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膀胱留置カテーテルと細菌尿

特養入所時に「健康診断書」と「診療情報提供書」を提出するので、
早めにお渡ししておきます・・・
と先週金曜日、父の特養入所候補者面談の時に書式を渡された。

どの病院で書いてもらうか?
膀胱留置カテーテルを入れる判断をした泌尿器科のある総合病院か?
かかりつけの近医か?

10月10日に総合病院の泌尿器科の定期受診が予定されていた。
そこで、血液検査と採尿があるので、その時に、
健康診断用の血液検査もまとめてできないか?
と問い合わせたくて、何度か電話をしてみたが、
代表電話にはつながるのだが、その後、泌尿器科の電話が
常にふさがっていてつながらない。
泌尿器科の窓口、超多忙のようだ。

健康診断書の項目をみると、
血液検査、尿検査・・・は泌尿器科で行う検査項目に入っているけれども、
「感染症」の項目では、
 梅毒
 HBS抗原
 HCV抗体
 MRSA
 疥癬 

疥癬って・・・皮膚疾患だから泌尿器科ではムリだなぁ。
それに、胸部X線所見、心電図所見もある。
「日常生活状況」の項目、認知症についてなんて泌尿器科では書かないよなぁ。

採血を何度もしたくなかったけれども、
かかりつけ近医で「健康診断書」をお願いするしかなさそうだ。

近医に電話をして事情を話し、書式をFAXで送って検討してもらった。
そこは今年6月に市の健康診断をやったところなので、
その時のデータ(胸部X線や心電図等)を使うことはできないのかも訊いたが、
4ヶ月前のことなので、あらためて検査をし直さねばならないとのこと。

「料金を計算します。金額がわかりましたらお電話します。」
あぁ~そうか。健康診断には健康保険が使えないのだった。
計算してもらった結果は金21,017円也。
別に診療情報提供書は健康保険が使えて金520円也。

10日の午前の父の定期診察に付き添うため、
9日夜から泊まる(夫は小規模多機能に泊まる)ことにしていたが、
この健康診断のため9日早めの時間に出掛けて、
父がショートステイから帰るのを待ってから近医へ行った。

MRSAの検査は、細長い綿棒のようなものを鼻の穴につっこまれて
「いたい、いたい、いた~い!」と声をあげていた。

疥癬・・・医師の診察の時に、
身体の皮膚の状態なんて何も調べなかったけれども?
検査し忘れたのか?
 ま、皮膚症状なしだから、たぶん大丈夫だろうが。
 なんだかいい加減。

健康診断を終えて支払い、診断書ができあがるのは約1週間後。
書類ができあがったら電話をもらう。

そのまま実家に泊まる。
父のベッドのわきに布団を敷いて寝る。
夜中に、父がベッドの柵についているベッドのコントローラーをいじって、
ベッドが何度もうぃーん、うぃーん、うぃーん・・・と上下する音がうるさい。
「お父さん、なんなの?」
「背中がかゆいんだよ」
起こして、父の背中に保湿クリームを塗った。
その後、また眠ったようだった。
朝方ふたたび、ベッドのうぃーん、うぃーん、うぃーん音に起こされる。
「お父さん、な~に? 音がうるさいよ?」
そこで、はたと了解した。
父はナースコールを押しているつもりだったのだ。
ここ数ヶ月ショートステイを利用しているので、ナースコールを押す習慣ができたのではないか?

新しく買った車椅子に父を連れて総合病院の泌尿器科へ行った。
今まで使っていた車椅子はタダでもらったものを、タイヤだけ修理して使っていた。
しかし、手動のブレーキ部分がさびて、ブレーキが効かなくなってきている。
要介護4だが、ショートステイをめいっぱい使っているので、介護保険でレンタルするのは点数が足りなくてムリ。特養に入所した場合も介護保険でレンタルはできない。
特養内では特養の車椅子を使うようだが、外出時などには折りたたんでタクシーのトランクに積めるコンパクトな車椅子があったほうがよい。
父がベッドをレンタルしている福祉用具店で問い合わせてみると、
4万~5万円ぐらい。中古だったら1万5000円ぐらいだと・・・
通販で見ると新品が1万6000円台からあったので、
車椅子用のクッションも合わせて2万円ちょっとで通販で購入。

いつもは総合病院まで自宅からタクシーで行くが、
晴れていて季候もいいので、車椅子を押して歩くことにした。

・・・うん? なんだかやけにガタガタする。
舗装してある道路を進んでいるのだけれども、わずかなデコボコにガタガタ・・・
その振動が押している手にもかなり伝わってくる。
夫のレンタルの車椅子を押して道路を進む時には、こんな振動は感じないけどなぁ?
なんというか、まるでタイヤの空気が入っていないような感じなのだ。
一応、ノーパンクタイヤといううたい文句で、定期的に空気を入れる必要はないタイプ。
う~ん、やっぱり安いのは安いなりの理由があるのかも?
病院内のすべすべの床を車椅子で動くには何の問題もないようだ。

「お父さん、車椅子の乗り心地はどう? 前の車椅子と比べてどう?」
と訊いてみると、「あまり変わんないな」という答え。
ただ、タダでもらった車椅子よりも座面が大きいのはよいが、
それ故かあるは背もたれの角度の関係か、姿勢が悪くなりやすいみたい。
乗っていると、お尻がだんだん前のほうにずれてきて、
気づいた時に座り直しをさせないとならない。

レンタルだと気に入らなければ、チェ~ンジ! したり、
細かい手直しも頼めるが、購入だとそうはいかない。
購入でも、高いものだと、メンテナンスもやってくれるみたい。
安いのは安いなりの理由あり・・・当たり前のことだなぁと実感。
まあ、そんなに毎日のように車椅子で外にお出掛けするわけではないから、
こんなところでがまんするしかないか。

さて、泌尿器科の受診。
採尿は膀胱留置カテーテルの採尿ポートの手前のカテーテルチューブを
ハサミのような形のクランプ鉗子ではさんで、
膀胱から出る尿が尿バッグに落ちないようにして30分ほどおき、
その後、クランプ鉗子を外して、採尿ポートから尿を採る。
尿バッグに貯まっている尿は、細菌が増えてしまっているから、
新鮮な尿を採るためにこのような方法で採尿するのだ。
採血は採血室ですぐに終えたが、
膀胱留置カテーテルの採尿は泌尿器科の処置室でやってもらわねばならない。
処置室前で順番を待っていたが、なかなか呼ばれない。
かなり混雑しているもよう。
採尿はクランプしてから30分後になるから、先にクランプだけしておいて欲しい。
呼ばれなかったけれども、処置室の看護師さんに声を掛ける。
「あの~、膀胱留置カテーテルの採尿なんですが、先にクランプだけしておいていただけませんか?」
「あ、そうですね。じゃあ、処置室の中に入ってください。」
なんだ~、やっぱり、そうなのね。
早く声を掛ければ良かった。
処置室に入って、クランプ鉗子ハサミで挟んでもらうだけのこと。
あっという間に終わる。
それから、30分ほど処置室の外で待つ。
30分後に呼ばれて、採尿ポートからの新鮮尿を採る。
そこから、尿の検査へ回されて、結果が出るまでは1時間以上かかる。
これだけで約2時間は余分にかかってしまった。
10時の診察予約が、診察に呼ばれたのが正午をちょっとまわったところ。

「尿検査の結果がまだ出ていないのですが、血液検査結果が出ているので呼びました。」
あぁ、そうなんですか・・・と
その時は尿検査結果が出ていないことについて何とも思っていなかった。
血液検査結果は、前回7月の時とあまり変わらず低空飛行。

腎機能の状態を示す eGFRは 23.9 だった。腎機能高度低下状態。
eGFRが15未満になると、末期腎不全で透析治療が必要になる。

それから、CRP(炎症反応を示す)は 0.21。
正常値は 0.14以下なので、若干、炎症反応が出ている。
今までも、風邪を引いたり、腸の具合が悪かったり、なんだか理由がわからないけれども、CRPが少し高かったということはあるから、それほど気には留めなかった。

特養への入所がほぼ決定になったことを報告。
今後の膀胱留置カテーテルの交換は特養の提携医療機関でやってもらえるようだ、と。
ただ、前立腺癌の治療(ホルモン注射)については、引き続きここで受けたいという希望を伝える。
そして、特養宛に診療情報提供書を書いてもらうよう依頼。

会計を待っていたが、なかなか呼ばれない。
30分待っても呼ばれないので、受付で訊いてみると、
「書類がまだできていないので・・・もう少しお待ちください。」
先生と話している時に、金曜日に再度書類を受け取りに来ると話したのだが、今、診療情報提供書を書いてくれようとしているらしい。
しばらくして、診療情報提供書と会計書類、今日の検査結果をプリントしたものをもらった。
この時、既に午後1時半。
父と昼食(ウナギを食べに行く約束)をしている。
しかし、午後4時半から自宅で夫のリハビリがあり、夫がデイサービスから送られてくるのが午後4時10分頃。遅くとも3時には帰宅しないと間に合わない。
焦って、車椅子を押して、病院から実家への帰り道の途中にある鰻居酒屋へ。
初めて入るお店。
ランチタイムは午後2時までで10分前に入れた。
車椅子で入れて、テーブル席に車椅子のままつけた。
テーブルにぐぐっと近づけるため車椅子を前に押すと、
「いてぇ、いて!」と。
え? テーブルの下に荷物置きのため?のボードが。
それが膝に当たってしまったようだ。ごめん、気づかなかったわ。
鰻丼、鰻重(梅)(竹)(松)・・・
メニューの写真を見ると鰻の量の違いらしい。
鰻丼でもいいけど、せっかくだから、鰻重(梅)↓

 IMG_1544.jpg


 IMG_1546.jpg

父は鰻が大好物。
え? 慢性腎臓病患者だから、低タンパク食にしているのではなかったって?
そうだけど、食べられるうちに、食べたいものを食べておいたほうが良いと思う。

ウナギは柔らかく食べやすい。あっさりめの上品な味だった。
米一粒も残さずに完食した父。

それから、車椅子で早足で(半分走り)実家へ父を送り届けて、急いで自宅へ戻る電車に。
電車内で、あらためて今日の採血の結果を見るために書類を出した。
診察の時に出ていなかった採尿の結果も、書類を待っている間に出たようで、入っていた。

採尿結果を見て愕然とした。

 白血球定性      +3
 細菌         +3
 細菌定量 69667.2/μl

えぇ? 6万? かなりの細菌量ではないか?
前回膀胱留置カテーテル入れてまもなくのときは、

 白血球定性      +1
 細菌         -
 細菌定量      8.1/μl

それ以前の尿検査の結果も遡って見てみたが、こんなに細菌量が多いことはなかった。
この結果を見ても医師からは何のコメントもなし?
現段階でのこれに対する治療の必要はないという判断らしい。

自宅に帰ってから、いろいろ調べてみると、

膀胱留置カテーテルを入れると、1ヶ月後には、ほぼ100%に細菌尿が認められる。

父は膀胱留置カテーテルを入れて約2ヶ月が経過した。
特に熱が出ているわけではない。
尿も一日1000ml以上は出ている。
お腹が痛いとか、何か症状が出ているわけでもない。
となると、医師的にはこの程度の細菌尿は当たり前ということ・・・らしい?
この段階で抗菌薬を使ってしまうと、いざ重症の感染症になった時に抗菌薬が効かなくなってしまうことになるのは間違いない。
だから、今の段階での治療はなし・・・ということだろう。
でも、これは私なりの理解。
本当は、細菌尿の結果を見て、きちんと医師に説明をもらって、話し合いたかった。

膀胱留置カテーテルが入っている以上、細菌尿が解消されることはないだろう。
かと言って、2ヶ月も入れていた後、カテーテルを抜くと、今度は膀胱が萎縮していたりして、ますます自力で尿ができなくなっている可能性が高いし(もともと神経因性膀胱による排尿障害のために歩膀胱留置カテーテルを入れた)、ずっとこのまま行くしかないのだろう。

なんだか、爆弾を抱えたままのような生活。

今後どうなっていくのだろう?
今の細菌尿は無症候性だけど、身体の免疫力が低下していくと、これが悪さをするようになった時に、高熱やら腹痛やら・・・抗菌薬が奏功すればよいが、悪ければ敗血症?
そんなふうな経過を辿るのか・・・?

あの段階で膀胱留置カテーテルを入れるという選択で良かったのか?
本来ならば、カテーテル留置することの長期的なメリットとデメリットをきちんと提示された上で、どうするかを選択したかった。
総合病院はたくさんの患者が押し寄せもの凄く混雑していて、医師もとても忙しそうにしているから、こういうことを時間をかけて話し合って、よく考えて、選択するということができなかった。
と感じる。情報が不足し過ぎている。
もし、訪問診療に切り換えていたら、医師の説明を聞いた上で、今後どういう生活をしていきたいかという希望を踏まえて、じっくりメリット・デメリットを考えた上で、選択できたのではないかと思う。でも、現実は・・・

「なんだかよくわからないうちに、こういうことになってしまいました。」

(ため息)

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No title

一人で、常に三人を気にかけなくてはならないアワキビさん、マジにご苦労様です。
それにしても、お父様、こうしてみると何処が悪いの?って思うほど健康そうに見えるけど…好物の鰻食べて嬉しそうですね。

こうして親孝行出来て良いですよ。親が生きていればこそできます。亡くなってしまえば、あれもしてやればよかった、これもしてやればよかった、と後悔ばかり・・・
あれこれ大変で大変だろうけど、自分の体調も気遣いながら、(介護人の元気が一番!)どうぞ、お父様がより良い医療が受けられるように、ファイト!!

サザンカさん

ご覧のとおりで、そうなんです。

父の元気そうな姿を見て、面談に来た特養の担当者は、「緊急度低し」という判断をしたのだと思います。

でも、どういう巡り合わせか入所できるようになりました。
もう、これも縁だと思うので、ここで決断します。
もし、ぎりぎりのところまで在宅で頑張って、いざ、もうこれ以上はムリ、すぐにどこかへ入ってもらわねばならない・・ってことになった時には、今よりも条件のよくない(遠いとか、高額だとか)ところで妥協しなければならなくなると思うので・・・

あとは、父の気持ちがフォローできるように、やっていくしかないと思っています。

ほんと、介護できるのも、生きていればこそですものね。

ありがとうございます。

No title

こんばんは。
たぶん初めてコメントさせていただくような気がします。

車椅子を押して小走りで急ぐアワキビさんの姿を思い浮かべて、
ああ、介護者も後ろに立ってウィ~~~ンと進んでくれる電動車椅子が欲しいと思いました。
(築地でスタッフさん達がパワフルに移動していますよね。失礼な表現かも知れません、ごめんなさい。私も車椅子を押す介護者なので。)
先日実家の母を車椅子に乗せて急な坂道をバックで登ったら、パンクしてゴムが金属の溝から外れてしまいました。
ほんとに悲惨でした!
妹が言うには前日もパンクしたので空気を入れてきたのに、とのことでしたが。

元気で好物の鰻を召し上がるお父様はお幸せだと思います。

Yさん

こんばんは。
コメントありがとうございます~。

以前にもコメントいただいておりますよ。
彩星の会の一泊旅行に行ったとき、道の駅であったかい揚げパンに冷たいソフトクリームを挟んだものを食べた・・・という記事に対して。

ターレという、あれのことですね。
介護者をも乗せて動く電動車椅子! 
今よくあるシニアカーは基本自分で操作するけれども、それを介護者が操作するタイプになるかな?
それは近い将来実現可能な気がします。

Yさんのお母様も車椅子をお使いでしたか。
急な坂道をバッグで登ったのですか? ホント?
バッグで登るとなると、手で車椅子を引き上げるような感じで?
それはものすごく重くなるので、なんか不可能なような・・・?

さらに、タイヤがパンク! 
レンタルの車椅子だったら業者がメンテナンスに来てくれますが、購入したものだと修理できるところを自分で探さないとなりませんよね。
うちの父が最初に使っていたタダでもらった車椅子もタイヤがパンクしていたので、車椅子の修理ができる自転車屋さんを探して、持って行き、タイヤを交換してもらいましたよ。

父は、本当は鰻など食べてしまうとタンパク質オーバーで、腎臓に負担がかかって、結果的に腎機能を弱らせてしまうのです。
でも、厳しく食事制限をして味気ない食事ばかりになると、楽しみがなくなってしまう・・・と考え直して、現在はゆる~くやっております。
プロフィール

アワキビ

Author:アワキビ
夫と2人暮らし。
子どもはいません。
2人と猫2匹の家族です。

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