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入所申込をしていた特養が父の面談に来ました

5月31日のブログに「特養入所は、保留に・・・」という記事を書いた。
その後、7月下旬に、実家と同じ市内にあって最も距離的に近い特別養護老人ホームに、父の入所申込みをしておいた。開設されてまだ5年ぐらいの比較的新しいホームだ。

母と一緒に見学に行って、申込書をもらってきた。
桜並木沿いにあり、春にはさぞ桜がきれいだろう。
建物も新しくてきれいで、母も「ここならいいねぇ」と言っていた。
なんと言っても、実家からはコミュニティバスを乗り継いで30~40分ぐらい。
あらためて申込書を提出に行った時に、特養から実家まで歩いてみたが、約30分だった。
同じ市内にあるから母も土地勘があり、面会にも行きやすいだろう。

申込みの時に、現在の待機者がどれくらい居るかと訊いたところ、50人ぐらい(要介護3以下の人も含めて)とのことだった。
奇数月に入所判定会議をやるので、7月はもう決まってしまっており、次回は9月だと。
いずれにしても、そんなにすぐに順番が来るわけがないだろうから、
とりあえず申込みをしておいて、もし、この特養から入所できると打診があったら、我が家にとってはこの特養以上に条件が良いところはないと思うので、その時点で入所することにしよう・・・と思っていた。

そして、9月下旬、突然、私の携帯電話に件の特養から電話があり、
「入所順位が上位になっているので、面談に伺いたいのですが・・・」と。

一昨日、ちょうどケアマネの月1回の父母との面談日で、私が実家に行く日でもあったのだが、それに合わせて特養の担当者が実家に来宅。
特養の面談には、ケアマネも立ち会ってもらった。

これまでの経緯や今必要な医療処置(膀胱留置カテーテル)のこと等を話した。
そして、入所候補者の中での父の緊急度を尋ねてみた。
いわく、今回は一度に5室空いており(亡くなられたり、病院に移られたり)、候補者は7人だと言う。

父の現在の状態は、緊急度は、それほど高いとは言えないかもしれないが、現在の入所候補者の中で見た場合は、上位に位置するらしい。

もし、今回、保留にしてしまうと、次も同様の上位に位置しているかというと、もっと緊急度が高い人が入所希望が出されると、順番が下位になってしまう可能性もある。(あくまでも相対的なものなのだ。)

とりわけ、膀胱留置カテーテルを着けている場合、同特養で契約している医療機関の往診で対応可能な人数は4人までのところ、現在3人が膀胱留置カテーテルを着けているので、ちょうど今なら一人分は空いているのだと。

私たちにたぶん躊躇の色が見えたのだろう。
特養の担当者はこう言った。
「あまり、ぎりぎりの状態で入所するよりも、
 少し余裕があるうちに入所したほうが、
 ご本人にとっても、ご家族にとっても、
 良いと思いますよ。」
・・・・

そうなんだろうなぁ・・・

父に「どうしたい?」と訊いても、父ははっきりと答えない。
いろいろごにょごにょ言っているのを聞いてみると・・・

自分はいろいろなことができなくなってきているからなぁ。
そこに入ると、いろいろ全部お世話してくれるんだろう?

云々と言っている。

父は口には出さないが、本当は、自宅に居たいのだと思う。
でも、誰かの世話にならなければ暮らせないから、
自分が「家に居たい」とわがままを言ったら、
家族が困るだろう・・・

と、たぶん遠慮している。

私は、心情的には、父にはまだ実家に居て欲しい。

父はショートステイのロング利用中、「もう家には帰れない」と悲観的になったのか、食欲もなくし、体調も崩し、会話もあまり成立しなくなり、すっかり元気をなくしてしまったから。
それで、母と弟と私とショート中の父を車椅子で回転寿司に連れ出したら、笑顔が出て、美味しそうに寿司をぱくぱくたくさん食べたのだ。
その後は、週にショートステイを3泊、自宅を4泊(うちデイサービスを2日)というペースにして、最近の父は本当に元気になってきた(あくまで精神的に元気という意味。慢性腎不全がよくなったわけでもないし、膀胱留置カテーテルも付いている)。
だから、特養へ入所したら、また元気がなくなってしまうのではないか?
という心配がある。

母がどのように思っているのか、何回か訊いてみた。

  まあ、近いし。私が会いに行けばいいんだから・・・

ふ~ん・・・そうかぁ。
でも、母のことだから、そんなに頻繁に父に会いに行ったりはしないんじゃないかなぁ。
いや、実は、昔々のことを蒸し返すのもなんだが、
私が20歳の時に、40日ほどインドをバックパックで放浪して帰国したら、
検疫で赤痢に罹っていることが判明し、
保健所からお迎えの車が来て、
隔離病棟に丸々2週間、収容されたことがある。
当時の2階建ての広い隔離病棟に入っていたのは私一人だけ。
お世話係の看護師さん一人だけが、病室に入って来られる。
家族との面会も、病室ではなく、病室を出て廊下の端に張られた金網越し(!)にしか許されなかった。
刑務所とまでは言わないけれども、少年鑑別所ぐらいのイメージのところだった。
その2週間の入院中、父は毎日のように見舞いに来て、
私の注文に応じて本や雑誌等の差し入れをしてくれたけれども、
母は1回だけ、父と一緒に来ただけだ。
いや、別に母を非難しているわけではない。
母は、何というか、あっさりした性格なのだ。
私はどちらかというと、そういう点では、父似なんだろう。

母は言う。

  それに、私もまだ元気だから、
  いろいろやりたいことがあるのよ!

そうなんだなぁ。
それが良いとか悪いとかじゃない。

私が父と一緒に暮らしているわけではないから、
実際に日常生活で介護を担うのは母なのだ。
私の思いを押しつけてはいけない。

昨年の冬頃の父の状態は、血圧が急激に上がり、
ベッドからポータブルトイレに行くのもやっと。
ベッドサイドからすぐに車椅子に乗せてデイサービスへ行っていた。
いくら昼間デイサービスに行っているとは言え、
夕方から夜間、翌朝デイサービスに行くまでは、
母が世話をしなければならない。
ベッドから起き上がれないため、夜間も完全にオムツとなり、
介護に馴れていない母は、
尿漏れで全身びしょぬれになった服とシーツの全取り替えが一日2回
等という介護をやっていたのだ。
おそらくその介護疲れが原因で、免疫力が衰え、化膿性脊椎炎を発症し、
首・肩の激痛で1ヶ月入院となってしまった母。

これから冬に向かい、父が昨年と同じ状態にならないとも限らない。
昨年の父の歩行困難は脳血管性のものだと思う。
特養に入れば、室温も一定に保たれているだろうし、
その意味では血圧も安定させやすい。

今度の金曜日には入所を決定する会議が開かれ、
その結果を連絡してくれることになっている。
入所OKとなれば、
  その時が父が特養に入所する潮時なのだと思う。

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夫と2人暮らし。
子どもはいません。
2人と猫2匹の家族です。

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