ以上、腎機能を悪化させないためには、タンパク質40gを
守らなければならない。
けれども、このタンパク質40gって、結構、厳しいのだ。

父は週に5日間、デイサービスに通って、昼食とおやつを摂っている。
デイサービスの昼食とおやつを、父はいつも完食している。
そこで、デイサービスの昼食とおやつの1週間のメニューをもとに
平均を計算するとタンパク質は約20gだった。

このデイサービスの昼食とおやつを完食すること前提にすると、
朝食と夕食で摂ってよいタンパク質量は、残りの20g。

食事のタンパク質量を、腎臓病食の換算の本を参照しながら、
母に計算させて用意させるのは、まず、無理。
そこで、夕食は、冷凍の低タンパクおかず食を通販で購入。
この低タンパクおかず食のタンパク質の平均は10gになっている。
普通のご飯は、小さいご飯茶碗1杯で、タンパク質は約3g。
もし、夕食で13g使ってしまうと、朝食では7gしか使えない。
玉子1個食べてしまえば、それだけで終わってしまう。
納豆1パックでも終わり。
パンは8枚切りのパンの1/3でタンパク質3gぐらいになってしまう。

だから、朝食にご飯やパンに、おかずをプラスして食べたければ、
低タンパクご飯や低タンパクパン(1食分のタンパク質0.025g~0.9gぐらい)を
利用せざるを得ない。

これがあんまり美味しくはないようなのだ。
父は低タンパクごはんや低タンパクパンだとあまり食が進まない。
そうすると、母は心配になって、普通のご飯を食べさせてしまうのだと思う。
普通のご飯を食べてもいいけれども、その場合は、おかずを減らさねばならなくなってしまう。

それから、タンパク質は減らしても、総カロリーは減らしてはいけない。
カロリーが足りないと、身体は、筋肉を分解してカロリーに充ててしまうのだ。
タンパク質の摂取量を減らした上に、身体の筋肉までどんどん減っては元も子もない。
カロリーアップのために、油分で補うようにしないと行けないのだ。
例えば、野菜を油で炒めたり・・・

世の中、高齢者の低栄養を避けるために、タンパク質の豊富な食事を勧めている。
そういう情報番組を見た母は、どうしても、あれこれ食べさせたくなるのだ。
その気持ちは本当によくわかるけれども、
このまま好き放題に食べさせていては、透析が必要になってしまう。
そうはさせたくない。
ここで何とか踏みとどまらないといけないのだ。

低タンパクご飯を再度注文するようにして、
基本的にはこれをちゃんと食べていくようにする。
夕食は、低たんぱくおかず(冷凍品)と低タンパクご飯を食べる。
朝食は、低タンパクご飯に、納豆半パック、玉子半個に、野菜のおかず等。
母が買っているフリーズドライの味噌汁はタンパク質2gと記載されている。

あとはケアマネが言うには、
それでもきっと、食べ過ぎてしまうでしょう。
残念ながら今通っているデイサービスでは、腎臓病食の対応はしていない。
とりあえずは、ご飯の量を普通盛りではなく、2/3ぐらいに減らすように
やってみましょう・・・・ということになった。

私が電話ででも、「今朝は何をどれくらい食べたか?」と
フォローしないといけないのかもしれない。
せめてそれくらいはやらないといけない。

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猫にライバル視される夫

蒸し暑い。
8月に入ってから、このところずっと雨だ。
洗濯物を太陽に当てて干せない・・・
室内干しだと、アイロンをかけてからでないと
どうしても臭う。
または、漂白剤に浸けてから・・・
一手間が必要だ。

先日、夫が餃子を包むのをやっている写真と記事を載せた。
シマウマさんから、
 うちの夫はお手伝いができません。
 たぶん、そのまま食べようとするのでキケンです(>_<)
というコメントをいただいたが、
その後、再び餃子を作った時に、また、夫にやらせようとしたら、
生肉の入った餃子を包もう・・・と、していたことを忘れたのか、
そのまま口の中へ、がばっ・・・
危ういところで、夫の手から取り上げた。
「なに、やっているの。このままでは食べられないよ。
 生なんだから。食べるんじゃなくて、包んで・・・って言ったんだよ。
 はい、もう一度・・・」
夫は掌に、餡の載った餃子の皮を、どうしたらよいかわからないよう。
この間は、自分から餃子の皮の端に水をつけて包んでいたのに、
今日はできない。
そして、再び、生のままの餃子を、口に入れようとしたので、
夫の手をパシッと叩いた。
夫は驚いたようにこちらを見る。
「だ・か・ら! これは生だから食べられないの!
 さっき言ったじゃない。」
すると、夫は、
「そうだ。なんでボクは食べようとしたんだろう? ボクが悪い」
等と言う。

今朝も、ヨーグルトを食べ終わった器に、
夫は、鼻をかんだティシューペーパーを丸めて置いているのを目の端でに見えた。
私は、空いた器でも、使ったティシューペーパーは入れて欲しくない。
ティシューペーパーはゴミ箱に捨ててねって、いつも言っているのに・・・
等と思いながら、もう一度、夫を見ると、
ティシューペーパーを口の中に入れて、もぐもぐもぐもぐ・・・・
すぐに、夫の口の中に手を入れて、ティシューペーパーを取り出した。
おそらく、夫は、自分が使ったティシューペーパーを、器の中に入れたことを忘れ、ふと器を見ると、白いふわふわしたものがあったので、
「まだ美味しそうなふわふわした食べ物が残っている」と思って、
口に入れたのだろうと思う。
以前にも何度かティシューペーパーを食べ物と思ってもぐもぐしているのを見つけて、吐き出させたことがある。

夫がなんだかウロウロして、洗面所のドアを開けたり、
階段を上に行ったり、下に下りたり・・・
私は家事をやっている最中だったので、
放っておいたら、玄関のドアをガラガラあける音がする。
これは、さすがに見に行かないと・・・・
階段を下りると、夫が玄関に居る。
玄関横の部屋には、見慣れぬバスマットが2枚。
お隣さんが外に干していたマットを持って来てしまったらしい。
「ああ! もう、これはお隣のでしょ! 持って来てはダメだよ。」
と慌てて、バスマットが干してあったと思われる場所に戻す。
そして、ふと、予感がしたのか、玄関前のトイレのドアを開けて中を見た。
すると、排便した痕跡が・・・
(ノ_<)いや、流してなかったからわかったのだけど(最近、流し方がわからない)。
・・・と、一応、お尻がちゃんと拭けているか確認しよう。
夫をトイレの中に呼び入れ、ズボンとリハパンを下ろさせた。
・・・いや、もう拭けているかどうかとか、そういうレベルじゃなくて、
ソフトボール大に丸まった  がゴロンとリハパンの中に入っていた。
そのボールが転がり出ないように、そおっと、そおっと、脱がしてから、
便器の中にボールを捨てた。

あぁ、一応は、トイレには行くことができていたのだ。
だけど、その後、素早くズボンやパンツを下ろして・・・
という風に頭が回らない、身体が動かないのだろうなあ。
トイレのドアを開けてから、しばし、戸惑って突っ立っている夫を
よく見かけるから。

私が、夫のトイレのお世話をしていると、
決まって、猫のモカがやって来る。
トイレの前にしゃがんでいる私の肩に前足を掛け、
ニャ~と赤ちゃん声で鳴きながら、背中に抱きついてくる。
「ママ、ママ! モカちゃんも見て!
 パパのお世話ばっかりしてないで、
 モカちゃんのお世話もしてよ!」

朝、布団にまだ横になったままの夫に、
ゼリー飲料に混ぜた薬をスプーンで飲ませていると、
これを見たモカ猫が、また、走ってきて、
「ママ、ママ! モカちゃんにも!
 モカちゃんにも、おっぱいちょうだい!」
と赤ちゃん声になってせがんで来る。
だっこしてやると、よだれをだらだらたらしながら、
私の耳たぶをチューチュー吸う。

猫のモカから見たら、夫は、自分と同列のきょうだい猫、こどもの猫。
「ママ猫が、きょうだい猫ばかりを可愛がって、餌をやって、抜け駆けされた!」と思い
「ママ~、モカちゃんも、お世話してちょうだい、おっぱいちょうだい」
と必死にアピールしてくる。
猫にライバル視されているんだね、夫は。

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「ボク」「消える」

今日も朝から一日雨だ。
気温は高くはないが、湿度が高く不快指数100%。
気圧のせいか、夫は「めまいがする~、ふらふらする」と訴え、
私まで、めまい、右肩の痛み、右手首の痛み(これは1ヶ月前からだけど)で
元気が出ず、夫と一緒にゴロゴロ横になっている一日だった。

夕方、夕食のために買い物に行こうかと着替えて準備をしたが、
外の雨が急に激しくなってきたので、無理して行くのは止めた。
今あるもので、やりくりすれば、なんとかなる。

夕食の準備を始めようと動き出すと、
夫も、台所へ来て、既に洗って干してあるお皿を、
また水道の水をジャージャー出して洗ったり、
あいているやかんなどに水をいっぱいに入れたり、
してくれるが、私は嬉しくない。
  余計なことをしてくれるな!
  そんなことしなくていいよ。
  水を無駄にしているだけだし、
  ほら、ほら、エプロンしないで水をジャージャーやるから、
  Tシャツのお腹が水でびしょ濡れでしょ?
  あ~、下着のお腹までびちょびちょで冷たくなってる~。

「あ~、もう~ ヽ(`ω´*)ノ彡☆ 
 余計なこと、しないでよ!
 な~んにも、しなくていいから!
 もう、あそこの椅子で座っていてね。
 座って、ご飯できるまで待っていてください!」

そしたら、夫はね、こう言ったんです。
夫は手話で話すので、2つの手話の単語で。

  「ボク」「消える」
   (手話の意味としては「フェイド・アウト」に近いニュアンス)

胸を突かれた。
私って、ひどいことを言ったんだ。

さて、この手話をどう日本語に翻訳したらよいでしょうか?

「ボク、消えた方がいい?」
「ボクという存在が、だんだん小さくなって、なくなっちゃうね」
「ボク、いないほうがいいんだね」
「ボクが居る意味ないね」

そんなふうに、思っていないよ!
ずっと、ずっと、一緒に居て欲しいんだよ!

せっかく、夫の体調が回復して、元気になって、
  家のことを、自分にできることを、やろうという意欲を見せているのに・・・
私には、夫のやることなすこと、すべてが
「余計なことをやってくれてる~ヽ(`ω´*)ノ彡☆」
になってしまう。 
夫には「私のお膳立てをした範囲でのみ、手伝ってもらいたい」。

 なんかな~ 
 私のこういう考え方、どこか間違っているのかな?
 認知症の人の意思を尊重するって、どういうふうなことなのかな?
 私がやっているのは、自分の思うとおりに夫を動かしたいだけ?

本人のやりたいという意欲を潰さず、大事にしないと、
でも、現実に生活をまわしていかなければならないし、
その折り合いのつけかたの問題なのかな。

水を余計にジャージャー使ってしまうぐらいのことで
   (「あ~、もったいない」けど・・・)
そういうことに、めくじらを立てないようにしたら・・・
もっと、鷹揚に構えられたら、いいのかな?

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わかっちゃいるけど、残念なこと。あきらめが肝心

今日も今日とて・・・残念なこと。

「ねぇ、ね・・・キミ、名前、なんていうの?」
・・・パシッ! (わかっちゃいるけど、許せない私)
「アゥ・・・あ、あ、わかった、Fさんだよね?」
他の女と間違えるなんて、余計悪いわ (*`へ´*)
夫が言うのは決まって幼なじみの女性の名前。
(日によって違う名前を言うが、夫の幼馴染みはほぼ全員知っている私である。)
「あんたはね~、ン十年、毎日24時間一緒におる妻の名前もわかんないのかぁ?」
えっ、妻? そうだったのぉ?という表情の夫。
そういう残念な病気だって、
わかっちゃいるけど、
嫌みの一つも言いたくなる。

♪。゚o。(★・ω・)人(・ω・★)。o゚。♪。゚o。(★・ω・)人(・ω・★)。o゚。♪

「小便たまった、お手洗いに行く」と夫が言うので、
トイレまで一緒について行って、便座に座らせる。
・・・・
しばらく待つが、出ない。
でも、寝る前にトイレに行っておいて欲しいから、
もうちょっと辛抱して、便座に座らせたまま、見守る。
・・・
と、夫
「お手洗いに行きたい!」
と立ち上がろうとする 
「だ・か・ら、いま、お手洗いに居ます!
 はい、ここで、おしっこして~」
「えっ? そうなの? ここ? あっ、そうか?」
・・・
その後、しばらく待って、ようやく出た~。

♪。゚o。(★・ω・)人(・ω・★)。o゚。♪。゚o。(★・ω・)人(・ω・★)。o゚。♪

リアルな夢を見た。
どこか外の集会所のようなところのトイレに
夫を連れて行こうとして、
途中で間に合わず、廊下に  がぶち撒かれてしまった~
それを私が必死になって片付けている夢。

実際に、外出先で、ここまでの悲惨な経験はしてはいないが、
私の記憶の中に・・・
以前、官庁街である、地下鉄の霞ヶ関駅の通路の真ん中ぶ
黄金色に輝く      がボトボトと落ちていて、
駅員さんが、血相を変えて走っていて・・・
という衝撃的な場面を目撃したことがある。
なんで? こんなことが、とても起こりそうもない
官庁街の霞ヶ関の駅で、いったい何が起こったのだ~???

その時の衝撃の映像が頭の中に焼き付いていて、
私の脳が勝手に、このリアルな夢を合成したらしい。
・・・トラウマになっているのか?

♪。゚o。(★・ω・)人(・ω・★)。o゚。♪。゚o。(★・ω・)人(・ω・★)。o゚。♪

人混みの中、知らない建物の中を、
夫を連れて歩いている。
誰かと私が話をしているうちに、
夫を見失った。
しまった! どこにいった?
こんな知らない場所で、この人混みの中で、
どうしよう? 見つけられるのか?
・・・ふと、「あっ、これは夢なんだ」と我に返った。
手を伸ばすと、寝ている夫に触れた。
「ああ、良かった~。隣に居る。
 もう探さなくていいんだ~。よかったぁ!」

夫を見失って、探し回る夢をよく見る私。
今、夫は、人混みの中をどんどん歩くなんてことはできなくなったので、
こんなことは起ころうはずもないのに・・・
わざわざ夢の中でまで苦労しなくてよかろうに・・・

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時には、あきらめずに、工夫して再チャレンジもする

今日のランチは近所の焼き肉屋さんへ行きました。
焼き肉定食は、こんなふうにお弁当箱に入っています。

IMG_0338.jpg

↑左上の肉は、生肉です。
夫は間違いなく(間違って)生肉をそのまま食べようとしますから、
まずは、夫の弁当箱の中から、生肉を全部私の弁当箱のほうに移します。

IMG_0337.jpg 

夫の前の弁当箱から、肉が消えています↑
 「あれ? ボクの肉がないよ~?」
 「大丈夫。ちゃんと焼いてあげますからね。」
焼き肉を二人で焼きながら食べる時は、
普通は向かい合って食べると思いますが、
私たちは横に並んで食べます。
夫の食事の介助をするためです。

今日は「秘密兵器」を家から持って来たんですよ~↓

IMG_0339.jpg    IMG_0340.jpg 

焼いた肉の一片はこれぐらいの大きさです。↑
先日、ここに食べに来た時、夫はこの大きさ↑の肉がかみ切れなくて、
くちゃくちゃくちゃくちゃ・・・
10分ぐらいくちゃくちゃした末に、結局、吐き出しました 
もう焼き肉を食べるのは無理になったのかな~?
焼いた後の肉を、箸でちいさくちぎってやると、食べられました。

そこで、今回は「秘密兵器=キッチンばさみ」を持参しました。
一切れの肉をきっちんばさみで3片ほどに切り分けます。
すると、肉を口にため込むことなく、ちゃんと食べられました。
ついでに、小松菜や大豆もやしのナムルも繊維が長くて、
夫には食べにくいので、これらもチョッキン、チョッキン。
こうして、無事、美味しく焼き肉定食を完食。やったぁ~ 

焼き肉屋さんまで、我が家からは400メートルぐらい。
以前は夫と一緒に歩いて行くことができていた。
また、夫に歩かせたい。
でも、この6月に入院する前頃から今までの2ヶ月近く、
ほとんど外を歩いていないから、ちょっと無理そう。
そこで、ウォーカー(手押し車)を利用。
案の定、ヨタヨタ、ちょっと歩いては、
「ダメだ。疲れた~。身体が弱くなちゃった~」と歩けない。
片道400メートルを5回ほど休憩。
ウォーカーに座らせて↓

IMG_0333.jpg 

これは別の日に撮った夫がウォーカーを使っている様子。

IMG_0330.jpg

両手をまっすぐに伸ばして力が入ってしまっているのがわかりますか?
この後、さらに歩いて行くと、だんだん前のめりになってきて、
私が押さえていないと、コントロールを失って、スピードアップし、
前のめりに転んでしまいそうです。
「腕を脇に引きつけて、力を入れずに、お尻で(腹で)歩くんだよ」と、
何度も伝えますが、どうしても、そういうふうには歩けないのです。
なんでこんな簡単なことができないのか・・・と思いますが、
どうしても「ウォーカーのすぐ後ろをついて歩く」ということができません。
パーキンソン症状の中の「すくみ足」が出ているのだと思います。

ウォーカーを使ったら、少しは歩きやすくなるかな?と思ったのに、
やっぱりダメでした。
もっぱら、歩き疲れた時の「動く休憩用椅子」として使うしかないなあ (。´・(ェ)・)

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遺産分割協議書への署名と贈与手続き

今日、司法書士さんが来宅した。
夫は、亡母(21年前死亡)の未分割だった建物持ち分の遺産分割協議書に署名をした。
 夫は、自分の法定相続分全部を末妹(三女)に譲渡し、相続分はゼロとする内容。
さらに、同じ借家の夫名義(亡父からの相続分)の持ち分も末妹(三女)に贈与することに。
 なお、贈与契約書はなくても登記できるそうなので省いた。
 あとは、登記申請のための委任状にも署名。

 夫は自宅の住所を書くことができない。
 お手本があればできるかもしれないが、原則、印鑑登録証明書にある住所と同じように番地の表記まで正しく書かねばならないので、ちょっと負担が大きい。
 そこで、住所については、あらかじめ印字しておいてもらい、名前だけの署名にしてもらった。

 ちゃんと、自分の名前が書けるのか?
 司法書士さんが来る前に、夫に名前を書かせてみたら、書けた。
 実は、面談の時間帯も、午前11時にしてもらった。
 午後になると、夫は、せん妄になりやすく、自分の名前も書けなくなる恐れがあるから。
 朝の早い時刻だと、起きたばかりで、頭が働いていない。
 だから、午前11時という、夫にとっては一番頭がクリアな時間帯を選んだ。
 さて、司法書士さんの面前で、ちゃんと書けるのか?

 最初の遺産分割協議書。
 夫は、姓を書いた後、そこで筆を止めた。
 自分の名前として何を書けばよいのか、とまどっているのだ。
 「こう、こう、こうでしょ」と空書して助け船を出すと、
 幸いにもすぐに了解して、名前も書くことができた。

 実は、夫は若い頃、戸籍名とは別の通名を使っていた時代があるのだ。
 なんでも、亡母が姓名判断にこっていて、子供の名前を全部変えるようにしたのだそうだ。
 夫は今はその名前は使っていないが、記憶が20代の頃までさかのぼっているので、いざ名前を書こうとすると、「あれ? どっちかな?」と思うようだ。

   末妹のほうは、現在でも、その通名を使っている。
   でも、末妹も認知症になってしまった。
   通名と戸籍名と2つの名前があると、
   今後、名前を書くときにより混乱してしまうと思う。

この贈与については、「権利証」があれば、わざわざ司法書士さんと面談せずとも、書類を郵送でやりとりするだけで済んだのだが、この「権利証」がどこにも見当たらない。
実家の「権利証」は、おそらく実家に保管してあるはずだが、その実家に住んでいる末妹に金庫の中を探してもらっても、見つからないのだ。

「権利証」がない場合、所有権の移転登記を委任する司法書士さんと面談して、「所有者本人に間違いないことを確認しました」という書類を司法書士さんに作成してもらわなければならない。

それから、本人確認書類として、パスポートか運転免許証等が必要だが、夫はこれらを持っていない。顔写真入りのマイナンバーカードも作っていない。
そこで今回は、身体障害者手帳(写真入り)と健康保険証の2つで以て、本人確認書類とした。

今回の遺産分割協議書と贈与によって、実家(建物+借地権)は、これによって残りの弟妹+亡弟の相続人の計9名の共有となり、夫の名義は消える。
今後はこの借地権を売却するということになろうが、9名もの関係者と地主側と買い手という複雑な関係を調整しなければならないのは、とても大変な手続きになる。
すんなり短期間で事が運ぶとは思えない。
その時まで悠長に待っていたら、夫は署名できなくなるかもしれない。
そうなったら、成年後見人を立てなければならなくなる。
そうした事態は絶対に避けたいのだ。
 私が成年後見制度を利用したくない理由については、
 当ブログのこちらに → 

今日、この懸案事項について一応の区切りを見た。
本当は、まだ、妹・弟たちが印鑑証明をとって署名・押印が整って、
無事登記が終わるまでは、気が抜けないのだけれども、
夫が長兄としてやるべき最低限の義務は果たし終えた、と思う。


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転倒して頭を打ち、救急車で運ばれた

夕方5時頃、私は夫を家に一人残して買い物に出掛けた。
近所の店へ30分程度の外出は、夫を一人家に残して出掛けることはいつものことだった。
ホワイトボードに「買い物に出掛けて、5時半には帰る」と書いておくのもいつものこと。
お店を2軒まわって、買い物袋を下げて自宅近くまで来ると、
我が家の前あたりで車が何台か徐行・・・止まっている?
人も何人か集まっているよう?
まさか、まさか?
近づいてみると、見覚えのあるズボンをはいた人が
道路上で横になっている。
えぇ? 夫ではないか?
どうした? 
隣家を訪問した方(私たち夫婦とも顔なじみ)も居る。
どなたか知らない方も。
話を聞くと、その通りかかった人が、夫が路上に倒れているのを発見。
119番通報したらしい。
外は暑く35度ぐらい?、路面も暑い。
夫は寝転んだままだ。
夫の上体を起こしてみると、頭の頭頂部より少し下あたりに
血がにじんでいて、ぽっこりと膨らんでいる。
どうやら頭を打ったらしい。
どうしたんだろう、なかなか救急車が来ない。
(あとでわかったが、110番通報されて、警察から救急要請だったそう)
知り合いに夫を頼んで、買い物袋を家に入れ、
衛生面とタオル、車椅子を出して、鍵を閉め、救急車を待った。
なかなか救急車が来ないので、とりあえず、二人に手伝ってもらい
車椅子に座らせて待った。
夫に聞いても、転倒したショックのせいか、要領を得ない。
「痛い?」と訊くと、「痛い」と応える。
「どこが、痛い?」と訊くと、頭のほうを指さす。
そうこうするうちに、ようやく救急車到着。
我が家の近くの大学病院へ搬送してもらった。

頭の傷は「挫創」で、血がにじんでいるが、
縫ったりる必要はない。消毒だけ。
頭の傷を見るために、ストレッチャーの夫を端座位にすると
いきなり前に倒れかかってきた。
「めまいがする」と夫が言う。

脳のヘリカルCTを撮る。
たまたま昨年7月に肺炎になった時に、
同大学病院へ救急搬送され、そのときに、
脳のCTも撮っていた。
そのときの写真を比べた結果、
1カ所、出血が疑われる箇所があり、
3時間後に再度CTを撮ることになる。
待っている間、夫はぐーぐー寝ている。
心電図や血圧計、SPO2が計れるようにしてあるが、
ずっと安静に寝ているのに、血圧が高い。
夫は降圧薬を飲んでいて、普段は110-70台ぐらいだが、
病院に来てからずっと160-85台が続いている。
安静にしているのに、血圧が高いので、心配だ。
痛いのか? それとも何か別の原因か?

3時間後に再CT。
脳外科の医師が来て、脳画像を見ながら説明。
脳室後角近くに小さな血腫があるが
最初と比べて大きくなっているということはない。
「硬膜下血腫とかにはなりませんか?」
「硬膜下血腫はもっと頭蓋の近くになります。
 これは脳室の近くなので、脳室には脳はありません。
 これによって障害が出るとは思われない。
 このまま様子を見てください。
 ただし、今後、頭痛が増大するとか、吐き気がする等が
 出た場合には、すぐに来てください。
 (頭部外傷を負った人への注意事項という紙をもらう)

その後、脳外科の医師から訪問診療医宛てに手紙を書いてもらうのを
待つ時間、夫を車椅子に座らせて、救急病棟の自動販売機で
夫に野菜ジュースと大福、私は赤飯おにぎり(めでたくないけど)とお茶を買って
食べながら、夜ご飯の変わり。
手紙ができあがったときは、もう午後11時半をまわっていた。
そのあと、病院からタクシーで帰った。

家の前の2段の階段を上がれるか心配したが、
なんとか支えながら上がれた。
すぐに1階の部屋の布団に寝かせた。
水分補給ゼリーで夜の分の薬を飲ませた。
しばらくすると夫がトイレに行きたいと言い、
布団の上から手をついて立ち上がらせると
後ろに倒れそうになり、ひやりとした。
めまいがすると言っている。
本当に大丈夫なのか、心配。

あらためて血圧を測ると、やはり168-85と高い。
食事をしていないので、もう少し、クリミールを飲ませようか?
でも寝ているので、とろみをつけよう。
2階の台所で、「まとめるこ」を使って固めていると、
下でガタンと音がする。
慌てて階下に降りてみると、夫が、
ドアのところに立ち上がっていて、よろめいている。
「ああ、あぶない! 一人で歩かないで」
また、トイレだと言う。
トイレでおしっこをさせて、布団に寝かせた。

よろめいている。
血圧が高い。
・・・・
転倒した結果なのか?
脳内に少量の出血があるせいなのか?
あるいは、よろめいて、血圧を高くしている何かが
転倒させたのか?
そもそも、脳室後角の血腫との因果関係もよくわからない。

よろめている、血圧が高い・・
心配だ。
明日、明後日の予定、来週の予定、いろいろつまっている。
どうしよう。どう調整すべきか?
いろいろ考え出したら、全然、眠れない。
私の、血圧のほうが高いみたいだ。

明日、起きて、夫の様子を観察しないと決められないのだから、
いろいろ考えて仕方が無い。
なのに、段取りをどうすべきか、何をすべきか、
考えてしまって、眠れない。
夫を一人家において出掛けるのは、短時間でも無理なのだ。
あのとき、買い物なんて出なければ良かった。
そんなに急ぎの買い物ではなかったのに。
ほんのちょっとした選択が、こんなふうなことに・・・
6月末に退院して、ようやく平穏な日々が訪れていると思っていた矢先に
これだもの。
辛いなあ、認知症。
このブログを書いたら、もう寝よう。
疲れた~、眠れますように!

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夫と2人暮らし。
子どもはいません。
2人と猫2匹の家族です。

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