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またしても血尿 (;д;)

退院後の夫の調子はまあまあ。
入院中1週間まるまる絶食だったため、胃が小さくなったせいか、食が細くなっていたので、おやつにメイバランス↓を飲んだりして補っていた。
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でも、最近はだいぶ普通の量を食べられるようになってきたので、そろそろ「お高い」メイバランスに頼らなくてもよいかな・・・と。それに手作り「甘酒の豆乳割り」は、メイバランスに負けない栄養があると思うよ。

台風一過でよく晴れた日。
ちょっと暑いけれども、夫の運動を兼ねて、我が家から徒歩5分ほどのところにある洋食屋さんまでランチを食べに。
片手に杖を持ち、片手をしっかり握って。
夫は杖をまったく使いこなせない。たぶん、認知症だから・・・
杖を持っていること自体を忘れてしまうから、杖をついて、足を進めていくというのが、とっても困難。
だから杖は持っているけれども、地面に突かずに、ブラブラしてる。
結局、私が支えて歩いて行くしかない。
距離にして徒歩5分だが、夫の足だと徒歩10分超。
それでも、退院後、初めて外を夫は自分の足で歩いた。
思っていたより、よく歩いたと思う。
お店は、ランチ時、混雑するので、いつも一番乗りで入る。

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夫が食べた ハッシュド・ビーフ ↑ ライスとミニサラダとキャベツの漬け物付き。
私はミックスフライ ↓ です。夫は、キャベツの漬け物以外は完食しました。

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そんなわけで、夫の体重も入院前とほぼ同じ50kgにまで戻っています。
(私は、なぜか?入院前より1.5kgも増。私が、太ってどーする ( ノД`))

♪行きはよいよい、帰りはこわい~♪
で、帰りの道のりは険しく、足が進まない夫の上に、太陽が容赦なくジリジリ照りつける。
日陰を選んで歩むが、お腹がいっぱいのせいか、暑さのせいか・・・
ほんのちょっとした勾配があるところでは夫は足踏み。前に進めない。
後ろから支えていないと、後ろにひっくり返ってしまいます。
道が緩く傾斜しているところでは、そのまま斜めになってしまい、身体を水平に保つことができない。
平衡感覚がおかしいのだと思う。
途中、階段の下で座り込んでしまったら、後ろから来た二人連れ(こちらも介護者と被介護者のようだった)に「大丈夫ですか?」と声を掛けられた。
漸くなんとかかんとか、夫を引きずるようにして家に戻ってこれた。
退院後初めてとしては、ちょっとスパルタ過ぎじゃないか?
でも、くたびれたと言いながらも、夫は意外にも爽やかな顔をしていたよ。

その後、J大学病院の眼科視野検査に行くため、午後3時に車の迎えが来る。
それまでソファで夫は昼寝。私も夫の足下で一緒に昼寝。
午後2時半頃、目が覚めた。
なんだか、また例のあのいや~な異和感がする。ヒリヒリ痛い。
あ~、また膀胱炎の再発か?
まだ1週間ぐらいしか経ってないのに?
憂鬱な気持ちになる。
夫を起こして、午後3時の車を待つ。

小規模多機能居宅介護センターで病院まで車で送ってくれるのだ。
他の方々のブログを読んでいると、通院の足に皆さん苦労されている。
夫が利用している小規模は、病院の送迎もやってくれるのだ。
どこの小規模多機能居宅サービスでもやってくれるとは限らないようだ。
事業所ごとの裁量なのかな?
夫の利用している小規模は一人暮らしの方が多く、病院の送迎は生活をする上で必須という感じ。

この小規模多機能居宅介護センターでは、9月は敬老の行事として、「個々人の行きたいところへ」、車で連れていってくれることになっている。
みんな一緒のお仕着せではなく、「個々人の行きたいところへ行ける」というところが、なかなかすごいよ~。
「皆さん、どういうところへ希望されているのですか?」とケアマネに訊くと、
「複数人は一緒に●●の水族館とか、▲▲の音楽会へ行きたい方とか・・・」
えっ? いずれも区外の施設じゃない? 
近場だけかと思っていたけど、区外へも行ってくれるんだ。
「好きなところへ」と言われても、範囲がわからず、結局、遠慮して、区内の画家のアトリエ記念館を希望しちゃったよ。
もちろん夫と一緒に私も車に乗せて連れて行ってくれるのです。

先日、ケアマネが訪問した際には、
「どこか行きたいところがあったら、小規模の車を利用してください」
と、病院以外でも、その他の用事や遊びでも?良いようなことを言っていた。
でも、個人の遊びで出掛けるのに気軽に利用したりはできない感じだけれども、いざ、どうしても困った時には行ってくれると期待させてくれた。

さて、夫の視野検査。
いつものように真ん中あたりしか見えない。
正常眼圧緑内障の夫、視野そのものが狭まっているのか、注意力がないために、真ん中あたりに光が来るまで気がつかないのか不明。
でも、認知症になってから10年あまり。
暗い部屋で、中心を見ながら、片目ずつ、視界に入る光が見えたら、ボタンを押すという単純な検査だが、いずれはこの視野検査ができなくなるのではないか。
でも、曲がりなりにも、まだ、検査をすることができている。

夫の検査が終わった後、夫とJ病院の隣にある徒歩1分ほどの小規模多機能居宅介護センターへ歩いて行く(夫が歩くと5~6分)。
ここで午後4時10分。
私の膀胱炎?もかなりひどくなりつつあるよう。
J大学病院は午前中で予約外の診察は終了する。
夫が入院したY病院は午後4時半が最終受付だ。
急遽、小規模多機能居宅介護センターにそのまま夫を見てもらうことにして、私はY病院へ走る。

4時20分頃に到着し受付。
膀胱炎かも?と言うと、すぐに尿検査。
あ~、見た目、だいぶ濁っているようだ。
かなり膀胱刺激症状もあるし・・・
と待っていると、まもなく呼ばれた。
Y病院では細菌の検査まではできなけれども、簡易検査で、炎症を起こしているような所見が出た。
潜血も+++だったし ( ノД`)

「膀胱炎を繰り返している場合は、お薬を長めに飲んだ方がいいですね」と。
先週J大学病院泌尿器科で出た薬と同じクラビット500mgを1週間分が処方された。

帰宅後、トイレに駆け込むと、今度ははっきりとした血尿。
(ちょっと、血のかたまりが出てる~( ノД`))。
やっぱり早めに病院に行って薬をもらっておいて良かった。
そうでなかったら、一晩中苦しむところだったよ~。

私が自宅に戻ったのに合わせて、夫が小規模の車で送られて帰ってきた。
病気になるのは予定することができないから、こうした突発的な利用が可能なのは本当にありがたい。
小規模多機能居宅サービスは月額定額制なので、利用頻度によっては、割高になるかもしれないけれども、私以外に夫をみてくれる人がいないから、いざという時、小規模多機能居宅介護センターはやっぱり頼りになる。

一日たち、膀胱炎、おさまってきている。
でも1週間はきっちりクラビットを飲み続ける。
もう再発はイヤダよ。

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少し涼しくなってきたら、
さっそく猫用クッションにもぐり込んでいるモカちゃん。
その上にどっかり乗るミルクちゃん。

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介護保険と医療保険の訪問リハビリ

夫は現在、要介護2。
介護保険で利用しているのは次のとおり。
1.小規模多機能居宅介護サービス
  (デイサービス、訪問介護、宿泊利用がセットになっている。)
2.車椅子のレンタル
3.訪問リハビリ

訪問リハビリは、現在、毎週1回(40分)で、月に4回利用しているが、介護保険の点数を若干超えてしまうので、超えた分については自費だ。
月に5週ある月は、自費分が大きくなってしまうので、5回目は休みとしている。

9月は5週あるので、1回は休みの予定だった。
ところが、今日の訪問リハビリの際に、理学療法士(PT)さんから、「医療保険のリハビリが使えることがわかりました」との話があった。

要は、入院をしたため、退院後に、入院前に比べて、定められた基準以上の動作が困難になった場合、退院後の診察日から2週間は「医療保険によるリハビリが使える」のだそうだ。
つまり、最大で14日間連続して、医療保険によるリハビリを受けることもできるそうなのだ。
「本当は、退院してすぐに、この制度を使えることに気がついていれば良かったのですが、せっかくですので、次回の診察日から2週間の間に、医療保険によるリハビリを利用しませんか?」ということでした。

当方は勿論OK、願ってもないこと。
とは言え、理屈上14日間使えても、理学療法士さんのスケジュールの都合もあるので、いつも担当してくださっているPTさんが2日間、新しく入った作業療法士(OT)さん(以前、研修中にPTさんと一緒に2日間来宅したことあり)が2日間担当できるということがわかった。

したがって、9月は、医療保険によるリハビリを4日間、介護保険によるリハビリを3日間、合計7日間利用できるというわけだ。
退院後なので、体力をつけさせたいこの時期、とても助かります 
費用は医療保険によるリハビリのほうが若干安いそう。
(複雑な計算を見せられたが、チンプンカンプン)

医療保険と介護保険のリハビリの違い・・・制度が複雑であまりよく判らないけれども、入院中の安静でどうしても体力が落ちてしまい、在宅生活への復帰はなかなか大変なので、このようなリハビリ制度があることは、しっかりと覚えておかなくっちゃならないと思った次第。

介護保険のケアマネさんは、医療保険で使えるサービスまでは、知らなかったみたいだから。
PTさんのほうから介護保険のケアマネさんに連絡をとってくれるという。
とってもありがたい。

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PTさんが来ると、いつも隠れてしまう小心者。
PTさんが帰った途端、大きな態度のミルクちゃん。

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PTさんが来ると、夫のリハビリに一緒に参加したいモカちゃん。
あたしも、あたしも、あたしもやるニャ~ 
今日は、馴れ馴れしく前足でPTさんの肩をたたいて催促してました  

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介護リフォーム、手すりを設置後に困った事

2002年に買った冷蔵庫のドアの取っ手が壊れて外れた。
もう1年ぐらい前のことだ。
買ってからだいぶ経つし、そろそろ買い替え時かな?
そう思いつつも、ドアの取っ手が壊れたまま、開けるときに指がちょっと痛いけれども、なんとかだましだまし使ってきた。
そのうち、内部のプラスチックポケットの弱い部分にヒビが入り、割れ目が大きくなってきた。
電気系統はまだ大丈夫だけれども、いい加減に買い換えてもいい頃だよね?
現在の冷蔵庫の外形寸法は、幅、奥行、高さが 590mm×616mm×1598mmの3ドア。
私の身長が低いので、手を伸ばせる高さの冷蔵庫だ。

今度は、もうちょっとだけ容量の大きいのが欲しいなあ。
ネットで冷蔵庫のカタログを見て、目星をつけ、注文しようかな~。
ふと「配送・設置についてのご注意」が目に止まる。

あっ! 
我が家の冷蔵庫は2階のリビングに置いてある。
冷蔵庫を運び上げるには、回り階段を通らねばならない。
我が家の階段には、もともと片側に手すりが付いていた。
しかし、2年前に、夫が転倒してから、片側手すりだけでは階段を上がるのに苦労するようになり、もう片側にも手すりを付けた。
今の冷蔵庫を買った時よりも、新たに手すりを設置した部分が狭くなっている。

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1階から2階への上り階段

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2階から1階へ階段を見下ろしたところ。

両端の手すりの内側の幅を測ってみると約56センチぐらい。
現在の冷蔵庫の幅59センチよりも狭くなっている。
14年前に今の冷蔵庫を買った時、搬入の際に苦労したような記憶がある。

えぇ、となると、冷蔵庫を買い換える時に今と同じぐらいのサイズにしたとしても、果たして、古い冷蔵庫を搬出し、新しい冷蔵庫を搬入できるのだろうか?
「配送・設置についてのご注意」を読むと、それぞれのサイズ +10センチ 要とある。
全然、ムリじゃん ((((;´・ω・`)))

えっ? なに? 数万円を支払えば、クレーンで持ち上げるという方法もある? 
でも、こちらも到底ムリ。
我が家のベランダの出口の幅は50センチ弱しかないから、持ち上げた冷蔵庫が室内に入らない。

え~ん (;д;) そうすると、うちは、冷蔵庫、買い換えられないじゃない?
今の冷蔵庫が壊れても、外に出すこともできないし~。
いざとなったら、手すりの位置よりも高い位置に冷蔵庫(70kg弱)を作業員二人がかりで持ち上げて、搬出・搬入するしかないようだけれども、それもできるかどうか保証はない。

別途、搬入の見積もりもお願いできるようだが・・・
想像すると、かなり大変な作業になりそう~。
なので、今回は、修理してもらうことにしよう。

修理センターに電話をした。
既に製造は2009年に終了しているので、部品があるかどうか?と。
調べてもらったところ、一応、ドア取っ手の方は色違いの部品はあるようだ。
内部のプラスチックポケットの在庫はなし。
 → 仕方ないので、透明テープで補修した。(ノ_<)
修理の人に来てもらって、ドア取っ手のみ付けてもらうことに。

が、いざ、修理の人に来てもらったら、部品が足りない。
ドア取っ手の中のバネやら、何やらがあったはず・・・それらがないので、取り付けられない、と。

実は1年ぐらい前に壊れた時に、そろそろ買い替え時と思って、壊れて取れてしまった取っ手は捨ててしまった。その時に、バネやら、なんちゃらも捨てた。
取り付けるための部品があるかどうか、また、調べてもらって、なんとか揃えられそうだ。

再度、別の日に来てもらって取り付け。
ところが、取っ手は取り付けられたけれども、取っ手回りについていたはずの、プラスチックカバーはもう在庫がないとのことで、ドア取っ手のまわりには空間があいたままに。
「たぶん、まわりのカバーがないので、外れやすいと思います」と修理の人に言われてしまった。
見栄えがよくないし、外れやすいけど、仕方がない。
冷蔵庫の電気系統が壊れるまでは、このまま使い続けよう。

修理代(部品代、技術代、出張費)合計7433円也。

修理の人が言うには「冷蔵庫の設計耐用年数は9年」だそうだ。
我が家の冷蔵庫は既に14年。
あと何年ぐらい持つのかな? 

何より電気系統が古くなった時の安全面が心配だ。
介護リフォーム・・・思わぬ落とし穴があったなあ~。
 
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お出掛けで、体力をつけようね

暑くてたまりません。
リビングに面したトイレの内の今日の昼過ぎの気温が39°でした (゚д゚)
エアコン設定温度を28°にして、リビング内の室温は30°ですが、
トイレはドアで隔てられ、ルーバー窓から日光も当たるので、高くなってしまいます。


エアコンも、室温を下げようとすると、足下や首元が寒くて冷える。
設定温度一度上げると、今度は蒸し暑くてたまらない。
膀胱炎持ちとしては辛いです。
夫も、朝から「めまいがする~」と言って、眉間に皺を寄せている。
気温・湿度が不快で、体温・血圧調整がうまくいかないのかもしれない。
その上、自分が置かれている状況がよくわからないという不安があい混じって、
「めまい」を訴えているのではないかな?
でも、それだけではないかもしれない。

8月13日の退院以来、痰や咳がへって調子が良かったのに、今日はちょっと痰が絡んでいるようだ。
自力で痰を吐き出させたら、黄色いだった。
炎症起こしているっていうことだろう。
口腔ケアも一所懸命やって、舌苔もきちんととって・・・とやっているのに・・・
夫は鼻呼吸ができず、口呼吸の上、寝る時はASV呼吸器をして、圧力のかかった空気が鼻・呼吸器内に送り込まれて口腔内が乾燥しやすい、その上、COPD・・・
二重苦、三重苦、四十苦状態? (。´・(ェ)・)
なので、どうしても呼吸器感染が起こりやすいのだろうが・・・

このまま自身の身体の抵抗力で治していけるのか、また、抗菌薬を使わねばならないのか?
そんなにしょっちゅう抗菌薬を使うわけにもいかないだろうし、悩ましいところ。

今週はこんな感じでのスタート。
けれども、先週はわりと元気があったので、久々に地下鉄に乗って外出した。
体力が戻るのを待っていても、本人が意識的にリハビリを行うのは難しいので、一緒に動きながら、体力をつけよう~というわけ。

まずは腹ごしらえ。
以前にも行った森下駅近くの喫茶店「小野珈琲店」で昼食。
喫茶店では、夏休み中の中学生2年生が職業体験ということで2名(声変わりもしていない男の子たち)、お客さんの注文を受ける等の実習をしていた。

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夫はミックスサンド。

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私は、久し振りナポリタン。

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それから、名物のホットケーキを1枚
(夫は2口だけで、あとは私が食べた。

森下駅前から徒歩7分の「江東区芭蕉記念館」に行ってみた。
3階建ての建物だが、エレベーターがなく、代わりに階段昇降機↓があった。
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階段昇降機って、車椅子をおりて、この椅子に座り換えることができないと使えない。
しかも、車椅子の高さより、昇降機の椅子の位置がかなり高く、肘掛けも固定なので、車椅子から横にずれて座るというようなこともできない。
階段昇降機だけでは、幅広い車椅子ユーザーには対応できないなあ。
建物は昭和56年の建築当時はバリアフリーにするため、エレベーターを設置しようという発想がなかったのだろう。

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職員の方が、昇降機のスタートボタンを押してから、車椅子を持って階段を駆け上がり、駆け下りしてくれた。
芭蕉記念館でも、中学生らしい男の子が夏休みの職業体験をしているらしく、職員と一緒に付いてまわって、車椅子昇降機の操作や対応を見守っていた。
夫は、芭蕉記念館の展示には、ほとんど興味を示さなかった。
いや、ムリでしょう。基本的には文字資料ばっかりだし、そもそも展示されている資料の文字もよく見えないのだろう。仕方ないね。

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芭蕉記念館を出て、近くの芭蕉稲荷神社にも寄ってみた。
江戸時代にここにあった芭蕉庵の跡に建てられたもの。
このすぐ近く、隅田川と小名木川の合流する角の堤防の上に、「芭蕉庵史跡展望庭園」というのがあるのだが、堤防の上まで登る手段は階段しかない。
もっと涼しい季節だったら、夫の手を引いて階段を登ってみてもよいけれども、日差しが照りつけて気温も高いので、潔く諦めた。

そこから、今年6月に行った時に改装中だった「田川水泡のらくろ館」も近い。
「高橋のらくろ~ど」という商店街を通り抜けていく。
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でも、若い人たちは「のらくろ」なんて知らないだろうに。
これで商店街は活性化されているのかなあ?とちょっと心配になる。

のらくろ館看板withのらくろ
のらくろ館の向かい側には図書室があり、車椅子の夫の向こう側の書棚には、漫画関連の書籍が集められていた。
のらくろ館入り口
白黒の肖像写真が、「のらくろ」の作者の田川水泡さん

夫の少年時代は「のらくろ」が少年倶楽部に連載されていた頃。
少年倶楽部は親から買ってもらってはいなかったが、従弟の家で、借りて読んでいたらしい。
夫は相変わらず、展示物にはあまり感心がないよう(目が疲れるようで、あまり見ない)。
ただ、壁に大きく描かれた「ブル連隊長」の絵を見て、「ぼくは、これが一番好き.。顔がおもしろい。」と言ってたくらい。

ブル連隊長
「のらくろ館」を出たら、そろそろ引き上げよう。
でも、森下駅まで来たら、「カトレア」のカレーパンははずせません。

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ちょうど3時をまわったところで、元祖カレーパンが焼き上がったところだった。
お土産にカレーパンと、あんぱん(つぶあん・こしあん)を買った。

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この元祖カレーパンが美味いんだな~

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夫は、パンと言えば、「あんぱん」。
なんだか、炭水化物ばっかり食べた一日。
夫は食欲モリモリで、太っていいんだけど・・・
(いや、本当は中性脂肪を増やすのではなく、筋肉つけないといけないんだけど)
私の方は太りすぎ~。夫より重くなった。゚(゚´Д`゚)゚。

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白内障手術をすべきか、悩み再燃

今日は、夫のJ大学病院眼科定期受診の日。
小規模多機能居宅介護センターの車で病院まで送ってもらい、朝9時半に診察券の受付。
ついでに、私の膀胱炎も(未だに膀胱刺激症状があるので)泌尿器科に診察券を出す。

夫の視力検査が終わったのが10時半頃。
私は、尿をためてのエコー検査、採尿検査、腹部レントゲン検査の指示あり。
夫の眼科は二診制になっており、一診目は午前中、二診目は午後になる見通し。
従って、夫の一診目が終わってから、夫を小規模多機能居宅介護センターへ送り、そこで、昼食をとってもらい、その間に私の泌尿器科の検査を受けよう・・・

ところが・・・
すごく待たされて、夫の一診目が終わったのが12時半。
そこで、小規模に電話をして、スタッフに病院まで夫を迎えに来てもらい、センターに連れて行ってもらう。
それから、遅れに遅れた私の検査を順番に終え、売店でお弁当を買って食べながら、診察を待つ。

★私の検査結果
 採尿検査の結果、細菌もなく、潜血も出ていない。クラビットがよく効いている。
 尿を貯めてのエコーでも、膀胱にたまっている尿量は380cc(朝、病院に着いてから、トイレに行かずに3時間ぐらいガマンした状態)。膀胱、腎臓に問題ない。
 腹部レントゲンを見ると、白い小さいものが3個か、4個見える(骨盤内石灰化)。これが尿管や膀胱の石なのかどうかが問題。しかし、エコーと合わせてみると、尿管や膀胱内の石ではない。恐らく、動脈が硬化している部分では?と。
 何より、尿管や膀胱内に石が出ている場合は、もっと症状が激しく出るが、そのような様子は見られない。
 私から「間質性膀胱炎の可能性はないのか?」と質問。
 これに対して、「間質性膀胱炎だと、30分ごとにトイレに行くような症状になる。今回、3時間も尿をがまんできて、膀胱に380ccも尿を貯められているということから、間質性膀胱炎ではないだろう。間質性膀胱炎は、膀胱が硬くなってしまって、膀胱が広がらず、尿をたくさん貯めることができないので・・・」ということだった。
 結論、現在出ている症状、尿道のヒリヒリした痛みや下腹部・腰部に鈍痛があるのは、膀胱炎後の残存症状と思われる・・・ということだった。
 とりあえず、漢方薬の「猪苓湯」を朝昼晩と、しばらく飲んでみることに。

★夫の二診目
 午後2時半頃、私の診察が終わったので、小規模のスタッフに電話をして、夫を再び病院の眼科まで連れてきてもらう。
 この時点で、夫は二診目にまだ呼ばれていなかった。
 結局、呼ばれたのは午後3時半頃。
 ようやく呼ばれたと、車椅子から眼科診察用の丸椅子に座り換えさせようと、夫を立ち上がらせたところ、急に、夫はひどいめまいを訴えて、倒れ込みそうになり、側に居た看護師さんと慌てて支えた。
 このことがきっかけになったのか、この時点の前で調子が悪くなっていたのか、わからないが、突然、夫は、せん妄状態のようになってしまった。
 「幽霊みたいのが、いっせいに寄ってきた~。怖い、怖い。今日はムリ。もう止めましょう。」等と言って、眼科の診察を受けるのを拒否。
 えぇ、朝から5時間近く待って、ようやく診察だというのに!
 怖い、怖いと言っている夫をなんとかなだめて、眼科の診察台の上に顔を固定しようとするが、なかなかうまく行かない。
 眼科の診察って、部屋を暗くして、目に光を当てて調べたりするのだけれども、それが夫には怖かったり、不快だったりするようだ。
 少~しだけ見てもらって、今日は終わり。
 先生から、先週の視野検査の結果を訊く。
 左右とも真ん中あたりぐらいしか見えない(トイレットペーパーの芯から覗くぐらいの範囲)のに加えて、左目はさらにその中心部が視野が欠けている・・・というような検査結果だった。

「・・・で、白内障の手術については、どうしますか?」と医師から訊かれる。

 「最近、夫の妹が、白内障の手術をしたが、手術をしても、あまり見えるようにならなかった・ので、担当した医師もがっかりしてしまった・・・というエピソードがありました。
 夫と妹はたぶん体質が似てるだろうから、夫も白内障の手術をしても、見えるようにはならないのではないでしょうか?」
 と私が言うと、

「確かに、緑内障で視野が欠けている部分は、白内障の手術をしたからと言って、見えるようにはなりません。
 けれども、目の中の水が通るところが狭くなってきているので、このままにしておくと、「緑内障の発作」を起こす可能性があります。眼圧が上がってしまって、頭がものすごく痛くなって・・・まあ、そうなった時に、全身麻酔をして緊急手術をするということもありますが、そうなってしまってからでは、視野の欠損がとても大きくなってしまって、戻りませんからねぇ。」

「私も、全身麻酔でなければ、白内障の手術をしたいと思いますが・・・
 8月には肺炎で2週間入院しましたし、いろいろ病気を抱えているので、手術によって、身体の他のところに影響が出ることが心配なのです・・・」

 超怖がりで、せん妄も起こしてしまう、記憶障害・見当識障害のある夫が、眼科の手術をするには、全身麻酔は必須だ。担当医師も、これまでの診察の経緯から全身麻酔でないとムリだろうと。

今、せん妄状態の夫に、「手術をするか?」等と訊いたところで、益々、不穏状態になるだけなので、今日のところはここまで。次回は11月に診察予約を入れた。

これまで考えたところでは、夫の白内障の手術はしない方向で決めていたのだが、今日、「緑内障発作」を起こす可能性を言われ、再び、迷うようになった。
どうしたもんじゃろ~の~   

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夫が用意してくれたおやつ

家事をやってリビングに戻ってきたら、夫がおやつを用意してくれていた ↓

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バナナを斜めに切って、ざるの上に載せ、フォークが何故か3本。
ざるの下は、レンジでチンする時に皿に被せるプラスチックの蓋。
いつもの夫は、小腹が減った時、置いてあるバナナを見つけると、
一人でむしゃむしゃ食べている。
私が、「あ~、食べてる!」と言うと、「半分あげる」と折ってくれる。
今日は私が他の部屋で家事をしている間、夫みずから考えて、二人で(または三人で? 三人目は妄想中の誰か?)おやつを食べようと、一所懸命用意してくれたものと思う。
その心持ちが嬉しくて、可愛くって、ほのぼのとした気持ちになったよ~ 

でも、ざるの上のバナナを食べるのも、ちょっと・・・
お皿の上にバナナを移して、シナモンパウダーをかけて、二人で美味しくいただきました。

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夫は、私が言わなくても、食後は、自分から食器を流しまで運んで洗う人です。
(ただ、今まで室内での2回の転倒は、いずれも食器を運んでいる時でした。
 だから、夫に食器を運んでもらうのは、ちょっと怖いから、夫が運び始める前に、私が運んでしまうようにしています。
 けれども、私がちょっと目を離した隙に、自分で食器を運んでいます。
 本人が意欲的にやろうとしていることを、危険だから・・という理由で、ムリに押しとどめることはできません。)

さらに洗った食器を食器棚に片付けてくれます。
(洗った食器には、まだ米粒がくっついていて、洗った食器はびしょびしょのまま・・・なのは、もう一度、指し示して洗い直してもらったり、拭いてもらったりのフォローが必要ですが)。

調理の炒め物も、夫によく手伝ってもらうようにしていますが、最近は、ちょっと炒めただけで、すぐに「疲れた~」と言って、途中でフライパンから離れてしまうことが多いです。
体力・気力がなかなか続かなくなっているのかなと思います。

夫はこうした家事をしている時は、自分の居場所を感じるのか、落ち着いています。


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「人生のパートナー」は、いろいろ

夫を車椅子に乗せて地下鉄に乗っていたら、偶然同じ車輌に乗り合わせた友人二人に会った。

一人は夫の後輩で、現在、80代前半Aさん。
もう一人は40代後半のBさん。
二人は我が家にも時々訪ねてきてくれる。
歩行が今ひとつのAさんのために、Bさんが車を運転し来てくれる。
40歳近い年齢差のあるこの二人は一緒に暮らしているわけではないのだが、
たぶん、カップル・・・なのだと思う。

だって、二人が別々に居るのを見たことがないもの・・・
土日に出掛ける時も二人は常に一緒。
仕事で地方に行く時も、遊びで旅行に行く時も、他に同行する者が居ても、二人は必ずいつも一緒に居る。

Bさんはとても優しくて、いつもAさんが最大限に力を発揮できるように心を砕いている。
いろいろな面白い企画を立てて、Aさんが輝けるように、盛り上げ、ずっと支えてきている。
Aさん、果報者だな。

Aさんはこれまで脳梗塞で2回倒れていると、Bさんが話してくれた。
幸い大きな後遺症は残っていない。
現在、Aさんは認知症もなく元気でいるけれども、これから齢を重ねていけば、いつかは生活していく上での困難も出てくるだろう。
そうなった時に、二人はどうするのかな。

とってもステキなこの二人は男性同士のカップルです。

私たち夫婦の周りには、女性同士や男性同士のカップルが結構いる。
それぞれが個性的で魅力的。
男だから・・・とか、女だから・・・とかではなくて、人間そのもので勝負しているという潔さがある。
一緒に居ると、「あ~、ありのままでいいんだな」って気持ちが楽になる。

外出時のトイレ問題

外出をし、人に会う時に、一番気を遣うのがトイレ問題。
リハパンがあるから、小の方はともかくとしても、大が問題。
夫は便秘がないのが自慢だが、いつ出るのかが、分からない。
夜中に出る時もあれば、朝、はたまた、午後。
しかも、本人が「小をもよおした」と言ったとしても、常に疑ってかからねばならない。
私が一緒に居る時は、トイレまで手を引いて行って、立ってしようとする夫を押しとどめて、便座に座らせる。
デイサービスでは、スタッフさんが、一緒にトイレに入って介助しようとすると、「結構です」と言う時もあり、そうするとやはり、大の失敗が多い。
つまりは、夫は、小のつもりでいても、大が出てしまうのですよ。
どちらをもよおしているのか、自分では区別がつかないのか?

昨日は、趣味の会の集まりに参加するために、夫を車椅子に乗せ、地下鉄に乗って出掛けた。
出掛ける前は、もちろん、トイレを済ませてから。
そして、家を出てから30分後くらいの乗換駅で、車椅子用トイレがある。
そこで念のためにトイレに入る。
小のみが出た。
乗り換えて30分ほどしたら下車駅。
趣味の集まりは午後1時30分からなので、毎回昼食は、下車駅近くで見つけた美味しい蕎麦屋でとることにしている。今日は二人とも、海老と野菜の天せいろを注文。

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食べ終わってから、出る前に、必ずお店のトイレに行く。
このお店のトイレは男女1つずつ個室があるが、私は夫を連れて男用個室トイレに一緒に入ってしまう。
夫に任せていては、どうなることか気が気じゃないもの。
やはり夫はいつものように立ったまましようとするのを便座に座らせて、
「一応、座ってね~  出るんじゃない?」
と座らせる。
・・・と、スルスル~と、もう  が出ているではないか!?
全然、息んだりしていないんだよ。
どうして、自分で最初から便座に座らないのか。
やっぱり、大小の違いがわからない?ってことがあるんだろうか?
もし、本人のやることに任せていたら、立ったまま  が出ていたかも。
本当にアブナカッタ。
この後、友人知人に会うというのに、万一  が出てしまったら~
 (。´・(ェ)・)
今日も無事クリアしたぞ~

趣味の会の集まりが始まった。
昼食後だ。夫は、こっくり、こっくり、眠りがち。
時々、目を開いているけどね。

認知症の夫がこういう場(勉強会)に参加する意味があるのか?って思われるだろう。
もし夫を連れて来ないとしたら、夫をデイサービスにあずけることになるけど、
夫の居る小規模多機能のデイサービスは、いわゆるイベントなどはほとんどやらない。
みんなそれぞれ、のんびり、ぼーっとして過ごしている。
夫は、たぶん、なんで自分がそこにいるのか分からず、不安いっぱいで過ごすのだ。
そうでなかったら、たぶんグーグー寝てばかりいるか。
それだったら、ここに連れてきていても同じ。
それに、夫は私と一緒に居た方が安心できるし、顔をよく知った以前からの仲間と一緒に居るほうがいいだろうと思うから。

途中、夫がトイレに立った時、私は、もちろん一緒に付いて行く。
車椅子用トイレはないので、男性用トイレに一緒に入り(利用人数が少人数だからできること)、小便器でしようとする夫を、個室へ誘導して座らせる。
小だけだったのだが・・・あれ? リハパンに  がちょこっとついている (T_T)
ちょこっと、ちょこっとだけだよ。
う~ん、昼の時の、拭き方が甘かったのか?
あるいは、その後、また少し出たのか?
替えのリハパンも持って来てはいたが、鞄の中だ。
ティシュペーパーでリハパンを何度も拭き落として、このままでよいことにする Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
ダメですかぁ?
夫は、毎日、草食系で毎日快便なので、それほどの腐敗臭はしないのですよ。
これ、ホントのこと。
クン、クン、クン・・・まあ、たぶん、大丈夫だぁ!

午後5時前に集まりが終わった後、いつもはみんなととサイゼリアに行ってお茶をするが、昨日はさすがにまっすぐに帰ることにした。
秋になって日が落ちるのも早いしね。

帰りも、地下鉄の乗換駅で、しっかりトイレに行き、そこでリハパンを替えようかと思った。
が、その日持って来ていたリハパンは、ズボンを脱がずに替えられるタイプのじゃなかった。
やっぱり、外の公衆トイレだと、トイレの床もたいていは濡れている。
そこで、靴を脱いで、ズボンを脱いで、リハパンを替えるというのは、なかなか大変だ・・・
まあ、ちょこっと・・・だけなので、家までこのままで行こう。
やはり外出時のリハパンは、ズボンを脱がずに替えられるタイプのリハパンが必須だな。

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愛用しているのは、この「ズボンを脱がずに交換 リハビリパンツ」↑
ただ、これは尿4回分吸収可能になっているので、吸収体の量が多くなっていて、股のあたりがもっこりしてしまうのが難と言えば難。
尿2回分ぐらいの薄手のすっきりした「ズボンを脱がずに交換リハビリパンツ」が欲しいよ。
ズボンを脱がずに交換できるタイプは、今のところ、これしか知らない。
他にもっといい物があったら教えて下さい。

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大事な人

夕方、夫が3階で昼寝をしているうちに、買い物に出た。
夫が在宅中に買い物に出掛ける時は、ホワイトボードに、
「●美(私の名)は買い物に出掛けています。
 ▲時▲分ぐらいに帰宅します。」
のように書いておく。
けれども、夫はよく寝ているようだったし、
短時間だけだからと、
今日はホワイトボードに何も書かずに出掛けた。

時間にして15分ぐらいだろうか?
買い物から帰ってドアを開けると、
夫が1階の部屋に居た。
私は買い物のレジ袋を抱えて、
当然のように家に入ると(自分の家だもの)、
夫は少し驚いたような顔をした。

夫と一緒に2階のリビングに上がって、
買い物したものをレジ袋から出していると、
夫が、
「勝手に入り込んだような格好になって、申し訳ない。」
と言う。
「えっ? ここはあなたの家だから、
 あなたと私の家だから、あなたの自由だよ。
 あなたはこの家の主人なんだから。」
そう言ったら、夫は「意外だ!」という顔になる。
なおも、私が買い物したものの整理をしていると、
夫が、
「あの、あらためてご挨拶を・・・。
 ご無沙汰しておりました。」
と言うので、
「えっ? 
  毎日、毎日、ここで一緒に暮らしているよ。
 毎日、一緒にご飯を食べて、
 一緒にお風呂に入って、
 一緒に寝ているよ。
 一日も離れたことなんかないよ。
 毎日、毎日、ずっ~と一緒に居るよ。」
夫は口ごもって、
「あっ・・・あなたが一番好きです。
 これからも、よろしくお願いします。」
と頭を垂れるのだった。

夫はいつもご飯の心配をする。
「夜ごはんはどうするの? 外で食べる?」
「家でつくって食べるよ。」
「買い物に行かなくっちゃ。」
「今、家にあるもので作れるよ。冷蔵庫にいっぱい入ってるから。」
夫がそわそわ、そわそわ、炊飯器の蓋を開けて見たり、
冷蔵庫のドアを開けて見たりしているので、
私も落ち着かない。夕食の準備をするか…

夫に米を研いでもらう。
と言っても、もう一人ではできないので、
傍について、「ああして、こうして」と指示する。
私って、こういう時、
「あっ、そうじゃない! あぁ~、ちょっと、ちょっと」
とつい声を荒げてしまう。
ちっとも優しくできない。

次に、ニンジンを切ってもらう。
まず切り方、大きさの見本を見せる。
右手に包丁を持ち、左手でニンジンを押さえるが、
押さえている指を切りそうで怖い。
切っている間、じっと見守る。
端っこを切るのは危なそうだから、そこで交代し、
夫には、ワカメを1.5センチぐらいに切ってもらう。
これはうまくできた。
次に洗った小松菜を切ってもらう。
「三等分ね!」
「三等分?」
「そう、三等分!」
さらに、しめじをほぐしてもらう。

ここで夫に、
「疲れたでしょう? ちょっと椅子に座って休憩していてください。」
と言って、夫を椅子に座らせ、残りの調理にとりかかる。

テレビでは、大相撲がかかっているけれども、
それを集中して見ることができない夫は、
また、キッチンの洗い場に来ては、
水道をジャ~っと勢いよく出して、
洗いものをして、洗った食器や鍋を、
あちこちに置いたり(どこにしまったらよいかわからないので)
ウロウロ、どうしても何か手伝いたくて仕方がないようだ。

夫が、
「大変だね。終わったら、ちょっと休んでね。」
と私にねぎらいの言葉をかけてくれる。

夫がいろいろやってくれるのは、邪魔くさいが、
私が一人で忙しくあれこれやっているのを、
申し訳ないと思って、一所懸命手伝ってくれようとする。

「あなたは大事な人。
 神がボクにくれたらしい。
 ボクは幸せだよ。」

私が誰だかわからなくて、
私の名前もわからなくて、
毎日一緒に暮らしているのに、
そのことさえも忘れてしまっているけれども、
今、目の前にいる私のことを
大事な人」って
言ってくれる。
それだけで十分だね。

夫は、いつも猫たちが家にいるのを見るたび、
驚いて、
「わぁ、猫がいる! ほらっ、猫がいるよ! 何匹いるの?」

私は、モカとミルクを指さして、
「一匹、二匹・・・」

私の顔を指さして、
「三匹・・・」

そして、夫の顔を指さして、
「四匹・・・
 全部で四匹だよ!」

夫は、「えぇ~? ウワッ、ハ、ハ」と笑う。

たぶん、私たちは、とっても幸せ。

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モカちゃんが「私のダーリンよ」って言ってる。

下↓は9年前のちっちゃなモカと、認知症と診断されて間もない頃の夫。
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ミルクとモカが初めて我が家へ来た日、夫の手に抱かれて↓
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左の足は私の足、右の足は夫の足。
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「9年前からミルクとモカと一緒に暮らしているんだよ…
こんなに小いちゃかったのが、こんなに大きくなったんだよ。」
そのたびに、夫は「そっか~。そうだったのかぁ」って。

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宇奈月温泉に行って来ました(1)

8月に夫が肺炎で入院した時、
富山から友人が仕事で上京するついでに
病院に見舞いに来てくれた。

友人は富山県黒部市の宇奈月に住んでいる。
「宇奈月温泉に遊びに来てね!」と、
名産品と一緒に観光パンフレットも送られてきた。
それらを眺めているうちに「行く気」になった。
「思い立った日が吉日」である。
行けるときに、勢いがあるうちに、出掛けちゃおう!

初めて北陸新幹線に乗った。
車椅子用席をあらかじめ電話で予約して確保。
JR東日本の車椅子専用予約電話
こうして予約した指定席は、新幹線乗車駅のみどり窓口まで行かねばならない。
つまり、在来線乗車駅のみどりの窓口では購入できないところが不便だ。
仕方がないので、在来線乗車駅のみどりの窓口で乗車券だけを先に買い、
新幹線乗車駅まで行って、そこで再びみどりの窓口に行き、
予約した車椅子用指定席券を購入。
二度手間である。
JR東日本だけでなく、JR東海も同じ方法だ。
それに車椅子席は、当日窓口での購入も、絶対にできない。
以前、みどりの窓口で交渉したけれども、ダメだった。
3日前までに電話で予約してから、
指定されたみどりの窓口で買わなければならない。
もうちょっと、合理的な方法に改善すべきだと思う。

北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅で下車。
そこから、富山地方鉄道に乗り換えて、宇奈月温泉駅まで行く。
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あれ? 喫茶店の中ですか?

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ガラスの飾り棚には富山の名産品が並んでいますね。

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温かい木のフロアに、おしゃれな椅子のカウンター。

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あれ? 車椅子マーク?
そうなんです。富山地方鉄道の車輌の車椅子席なんですよ
乗車口は結構狭いです。
夫の小さな車椅子でギリギリでした。
大きめの車椅子だと、入るのかな?

特急列車で宇奈月温泉駅まで20分ほど。
なお、富山地方鉄道の宇奈月温泉駅は
線路をまたいだ高架式になっており、
ホームから階段を登って改札口を出て、
それから階段で下に下りるようになっています。
エレベーターがありません。
なので、列車から降りると、駅員さんの案内で、
ホームから地続きの鉄道の敷地に入り、
鍵をしてある柵を開けてもらって、
外の道路に出ました。
つまり、改札口を通らないということです。
「帰りも、また、駅員に言って下さい。
 ここから入るようになります」
とのことだったが、
駅員は2階の改札口のところに居るわけでしょう? 
どうやって、2階まで行ったらよいのかなぁ?
ま、夫を下に置いておいて、私が2階まで走るってことかな?
記憶障害超重度の夫を、一人で置いて、
果たして大丈夫だろうか? 不安・・・

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さて、一日目のお宿は、窓から黒部川にかかる赤い新山彦橋が見えます。

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新山彦橋に、警笛を鳴らして、トロッコ列車が通ります。

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トロッコ列車に向かって手を振る夫。

ホテル黒部部屋
まだ午後3時だというのに、
東京から宇奈月温泉までの移動で疲れ果ててしまった夫は、
すぐに中居さんに布団を敷いてもらって、お休み・・・
夜、友人と一緒に夕食をするために、
一寝入りして英気を養います。

なお、お部屋は通常の和室でした。
う~ん、やはり、布団からの立ち上がりが結構大変。
自宅でも布団だけれども、
自宅は狭いので、布団まわりの家具に手をついて立ち上がれる。
旅館ではそういう余計な家具を置いていないから、
座卓を使うか、手を貸してやって、立ち上がらせるか・・・でした。
お部屋についているユニットバスにも、手すりなどなく・・・
小さい風呂用の丸椅子は、大浴場にある大きな椅子を持ってきてもらい、
また、洗面所に椅子がなかったので、籐椅子を持ってきてもらうなどしました。

つづく・・・

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プロフィール

アワキビ

Author:アワキビ
夫と2人暮らし。
子どもはいません。
2人と猫2匹の家族です。

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