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両親と同居している弟(7月5日加筆訂正しました)

4月初旬からショートステイのロング利用をしていた父。
7月からは、4泊は自宅、3泊はショートステイということになった。
そして、自宅に帰ってきている間はデイサービスに通う。

昨夕4時半頃、自宅に帰ってきた父。
父が夜間どうだったかを、今朝、電話で母に尋ねると、
「午後9時前に就寝。
 夜12時頃、自分でベッドから起きて、トイレに行ったけれども、いつまでたっても戻って来ないから、見に行ったら、トイレに座ったまま寝ていた。トイレを見ると、おしっこは出ていなかった。お父さんを起こして、立たせて、リハパンとズボンを穿かせ、ベッドに戻した。
 その後、午前3時頃、また、トイレに起きたので、今度は一緒にトイレに着いて行った。パッドに尿は出ていたが、トイレに座って待っても、おしっこは出なかったので、適当なところでベッドに戻した。」

 だいたい、ショートステイでの夜間の状態(2~3回起きる)として報告されているとおりだった。
 ベッドから起き上がったことを知らせるセンサーで夜勤スタッフが部屋へ行ってみると、ベッドに座っているか、部屋の途中まで歩き出している。そして、トイレに連れて行って座らせても、何も出ないことが多く、トイレに座ったまま眠っていることもよくある。
「おむつにしていいですよ」とスタッフが言っても、父は「トイレに行きたい」と言うそうだ。
 この状態では、ご自宅で(80歳の母が)介護するのは大変なのではないでしょうか・・・とショートステイの責任者は言う。

 確かにそうなのだ。一晩に2~3回トイレの介助をするとなると、自分の眠りのリズムをその都度乱されるので、これが積み重なると睡眠不足になり、慢性疲労となる。
 母が4月に化膿性脊椎炎になってしまったのも、疲労蓄積から免疫力が低下したことによるのではないかと思うので、このままの状態が続くと在宅介護は厳しい。

 さて、どうしたものか?
 ふと思いついて、母に提案した。
「今晩は、お父さんに布団に寝てもらって、お母さんはベッドに寝てみたらどうだろう?
 お父さんは布団からだったら、一人で起き上がれないのではないかな?
 そうしたら、あきらめて朝まで寝ているかも・・・」
「う~ん、そうかもね。やってみるわ。」

 問題は、朝、布団から父を起こすことができるかどうかだが・・・
 そうだ! 同居している弟に、朝、父を起こすのを手伝ってもらおう。
 「Y一(弟の名)に、お父さんを起こすのをやってもらおうよ!」
 「えぇ? (頼まなくて)いいよ~」
 母は弟にものすごく遠慮しているのだ。
 と言うより、弟に何か依頼したり、話をすることができない。
 自分の子どもなのに・・・
 「でも、一緒に暮らしているんだから、それくらいやってくれてもいいでしょ?
  私がY一に電話をするからさぁ。」

 4月中、母が入院中、ショートステイ先の父の元に、低タンパクおかずの冷凍弁当を10個ほど届けるのを弟のY一に頼んだことがある。
「わかった」と自転車に乗って届けに行ってくれた。
私は、母が入院しているのを機に、両親が寝室にしている衣類や物が山積している和室の片付けをしていた時のことだ。
しばらくして帰ってきたY一に、「お父さん、どうだった?」と訊くと、
「会ってない。受付の人に渡してきたから。」
「えぇ! わざわざ行っているのに、どうして、ちょっとお父さんに顔を出してこないの!」

Y一はこういうヤツなんだよな~。
Y一にも父の介護に少しは関わって欲しいし、父もY一の顔を見れば喜ぶと思って、わざわざ弁当を届けるのを頼んだのに・・・
次に再び頼んだ時には「ちゃんと、お父さんに顔を出して見せてやってよ~」とうるさく言って、ようやく、文字通り顔だけ見せて、何の会話もせずに帰ってきたようだ。
まあ、何を話したら良いのかもわからないのかもしれないが・・・。父と息子ってこんな感じなのだろうか?

で、Y一に電話をした。
母の睡眠を確保するために、父が夜間起きないように布団に寝せてみるから、朝、父が起きるのを手伝って欲しいと。
「え~、忘れなかったらね。
 オレは、朝は4時とか5時に起きて6時ちょっと過ぎには出るから、シャワーを浴びたり、バタバタしているんだよ。
 こんなことがずっと続くんだったら、施設に入ってもらわないと・・・

なに言っているの?
こんなこと」って、朝、布団から父を起こすという、たった5分ほどの介助を頼んでいるだけじゃない? それ以上の介護をしてくれなんて頼んでもいないのに!
5分ほどの介助をすれば、父と母が在宅で一緒に暮らせるかもしれないのに、そんなに簡単に「施設に入ってもらわないと」なんて言わないで欲しい。

前回、父が2泊3日で自宅へ帰ってきた時は、私が泊まっていた。
弟は、夜、会社から帰ってきても父に顔を見せるでもなく、朝も父の顔も見ずに(玄関まで行くために和室の前を通るのに)、出掛けようとするので、私が呼び止めた。
「お父さんに、ちょっと、顔を見せてやってよ。」
ベッドに寝ている父に、
「お父さん、お父さん、ほら、Y一だよ。仕事に出掛けるんだって!」
と声を掛けて起こすと、弟は、和室の入り口のところで、一応の笑顔を作って、よっ!っと手を上げて行ってしまった。
照れているのかもしれないけれども、もう少し、手ぐらい握ってあげればいいのに。
2ヶ月半ショートステイに行っていて、せっかく自宅に帰ってきているのに~。

その後の父母と私と3人の朝食の席で、父は
「Y一が、さっき「お父さん、元気か?」ってきいてきたんだよ~」
と、本当に嬉しそうに話すのだった。
弟は、そんな言葉は掛けていなかったが、父は自分の耳が遠いので、そう言ってくれたと思って喜んでいるのだ。
例え会話をしなくても、弟がちょっとでも顔を出したりするだけで、父は嬉しいのだ。
以前、ケアマネとショートステイ先の担当者会議の時に、たまたま会社の休暇をとっていた弟が在宅していて、母に用事があってリビングに顔を出したことがある。
その時、父は、弟のことを「この人は、私がいつもお世話していただいている人です」とケアマネさんたちに紹介した。
弟がいなくなった後、ケアマネさんはショートステイの担当者に「私もこの5年間で初めて息子さんにお会いしたんですよ。」と言い、父に「いつもお世話になっているのは娘さんでしょう?」とたしなめるように(私への気遣い?)言っていた。
まあ、父としては、ほとんど顔を出さない息子が、たまに顔を出すだけで、たったそれだけで嬉しいのだ。
だからこそ、父が在宅の時には、ほんの少しでいいから、弟にも父のことに関わって欲しいから、頼んでいるのだ。

母には、私から弟に、朝、父を布団から起こすのを手伝ってもらうよう頼んであるからと伝えた。
「お母さんからも、朝は、Y一に頼んでね。頼んでいいんだから。」
でも、万一の時のことを考えて、布団から父を起こす方法について、
「腹筋を使って布団から起きあがるのはムリだから、仰向けからうつ伏せにごろんと四つん這いにさせてから、手をベッドの柵か何かにつかまらせて、そこから起き上がるようにしてみて。わかる?」
「うん、わかった。そういう方法ね。」

さて、果たしてうまくいくかな?

先に「施設に入ってもらうしかない」と言った弟の言葉に憤りを覚えたと書いたけれども、客観的に見れば、そういう状況なのかもしれない。同居しておらず、直接、日々の父の介護に携わっていない私が何かを言える立場にはないだろう。
だけど、もし、少しの工夫と配慮や介助で、在宅生活がもう少し継続できるのならばと思うのだ。

一人で起き上がれない布団に敢えて寝かせること自体、「間接的な拘束」ではないのか?という疑問もある。
父は「夜間もおむつにではなく、トイレでしたい」と言っているのだ。
しかし、それを母に介助させるわけには行かないので、どうしても夜間にトイレに行くことを希望するとしたら、やはり施設へ行くのか。父にはどちらかを選んでもらうしかない。
とは言っても、認知症なので、夜トイレに行きたくなれば、すべてのことをすっかり忘れて「行きたい」と言うのだろう。
本人が自分でトイレまで行って、そのままトイレに座ったまま眠っていたとしても、冬ではないから、便座で低温やけどはしないし、寒くはないし、そのままにしていても、まあ、大丈夫なんじゃない?という超楽観論、いい加減過ぎる、手抜き過ぎる、そういう危険(?)な考え方もあり得る。

いろいろなことが、簡単には割り切れない。
やっぱり父本人がどのようにしたいと考えているのか?
そして、父の希望を家族がどこまで支えることができるのか?
そこのところを、少しずつすりあわせていくしかない。


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父を布団に寝かせてみた結果

夜中にトイレに何度も起きてきてしまう父。
そこで、思いついて、昨晩は父をベッドではなく、布団に寝かせてみた。
結果は、朝までぐっすり。
恐らくは、父はいつものように「トイレ!」と目覚めてみたが、起き上がれないので、そのまままた眠ったのだろうけれども、母は朝までぐっすり眠れたようだ。

そして案の定、父は朝になっても布団から自分で起き上がれない。
もちろん、母も父を起こすことができない。
朝5時半に、母が弟を呼んで、父を起こしてもらったそうだ。
弟は、布団の上に座った(座るのも大変だったそうだ)父を、後ろから抱え上げて起こしたと言う。

その後、トイレに父を連れて行くと、パッドにおしっこは出ていたけれども、ズボンに洩れるほどではない。
前にブログにも書いたけれども、父は慢性腎臓病なので、尿量が減少気味なのだ。
もちろん万一のことを考えて防水ズボンドリームガードもはかせてはいる。

しかし、う~ん・・・
これはちょっと・・・このままでは弟が腰を痛めてしまう。
これを毎日続けるのは無理だ。
でも、思いついた 
父を介護用ベッドに寝かせてから、コントローラーでベッドの高さを一番下まで下げればよいのだ(最初から気づけよ!私)。
父の介護用ベッドは超低床ベッドではないので、布団レベルの高さにはならないが、母に高さを測ってもらったら床から24センチだという。
この高さなら、ベッドから柵を掴んで起き上がれても、父の今の脚力では立ち上がることまではできない気がする。
そして、朝になって起こす時に、コントローラーでベッドの高さを上げてから、いつも通り起こせば良いのだ。
この方法で、今晩、再びチャレンジしよう。

母のことも書こう。
父が自宅へ帰ってきた翌朝、母は、はりきって、父を外へ連れ出したというのだ。
私が、朝、電話をしたら、
「雨が降る前に、その辺ひとまわりして来ようと思って・・・」
「えぇ? お父さんを連れて外へ出たの? 車椅子を押して?」
「いや、ウォーカーを使って・・・ 
 そしたら、お父さんたら、ぜんぜん歩けないのよ~。
 もう、あぶなっかしいったら、ありゃしない。」
「お母さん、そんなの歩けるわけないじゃない。
 お父さんは4月から3ヶ月間、ずっとショートステイで、ほとんど毎日ベッドの上で過ごしていたんだよ。だから歩けるわけないんだよ~。」
「そうなのねぇ~、歩けなくなっているんで、びっくりしちゃった。」
「もうね、外を歩くなんてムリなのよ。家の中で、和室とリビング、トイレの間を歩けば、それで十分なんだから!」

今日、ケアマネに電話をしたところ、ケアマネも翌朝心配で、父母がその日利用しているデイサービスに電話をして様子を訊いたそうだ。
母は私には言わなかったけれども、連れ出した父が歩けなくなって、そこでちょっとケガをさせてしまい、デイサービスに来てから傷口を消毒をしてもらったのだという。

ケアマネさんとも話したが、母は、こちらの予想しないことをやる、だから心配なのだ、と。

やはり母は認知症が始まっていて、記憶力にも、判断力にも問題ありなのだ。
これが老老介護、認認介護の現実だ。
在宅介護の継続は時間の問題なのだろうが、もう少し、もう少し、できるところまで・・・

母が自力で行けそうな距離にある特別養護老人ホームへ父の入所の申込みを考えている。

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なかなか上手く行かない

実家の母は順調に回復している。
元気になるに従って、一度は全部辞めたサークルのうち2つと、高齢者向けの無料の体操教室への参加も再会。
退院当初は、首にコルセットをつけていたので、一人での入浴が難しかったため、介護認定を受けて「要支援1」をもらった。ところが、「要支援」で入浴サービスを受け入れてくれるデイサービスの事業者は少なく、唯一あったのは父が通っているデイサービスのみなので、そこへ週1回父と一緒に通所。
ところが、こちらのデイサービス、介護度が比較的重めの利用者さんが多く、「要支援1」の母には、物足りないようで・・・
「何をやったらいいのか、わからないのよ~ なんにもやることがなくて~
 (自分は)一所懸命、新聞読んだりしているんだけどねぇ。
 み~んな、お父さんみたいに、うつらうつら寝ていたり、ぼーっとしているだけなのよ~。
 もう、お風呂も(一人で)入れるようになったから、来月から行かなくていい?」
さらに、
 「お金がかかるから、もう、私は(デイサービスに)行かなくて、いいよ」
とも言う。
けれども、最近、物忘れや判断力の低下が見られる母なので、定期的に母の様子を客観的に見てくれてフィードバッグしてくれるデイサービスに通うことのメリットがあるというのが、ケアマネと私の意見。
そこで、ケアマネから、活動的な母に向いている筋トレ、脳トレ等を行う半日デイサービスを2カ所提案してもらい、今月中にさっそく無料の体験利用することになった。
ケアマネが持って来てくれたパンフレットに載っていた「レッドコード」を使った体操風景写真に、母は興味を覚えたようだった。
母が気に入ってくれれば、来月からこちらに通ってもらおうと思う。

さて、在宅中の父の様子。
7月から週に4泊自宅、3泊ショートステイという態勢になっている。
4月から6月まで、丸々3ヶ月、ずっとショートステイに行ったきりで、私が父の通院の際に、自宅に連れてきたり、あるいは父のもとに母や弟と共に訪問したりはしたけれども、父は「もう自宅へは帰れない」と悲観してしまったのか、すっかり食欲をなくし、ショートステイで提供された食事に手をつけない。半分ぐらいがやっと。スタッフが食べさせてやっと・・・等という調子で、入所当初の体重は55キロだったのが、6月末に測った時は51キロで、なんと4キロ近くもやせてしまったのだ。

しかし、自宅に帰ってくるようになったら食欲が回復。
ショートステイに行った時も、「自分から進んで食べるようになりました」と。
もし、あの流れのまま、特養へ入ってしまったら、どうなっていただろう?
自宅に何があるというわけではないけれども、
介護力も在宅では十分とは言えないけれども、
「自分の家に、ただ居る」というだけのことなのだけれども、
何かが違うのだ。

とは言え、昼間は良いとしても、就寝後の父のトイレ介護を母がせねばならないのがネック。
6日間便秘が続き、センノシドという便秘薬を服用したら、排便時間の調整がうまくいかず、夜中の1時半に排便。その1時間後に再び排便。
父は、夜中、トイレに一人で行くことはできるのだが、帰って来ることができない。
母が、夜中、ふと目を覚ますと、父のベッドがもぬけのからなので、トイレに見に行くと、リハパンをおろして便座に座ったまま眠りこけているのだ。
今は夏だからまだ良いけれども、冬だったら、便座暖房で低温火傷してしまう。
そこで、介護用ベッドの高さを一番下に下げれば、父の脚力では立ち上がれないだろうということを期待したが、なんと、父は立ち上がって自分でトイレに行ってしまい、そのまま戻って来ず、母が気づいた時に(どれくらいトイレに居たのか不明)、父をトイレに迎えに行って、連れて帰るを繰り返す。
それならと、床上15センチの「超低床」ベッドに変更したのだ。
ベッドを交換したときに、ケアマネやレンタル会社さん、母や私の前で、最低床にした状態で父に「立ち上がってみて~」とやってもらったところ、うまく立ち上がれない・・・ようだった。
さて、これで、うまく行くかなあ?

翌朝、母に電話をした。
「昨日の夜は、お父さん、どうだった?」
「もう大変だったわよ~ ( ノД`) 
 夜中の、そうね、3時頃に、○子~、○子~ってお父さんが呼ぶのよ。
 それで気がついたら、お父さん、自分でベッドから起きて、立っていたのよ。
 防水半ズボンからも、漏れ出しちゃっていて、シャツも防水シーツも全部びっしょり!
 風呂場に連れて行って、シャワー浴びせて、着替えさせて、洗濯機回して~ぇ。
 もう、こんなこと初めてだわ~」

いや、母よ、初めて、ではないよ。
昨年の冬、父の身体が動かなくなってきて、夜、起きられなくなった時、同じ状態だったのだけれども、母はその時のことをどうやらすっかり忘れてしまっているらしい。

それにしても、なかなかうまく行かんなぁ。
普段、父は尿量が少ないので、油断して、昼間と同様のリハパンと2回分のパッドという軽装で寝かせていたのだ。
今後は、夜間寝るときは、夜用の重装備のパッドを使うようにしてもらおう。
母は、昨年の冬、父のために夜用の重装備のパッドを買っておいて家に置いてあることも、まったく覚えていなかった。
「どこにそんなのあるの?」
「いつもリハパンやパッドを置いているトイレの隣の物置のところだよ。」
ちょっと見ればすぐに見つけられるはずなのだが、そういう夜用パッドの存在自体を忘れているので、探そうとも思わなかったのだろう。

今週、父が自宅に帰ってきたとき、もう一度、夜用パッドで重装備にした上で、防水長ズボンのほうをはいてもらい、そしてベッドを「超低床」でやってみよう。
それでも、夜間に何度も起きてしまう、とか、ベッドが大洪水になる等、うまく行かない場合には、もう、小細工はせずに、ベッドは通常の高さに戻そうと思う。

母が少しでも楽になるようにと思うけれども、なかなかうまく行かないもんだなぁ。

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父、膀胱留置カテーテルをつける

今朝は、父のショートステイ先に迎えに行き、そこからタクシーで総合病院の泌尿器科受診。
父の迎えに行く前に、夫を小規模多機能デイへ送り届けなければならない。
本日、朝の迎えが可能な時間が、午前9時35分・・・
この時間では、父を迎えに行き、午前11時までの本日の診察受付時間内に病院の受付を済ませることができない。
そこで、朝は、午前8時半頃に電話でタクシーを頼み、夫を小規模多機能デイへ連れて行こうと思っていた。
ところが、何度電話をしても、タクシー会社の電話が繋がらない。
タクシー依頼の電話が殺到しているらしい。
仕方なく、夫を車椅子に乗せ、外の道へ出た。
表通りに出れば、タクシーが拾えるのではないか?
・・・甘かった・・・流しのタクシーがまったくやって来ない。
猛暑で、タクシーが出払っているのだろう。
待っていても、時間が過ぎていくので、覚悟を決めて、炎天下を夫の車椅子を押して歩く。
小規模多機能デイまでは距離的には徒歩12~15分ぐらいなのだが、坂道を登らねばならない。
この坂道がキツイのだ・・・
夫を預けてから、地下鉄と電車を乗り継ぐ。
今朝は電車も車輌点検のため大幅に遅れていた。
父のショートステイ先の最寄りの駅へ到着。
駅前のロータリーのタクシー乗り場へ・・・
いつもはタクシーが何台か止まっているのに、今日はゼロ。
ひゃ~、困ったぁ!!
でも、待つしかない。しばらく待って、ようやく1台来て乗車できた。

父をショートステイ先からピックアップして、総合病院へ。
もの凄い混雑。先週の月曜日が祝日だったので、その翌週ということで、この混雑らしい。
今日は泌尿器科を受診する。
血液検査と尿検査結果は、まあ、これまでとあまり変わらずの低空飛行。
しかし、しかし、それよりも、大きな問題が・・・。
「お父さん、今、おしっこしたくない?」と訊いても、
「したくない。」と言う。
トイレに行ってみると、パッドに尿がいくらか出ていて、便座に座らせてしばらく待っても、尿が出そうな気配がない。
やむなく、そのまま泌尿器科へ戻り、そこで、残尿検査。
どうやら、400~500mlぐらい膀胱に尿が溜まっているらしい!
えぇ? そんなに? 
おしっこが出たくてお腹が張っているとか、そういう訴えは父からまったくないので、私は、どうも半信半疑。
医師は「パッドに失禁しているのは、膀胱に尿がこれ以上貯められなくなって、ちょろちょろ漏れ出てきているものだと思います。本人には尿意がないまま出てしまっているものですね。このまま放置しておくと、おしっこが膀胱腎臓のほうに逆流したりして、膀胱腎臓の機能を悪化させてしまうし、膀胱炎腎盂腎炎などの感染症にもかかりやすくなります。ですから、膀胱留置カテーテルをつけて、尿の管理をしてもらいます。」
父は、もともと慢性腎臓病で腎機能はかなり低下しているので、これ以上、悪化させるようなことはできるだけ避けたい。
尿道からカテーテルを入れる処置をする時、父の「痛い! 痛い!」という声が聞こえた。
そして、尿バッグの中にはみるみるたくさんの尿が貯められ、あっという間に500ml!
これを見るまでは半信半疑だったけれども、本当にこんなにたくさんの尿が溜まっていたのだ。
そして、こんなに尿が溜まっているのに、尿意がまったくない父。
これでは、膀胱留置カテーテルもやむを得ないことだと観念する。

とは言え、果たして、父と、その介護者の母(初期認知障害MCIか?)との二人で、膀胱留置カテーテルをつけて、在宅でやれるだろうか?
泌尿器科の看護師さんから、どんなふうにやるのか(初めての経験なので)いろいろ訊いてみると、要は、「一日に朝晩2回尿バッグに貯まった尿を捨てる」ことだけをやれば良いらしい。
あとは、1ヶ月ごとに新しいカテーテルに交換するため、病院受診をする。

尿バッグから尿を捨てる方法を看護師さんから教えてもらい、帰宅後、母に教えた。
ショートステイやデイサービスに、看護師さんが居るので、サービス利用中はあまり心配はない。
問題は在宅中のことだ。
常に「おしっこ袋」を連れて歩かねばならないのだが、認知症の父は、すぐに忘れて「この管、なに? なんじゃ~??」となってしまう。
実際、今日、私が帰った後、ベッドに寝ていた父は、母が家事をやっている間に、自分でベッドに腰掛けて座り、チューブをいじっていたそうだ。たぶん、チューブを外そうとしていたようだ。
目が離せない。
おしっこの為にトイレに行く必要はなくなったけれども、夜間就寝後、うまくいくだろうか?
父は、夜間、大便を催すことがよくあり、一人でベッドから起きて、トイレに行く(そのままトイレに座ったまま眠り込んでしまって、寝床に自分で帰ってくることはない)。
その場合、尿バッグをベッドの柵のところに吊しておくのだが、そのことに気づかず、歩いてしまい、チューブに足をひっかけて転倒するとか、チューブが抜けてしまうとか・・・そうしたことが起きないか?
尿バッグの尿は常にお腹より下に置いておかねばならないので、せっかく交換した超低床ベッドも、超低床にして寝るというのは今後はできなくなった。ベッドは普通の高さにまで上げて、尿バッグはベッドの柵などにS字フックか何かでつり下げておくようにする。

何か困ったことがあったら、弟のお嫁さんに訊くように・・・と母にはよくよく言ってきかせ、お嫁さんにもよくよくお願いをしておいたが・・・

父よ、チューブを抜いてしまうと、自分が後で痛い目に遭うのだよ~。
だから、こらえてください。

なんだか、大変なことになってきた。
在宅介護・・・・大丈夫か?


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医療と介護の連携が課題

23日の月曜日は、父の泌尿器科の定期診察日だった。
採血と採尿(ショートステイ先で朝採ってもらった)があり、それから前立腺癌治療のための半年に一度のホルモン注射を打ってもらった。
その後の診察で、残尿量が多い(400~500ml)ことが問題になり、「このままだと膀胱に貯まった尿が排出されずに腎臓に逆流して感染症(腎盂腎炎)を起こしてしまい、今でも悪い腎機能がさらに低下してしまうので、膀胱留置カテーテルで管理をしてもらいます。」と医師から言われた。

「父も認知症であり、母も認知症が始まっており、私は別居しているので、日常的に介護することはムリですし、日中、両親だけで暮らしているのです。」と言うと、
「あれ? 施設にいるのではないの?」
「ショートステイやデイサービスを利用しながらの在宅です。」
「じゃあ、訪問看護とかを利用して・・・うちの病院のソーシャルワーカーと相談して。」

と、いかにも忙しそうな医師は言う。
残尿量が多いという検査結果を知らされても、私は半信半疑だったが、導尿して尿バッグにあっという間に500mlの尿が溜まったのを見てびっくり。

「お父さん、こんなに尿が溜まっていたのに、おしっこしたくならないの?」
「う~ん? したくならねーなぁ~」

今まで、尿量自体が少なくなっていて、昼間はほとんどトイレに行かないなぁと思っていたが、間違いで、尿はちゃんとつくられていた。
けれども、尿を排出する力が弱くなっていたのだ。
それで、今まで夜間に尿パッドに出ていた尿は、どうやら尿意を感じないまま、膀胱からあふれ出るようにしてちょろちょろ出てきていたものだったようだ。
目の前の尿バッグの尿の量を目の前にして、膀胱留置カテーテルをつけることに異を唱えることなどできなかった。

医師は診察に忙しく(前週の月曜日が祝日だったので特に患者数が通常よりも多かった)、「あとのことは、看護師さんが説明するから」と言い残して、診察室へ行ってしまった。

処置室で泌尿器科の看護師と話をする。
家族構成を話すと、
「え? 弟さんと一緒に暮らしているの? じゃあ、弟さんに、朝と晩に尿バッグの尿を捨ててもらうようにしたらいいんですよ。」
「ただ、朝と晩、尿バッグに貯まった尿を捨てるだけで、いいんですか?」
「尿バッグは2500ml入るけれども、貯まった尿が逆流するといけないから、だいたい半分の1000mlぐらい貯まったら捨てるようにして下さい。」
「お風呂はショートステイに行っている時に週2回入るだけなのですが、どうしたらいいですか?」
「膿みたいのが出ていることがあるから、ペットボトルとかに水を入れて洗い流すだけでもいいんですよ。」

膀胱留置カテーテルの一般的な注意事項が説明が印刷されている紙をもらう。
それを見ると、シャワー浴にしてくださいと書かれていた。
膀胱留置カテーテルは1ヶ月に一度(4週間に一度)交換する。交換前に、尿バッグを下の売店で買ってきて用意するようにと。
その後の医師との診察の際に、1ヶ月に一度の交換は、実家近くのかかりつけ医のところでやってもらうようにしたいと申し出た。

ざっと以上のような経緯だったのだが、膀胱留置カテーテルを着けることになるとは、まったくの想定外だったため、何の知識もなく、また、当日、担当ケアマネが休みの日だったので、ケアマネに電話で相談することもできないまま、病院から帰ってきた。
なんだか簡単に事が決まってしまったけれども、これでできるのだろうか?
帰宅後、母に電話をすると、「お父さんったら、ちょっと目を離したら、ベッドに腰掛けてチューブを触っているから、触っちゃダメだよ~と言ったんだけど・・・」

翌日、ケアマネに電話をして事態を報告。
ケアマネの祖母が在宅で膀胱留置カテーテルをつけたことがあり、介護していたケアマネの母が一所懸命にやっていたけれども、祖母は頻繁にカテーテルに触っていて、一度は自己抜去してしまい、また、感染を起こしているのに気づくのが遅れ腎盂腎炎になってしまったりで、在宅介護をあきらめ、施設に入所して施設の看護師に管理をしてもらうようになり、ようやく落ち着いたこと等の話を聞いた。
その日は、母と特養の見学に行った帰りに実家にも寄ったので、父がデイサービスから帰るのを待つことにした。おそらくデイサービスで排便があったと思うので、私が父のお尻だけでも洗ってあげようと思ったのだ。
デイサービスから父が帰ってくると、連絡帳に「リハパンに便失禁がありました」と書かれていた。
すぐにシャワーを浴びせるためリハパンを脱がすと、なんとパッドにピンク色に染まった膿状のものがついている。おまけにパッドに便もついている。たぶん、いったん排便した後、再び少し出たもののようだった。
病院の看護師さんに、「膿のようなものが出るから」と言われてはいたが、翌日に出るとは思わなかった。
とにかく、シャワーチェアに座らせて、シャワーで(流水で)洗った。
う~ん、清潔を保つためには、毎日シャワーで洗うべきだと思うが、身体をスムーズに動かせない父を裸にして、浴室のシャワーチェアに座らせて、前と後ろを洗うなんていうことを、母一人でやるのはムリだ。転倒させてしまうおそれがある。
現在、入浴は、1週間のうち、3泊のショートステイ中に2回だけで、2回利用するデイサービス中には入浴介助を入れていない。あと1日私が行く日にはシャワーで洗ってあげられるとしても、それだけでは足りない。デイサービスでも洗って欲しい。

ケアマネさんにその旨を伝えると、デイサービスでは、膀胱留置カテーテルを着けた利用者さんの経験がないので戸惑っていると。また、これは介護士のできる仕事ではなく、看護師の仕事になるのだが、デイサービスの看護師は、臨床の経験があまりないので、不安に思っていて、現在、事業所内で相談中とのこと。
「えぇ? でも、医師からは、尿バッグの尿を家族が捨てるだけでいいと言われただけで、入浴については、特別なことは何も言われなかったし、そんな大袈裟なことではなく、ただ、シャワーで流してもらえばいいのだけれども?」
と言うと、
「痰の吸引と同じことなんだけど、家族は痰の吸引をすることができるけれども、介護士は痰の吸引はできなくて、原則、看護師がやらなくてはならないんですよねぇ。
 デイサービス側としては、陰部洗浄と言っても、感染が起こることを恐れている。もともと慢性腎臓病で腎機能が低下しているところで、万一感染を起こして腎盂腎炎を起こしたりしたら、腎機能がさらに低下して取り返しがつかなくなってしまうのではないか?
 だから、医師から、具体的な指示書を出して欲しいと言うのだ。

はあ・・・○| ̄|_
膀胱留置カテーテルをつけるという医師の判断は正しいのだと思う。
けれども、デイサービスの側の心配していることも、もっともなことだ。
本来は、医師と介護スタッフ、ケアマネと家族と本人と・・・皆が一堂に会して情報を共有し、どのようにしたら必要な在宅医療を有効に実施できるのか、どのように役割分担するのか、話し合いができたらよいのだが・・・訪問診療に切り換えれば、介護スタッフとの連携がしやすいと思う。
事実、うちの夫の場合がそうだから。訪問診療、訪問歯科、訪問リハビリ、小規模多機能居宅介護、介護用品レンタル会社と相互の連携が良い。

実家のかかりつけ医は、かゆいところに手が届かない病院で、患者に寄り添って、一歩踏み込んで動くようなことはしてくれない。だから、父の医療についても、訪問診療を導入したいという気持ちは大いにあるのだが・・・実は、この病院、実家と道を挟んだ真向かいにあり、歩いて30秒ぐらい。
こんなにすぐ目の前に病院があるところに住んでいながら、わざわざ訪問診療の契約をするというのも、なんだか申し訳ない感じで・・・(誰に対して申し訳ないか?って、他に訪問診療を必要とする患者さんに、かな?)

それから、コメント欄に yoko さんから、ありがたい情報をいただき、なかでも「膀胱瘻」については目から鱗だった。
私も、ちょっと調べてみたのだが、もし、父が膀胱留置カテーテルの自己抜去などをしなかったとしても、長期にわたって膀胱留置カテーテルを入れておくことは難しそうな感じなのだ。
どうも、チューブを差し入れている部分の皮膚が裂けてきたりということがあるようだ (;д;)。
となると、長期にわたる場合、いずれは「膀胱瘻」にしないといけないのだろう。
医師もそういうふうに考えているのかもしれない。しかし、いきなり「膀胱瘻」を設置すると言うと抵抗があるだろうから、まずは、膀胱留置カテーテルで始めよう・・・等と?

ともかく、在宅介護の体制を再構築できるまで、予定を繰り上げて、父には今日からショートステイに行ってもらうことにした。
ショートステイ先には常勤看護師がおり、膀胱留置カテーテルの利用者さんの対応には馴れている。そこで入浴と日々の衛生管理、それからカテーテルを着けた父の様子を観察してもらって、在宅復帰のための道筋をつけていこう・・・というのがことの次第。

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