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母の病気

先日、実家の母は元気とブログに書いたばかりだが、
その母の具合が悪い。
日曜日、背中の痛みで起き上がれず。弟夫婦が付き添って日曜日にやっている整形外科受診。
 骨折等なく、はっきりとした原因不明。湿布と痛み止めをもらう。
月曜日、母背中の痛みで、父の介護どころではないので、ケアマネと協議。
 父にはショートステイに、とりあえず火曜日から1週間行ってもらうことに。
 私は実家へ行けず、ケアマネさんが実家で3時間ぐらい、ショートステイ先の担当者とともに打ち合わせと、薬などの確認、病院・薬局と母について歩いて、いろいろ調整してくれた。ありがたい。
昨日の火曜日、母と待ち合わせて整形外科に行こうとしたが、出会った時の母の様子がおかしい。
 左手をぶらぶら何度もしているので、どうしたのかと訊ねると、
「痛いんじゃないけど、重だるい。」
 この時、私の頭をよぎったのは、心筋梗塞。
「なんかね、喉がおかしいの。お父さんのゼリー飲料(アイソトニックゼリー)も飲み込みにくい」
 う~ん、これはおかしい。絶対におかしい。
途中でタクシーを拾い、急いで、地元の総合病院へ。
午前11時の受付時間を過ぎていたが、受付で事情を話し、救急外来の看護師さんが来てくれて、救急センターのほうで看てくれることになった。

採血、心電図、CT・・・ここまでで、ちょっと原因がわからず。
でも、心筋梗塞ではないようだ。
母はずっと首から背中が痛い、痛いと言っている。
採尿、頸椎と胸椎のMRI検査。

夕方4時過ぎ。
医師と話す。
炎症反応のCRP12.55 もの凄く高いことに驚く。
尿検査で細菌数がかなり多く膀胱炎状態。でも、母には自覚症状がなく、無症候性らしい。これは私の症状と同じで、なんと母譲りの体質だったようだ。
ただ、この膀胱炎様の症状だけでこんなにもCRPが高くなるだろうか?
MRI画像を整形の医師に看てもらっても、脊椎炎ではないと言う。
放射線科の医師に読影してもらったところ、縦隔炎の疑いだと。
胸部外科の領域なので、その総合病院で診ることができないらしい。
では、どこへ行ったらよいのか?
その病院から、他の病院へ当たるも、3件断られ、最終的に隣の市の医療センターが受け入れOKだと。
医師同士で電話で話し(この時点で午後5時過ぎ)、おそらくすぐに来院と言うほどの緊急性はないので、明日午前中に来院されたし・・・
ということになり、紹介状と検査画像を持って、今日、母を連れて行く。
簡単な病気ではないようなので、心配。
父のショートステイも1週間では足りないかも・・・
いろいろなことが急速に動いている。

夫は、緊急で小規模多機能の利用を依頼し、夕食まで小規模デイで食べるように手配。
夕方、明日も病院へ連れて行かねばならないことが判明したので、宿泊できないか?と電話をしてみたら、その日の宿泊の定員が埋まっていたので、やむを得ず。
夜8時半頃、夫を迎えに行き、車椅子に乗せて連れて帰ってきた。
今日も夫には朝早くから小規模多機能デイへ行ってもらう。

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母の病気(2)

今日、実家の隣の市にある医療センターに母の付添で行ってきた。
呼吸器外科への紹介状を持って行ったが、呼吸器外科では、
「縦隔炎(じゅうかくえん)ではないですね。縦隔炎だったら、もっと激しい症状が出るから。熱も出るし、こんなふうに座ってなんていられないですよ。」

私も昨晩ネットで「縦隔炎」を調べていた。
「急性縦隔炎」は致死性の重篤な病気であると書かれていた。
少なくとも「急性」ではなさそうだから、「慢性」縦隔炎なのかもしれない・・・などと思ってはいたところだ。

しかし、だからと言って、わざわざタクシーで遠方までやってきて(実家からこの病院までは公共交通機関の手段がなく非常に不便な所)、「はい、そうですか」と、すごすごこのまま帰るわけにはいかない!ので、食い下がる。

「でも、飲み込むときに痛みというか異和感があるようです。
 それにCRPが12を超えているし、その原因は何だというのでしょうか?
 首から背中の痛みが現にあり、それから腕の重だるさがあります。
 そういう状態なのに、何の治療もされていないのです!」

呼吸器外科の医師と話し合った結果、喉の異和感については、院内の耳鼻咽喉科で、首から背中の痛みなどについては整形外科でそれぞれ診てもらうように手配をしてもらった。

まず、耳鼻咽喉科で、鼻から喉まで内視鏡で診てもらった。
所見は2つ。扁桃腺が腫れている。それから、痰が絡んでいる(←自覚症状なし)。
扁桃腺が腫れているので、飲み込む時に異和感があるのでは?
CRP15は高いですねぇ。何も治療をしていない?
では抗生剤を出しますか。(扁桃腺以外の)他のところにも効くだろうし。
(無症候性の細菌尿があきらかになっているけれども、それに対しても効くだろうし)
3日間飲みきりの抗生剤と痰切り薬が処方された。

整形外科の担当医師は、
「呼吸器外科で縦隔炎ではないと言われたのですか~?
 でも、MRIを見ると確かにここののところ(縦隔のところ)は高輝度になっていますねぇ・・・う~ん?呼吸器外科では、違うというんですね? 何ですかねぇ? あまりないような何かなんですかねぇ?
 頸椎のところは、確かに狭まっているので、腕の重だるさというのは、そこから出てくる可能性があります。」
「では、首から背中が痛いというのは? 頸椎のところに白くなっている部分がありますね? それは何なんですか?」
「これはこのMRI画像は鮮明なものではないので、はっきりとわからないのですが、圧迫骨折を起こしているかもしれませんね。」
「あ~、ちょっと思い当たるフシがあります。
 母は、夜、動かないで寝ている分には痛みがなく、昨晩もよく眠れたようですし、起き上がる時に痛みが強いようですから。
 圧迫骨折でCRPが高くなりますか?」
「その可能性はある。けれども、圧迫骨折の時に、いちいちCRPを測ることはないのでね(はっきりとはわからない)。」
ごもっとも・・・
結局、今日は、X線撮影と、来週火曜日造影剤を使ってのMRI検査、翌水曜日に骨密度(当方よりリクエストしたもの)と再びX線撮影(圧迫骨折の場合、時間を経てから骨が少しずつ潰れてきて変化が現れたりするので)と診察ということになった。

整形外科の医師が、検査予約を入れるためにパソコンの操作をしている最中、母の様子がおかしくなった。
急に胸がどきどきして気持ち悪いと胸を押さえながら言う。
母の脈をとってみると、頻脈なっていて、拍もデタラメになっているようだ。
看護師さんに、「母が気持ち悪いと言っています、脈も速くなっています」と言うと、看護師さんが血圧計を持って来て測ってくれた。
その時には、母の胸のどきどきはおさまっていたようで、血圧も脈も正常範囲だった。

どうしたのかなあ?
その後、X線撮影を終えて、さあ、会計に行こうという時になって、再び、母が胸がどきどきする、気分が悪いと言い出した。脈をとってみると、弱くて速い。
心房細動を起こしているのではないか?
フロアに自動血圧計が置いてあるのが見えたので、車椅子に乗せている母を連れて行き、そこで血圧を測った。血圧は正常だったけれども、脈が179もあって、母自身もびっくり。今度は、胸のどきどきもなかなかおさまらないようだ。

「お母さん、ここで診てもらおうよ」
「いいよ~。そのうちおさまるよ。あんた急いでるんでしょ?」
夫の訪問リハビリが午後4時半からなので、それまでに帰れたら帰りたいと思っていたのだ。
でも、母が今まで経験のない心房細動を起こしているようだし、このまま帰っても不安になるだけ。せっかく病院に来ているのだから、心房細動起こしている今この時に調べてもらったほうが良いに決まっている。

既にその日の新患受付は終了している時間だったが、新患受付で、急に気持ち悪くなって脈が179もあるので、診てもらえないかと交渉。
循環器内科から回答が来るまで、母にはアイソトニックゼリーを飲んでもらって待つ。
飲んでる様子を見ると、かなり苦しそうに息をしながら、なんとか飲み込んでいる。
循環器内科で診てくれることになり、心電図をとる頃には頻脈はおさまっていて、心房細動は記録されなかった。しかし、期外収縮はかなり出ているのが分かった。
循環器内科の医師は、
「おそらく一過性の心房細動だったのだと思います。
 期外収縮が出ていますから、心房細動に移行しやすいのかもしれません。」
その後、心臓エコーもしてくれた。

循環器内科医師と話し合った結果、ベータ遮断薬(心拍を押さえる薬)と心臓に血栓ができにくくする薬の服用を開始することにした。
心房細動が出ると、血液が心臓の外へ出て行かず、心臓内でぐるぐるまわっているうちに大きな血栓ができ、それが心臓から外へ出て脳に飛ぶと脳梗塞になる(心原性脳梗塞)。
心房細動の治療をしなかった場合に、心原性脳梗塞を起こす確率は、100人中5~6人だと言われている。5~6%という数字を少ないと思うかも知れないが、医師からしてみると、それはかなりの高率だと感じるので、一度、心房細動を起こしたのを確認したのなら、服薬開始をしたほうが良いとの話で、同意した。

ちなみに、私の夫も心臓の期外収縮が多く、心房細動も起こしたことがあり、ベータ遮断薬を飲んでいる。ベータ遮断薬を飲むとあきらかに期外収縮の数が減っていて、夫が飲んでいる薬の中で、私的には一番重視している薬なのだ。
ただ、夫の場合は、血栓ができにくくなる薬については、一時服用していたことがあったけれども、尻餅をついて転倒した時に、腰椎の圧迫骨折とともに、時間の経過とともにじわじわ出血して両方の臀部にもの凄く大きな血腫ができ(それが筋肉を圧迫して痛みが強く出て大変だった)、それですっかり怖くなってしまったのだ。
つまり、その時は、打撲して内出血したのが臀部だったから大事に至らなかったけれども、もし頭部を打っていたら、大変なことになっていただろうと想像がつくからだ。
転倒しやすい夫には、この血栓ができにくくする薬は危険過ぎる。
心房細動で血栓ができるか、転倒して脳内出血を起こすか、どちらのリスクを取るか?を考え、血栓ができにくくする薬は飲まないことを選択したのだ。

母についても、将来、認知症が進行して、足下がおぼつかないというような症状が出てきた時には、その時点で服用を中止するだろうと思う。当面足腰がしっかりしている間は、血栓予防の薬も服用する。

その他、もっと重大な問題があったけれども、それについてはまた追々書いていこうと思う。

  
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老老介護が限界に達した

父の急速な衰え(要介護度で言うと、要介護2から要介護4に)によって、母の介護負担は増大していた。
父は自分で着替えることもできなくなり、おむつがびしょびしょになって下着が濡れていても、みずから訴えることもなく、歩けないし、すべて手取り足取りお世話をしなければならない。
デイサービスを週5日利用していると言っても、帰宅してから朝送り出しまで、また、週に2日は終日めんどうをみなければならない。
それでも、母は頑張ってきた。

でも、あちこち、ほころびが出てきていた。
まず、父の薬の管理ができず、めちゃくちゃな状態になっていた。
デイサービスで父の血圧が200超えになり、血圧の薬が出ているはずなのに効いていないのか?とケアマネさんが、自宅まで来て、母と一緒に薬を確認したところ、どうも血圧の薬が出されていなくて、最近数週間血圧の薬を飲んでいなかったのだ。
ケアマネさんが、母に同行して父の病院へ行き、先生に訊いたところ、「あ~、出てませんね~。家族の方が要らないと言ったんじゃないでしょうかね~」という具合。
本当に歯がゆいことだが、母は、薬の知識もなく、理解しようとする余力もなく、何か不足するものがあってもそれに気づく力もない。
かかりつけ医であれば、そうした患者側の様子を把握し、もう少し踏み込んでサポートし管理して欲しいのだが、残念ながら患者に寄り添ってくれる医師ではない。

そして、先週の日曜日から、起き上がろうとするたびに首や背中に激痛が走るようになった母。
「救急車を呼んでくれ~」と言うほどの痛みだったようだ。
そんな痛みに苦しんでいるのに、父がデイサービスから帰って来れば、お世話は母がやるしかない。
自分だってお世話をして欲しい状態なのに、もう、できない!
と爆発してしまった。

ショートステイの担当者とケアマネさんと打ち合わせをしている最中に、デイサービスから帰ってきた父を迎えた母は、父にパジャマに着替えるように言ったようだ。
けれども、父はぼ~っとしていて、ちっとも着替えようとしない(いや、着替えられないのだから。)
それに対して、母は、二人の居る前で、大声で父を怒鳴りつけてしまった。
ケアマネさんが、「お母さんのあんな様子を見たのは初めてです」とあとでこっそり報告をしてくれた。

母はぷっつりと切れてしまった。それまでは、
「お父さんを馴れないところに行かせるのは可哀想だ。
 費用もすごくかかるし、ショートステイなんか行かなくていいよ。」
と言っていたのが、
「もう、ムリ。ショートステイに1ヶ月ぐらい行っていて欲しい。」
と言うようになった。

1ヶ月? 1ヶ月後に、以前のように戻れるのか?
母の首や背中の痛みが、1ヶ月後に、回復していたら、以前のようにデイサービスを利用しながら父の介護ができるのか?
あるいは、ショートステイを月の半分ぐらい入れて、半分を在宅にしてデイサービス利用などにするのか?

でも、1ヶ月ショートステイに行っていれば、おそらく父の衰えはもっと進む可能性が高く、その状態で家に帰ってきて、母に介護ができるか?
恐らくムリだろう。

最近の痛みのせいもあるかもしれないが、母もかなりおかしくなっているのだ。

記憶障害も出ており、整理もできず、財布や健康保険証がなかなか見つからない。
もともと几帳面ではなく、私の子供の頃から家の中は散らかっており、数年前にはゴミ屋敷状態だった実家だが、なんとか人間が暮らせる程度に私が業者も入れて片付け、その後はまあまあ維持して来た母なのだが、最近はまたいろいろ問題発生。

時間についての見当識障害も出始めている。
先週の日曜日の夜、ステテコのままの父を車椅子に乗せて、母がデイサービスへ送りだそうとしていたのを同居のお嫁さんが発見。
昨日も、弟からメールがあり、来週の火曜と水曜日に予約が入った母の通院日について、母は弟に「今日と明日行く」と言っていたそうだ。弟にはあらかじめ通院日についてメールしておいたので、母の言っていることが間違っていることにすぐに気づいて、訂正をしたそうだが。

今の母の状態は軽度認知障害を超えているかもしれない。

これまでは父の通院も、母がずっと付き添って行っており、特に新たな薬の変更など医師と話し合わなければならない重要な時に限って私も同行する形だった。
母だけでは医師の話がまったく理解できないので、受診時にその場で医師から私宛に母の携帯で電話をしてもらって、医師と私とで話をするようにしたりしていた。
が、現在では、父の通院どころか、母の通院も一人では不安な状況になっている。

ついに、老老介護、認認介護(認知症の人が、認知症の人を介護する)の現実に直面することになった。

ケアマネに相談して、とりあえず、3日から10日まで入れたショートステイを20日まで延長。
それ以降は、その施設でのショートステイの空きがないため、20日に自宅で1泊した後、21日から別の施設でのショートステイを押さえてもらった。連休中もそのままそこのショートステイに滞在。5月のいつまでそこに居られるかは未定。

あとは、今までまったく考えていなかったのだが(!)、特別養護老人ホームへの申込みを行う。
費用が高額になるユニット式は比較的入りやすいらしく、従来型の多床室は待機者が非常に多く、数年待ってもまだ入れない・・・という状態らしい。

実は、以前、このブログにも書いたのだが、うちの父は、家族の知らない間に、何に使ったのか未だにまったくわからないのだが、預金をゼロにしてしまったのだ。
(この経緯の詳細については、当ブログ右端の「カテゴリ」欄の 両親の介護 をクリックすると読むことができます。)
そのため、両親の生活・介護は月々の年金収入だけでやりくりし、預貯金から補填するということができない状態にある。
父がもし特養のユニットに入った場合、自分の月額年金を全部はたけば!なんとかぎりぎりやれそうだが、母の方は年金額が少ないので、母が在宅で生活できる間はいいけれども、両親二人とも同時に施設利用をするとなると経済的にまわらなくなる。

多床室の特養の申込みをして待機をしながら、老健のユニットに取り敢えず入って、より費用のやすい老健の多床室の空きを待って、そこで特養入所の待機をするというのが現実的なところのようだ。
ショートステイをつないで行くという方法もあり得るが、父は低タンパクの腎臓病食の用意が必要なのだが、ショートステイ先ではそのような療養食に対応できない。
老健だと管理栄養士が居て対応可能なのだ。が、別に薬については老健に置いて居る最低限の薬しか使えなくなり、前立腺癌の治療(注射と服薬)もある父なので、そのあたりどうしたものか、今度、父の担当医と話し合って、どうすべきかを考えねばならない。
3ヶ月分ぐらいの薬をもらって老健に持ち込み、薬がなくなったら、一泊自宅に戻り、病院を受診してまた3ヶ月分ぐらいの薬をもらって、老健にあらためて入所する・・・と言うような調整が可能ならばそういう方向か・・なあ?

などと、あれこれ考えている。

それから、母には、私が飲もうと思って買っておいたフェルガード100Mを持って行き、飲んでもらうようにした。
最近、フェルガード100Mは、認知症予防学会の推奨サプリメントのお墨付きを得たようだ。
80歳超えで心臓に問題が出ている高齢者には、ドネペジルを飲ませるより、フェルガードのほうが安全だと思う。

明日は、実家から母を連れてタクシーで、父のショートステイ先へ面会に行く。
(ショートステイ先も、駅から遠く、バスなどの公共交通機関もないようなところ。)

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寝ていても痛い、眠れない・・・と母 (´;ω;`)

夕方、母に電話をしたら、既にベッドで寝ていると言う。
具合を訊ねると、
「今日に限って痛いのよ」
「今日に限って・・・て、ずっと痛かったじゃない?」
「寝ていても痛いのよ。」
「え? 今までは寝ていて動かなければ痛くなかったんだよね?
 それが、寝ていても、痛くなっちゃったの?」
「そうなのよ。痛くて、眠れないわ 
 それにフラフラする。」
「フラフラするって、どこが? 頭が?」
「歩くと足がフラフラする。歩いてないからかね・・・?」

心配だ。
痛みの原因が確定していないから。
弟のお嫁さんに電話をして、訊いてみると、昼間、嚥下の状態もよくなかったそう。
ストローで飲んでいて咽せてしまったので、とろみ剤を買ってきてくれたのだと。
嚥下障害は、やはり扁桃腺の腫れによるものではなく、頸椎周辺の炎症から神経に影響が出ているせいのように思う。こういうことで嚥下障害が起こることもあるのか・・・
足がフラフラするのも、頸椎あたりとつながっている神経がどうにかなっているせいではないか?
不安が増す。

まだ今日は土曜日。来週火曜日に造影剤によるMRI検査。
水曜日に骨粗鬆症の検査と首回りのX線検査の後、整形外科医の診察だ。
昨日までは、夜は眠れていたようなので安心していたが、夜眠れないほど痛くなってきたとは・・・
母は我慢できるだろうか? 我慢させていてよいのだろうか?

弟のお嫁さんは現役の看護師だ。彼女に言わせると「う~ん、仕方がないよ。」と。
たくさんの高齢の患者さんを看てきているから、母の症状は多くの高齢者が経験している類のものなのかもしれない。私は「痛み」には免疫がないから、おろおろ、どうしてよいかわからなくなる。
「お義母さん、昼間、段ボールを切ったり、いろいろ作業やっていたのよ。
 それで頑張り過ぎて、疲れちゃったんじゃないかしら?」と。
「そうなの? 先生からは、食事やトイレ以外は、できるだけ安静にして横になっているように言われているのに・・・」
神経の痛みに効くと処方された薬は飲んでいるけれども、効果は感じられない様子。

心配だけれども、弟たちと同じ屋根の下に居るのだから、何か変化があっても対応してくれるだろう。
水曜日、当初、母だけでMRI検査に行ってもらおうと思っていたが、痛みもひどく、認知機能もかなり低下しているようなので、この日も私が同行することにした。
水曜日は、朝7時半に介護タクシーで夫と大学病院へ行き、診察券を入れて受付を済まし、その足で夫を小規模多機能デイへ送り届ける。それから、実家へ移動し、最寄り駅からタクシーで実家へ乗り付け、母を拾って、隣の市の医療センターへ行き、MRI検査を受ける。終了後、またタクシーで実家へ戻って母を送り、急いで小規模多機能デイへ行き、昼食を終えた夫を車椅子に乗せて大学病院へ行き、眼科の検査と診察をする予定。すべて順調に事が運べばの話だ。

昨日は父のショートステイ先へタクシーで行って来た。
母にはムリして行かなくても・・・と言ったのだが、「しばらく会えないから行く」と言うので、連れて行った。
父は落ち着いて過ごしているようだった。スタッフさんからも「特に問題はありません」と。
「私はここで特に困ることもなく暮らしています。お金も要らないし・・・」などとのたもう父は顔色も良く、足もそれほどは浮腫んでいないようだった(タンパク質を多く摂りすぎると、父は足が浮腫んでくる)。母と二人並んで座っていると、父のほうが断然元気で、ちょっと意外な感じがした。
父は確かに認知症ではあるけれども、妄想や幻視のようなものはほとんどないみたいだし、人間関係の認識もできている。
 父は私の夫の名前までちゃんとわかる。

 うちの夫なんて、私が妻だとわからないし、名前ももちろんわからない。
 誰かわからないけれども知っている顔だと思うのか、今日もデイから帰って来るのを迎えると「久し振りだね。会えて嬉しいよ」と挨拶してくれる夫。
 「そうだね、3時間半ぶりだね~」と私は応えた。

そういう夫と付き合っているせいか、父の認知症はまだまだ軽度だと感じる。
もし、私が同居していたなら、施設に入らなくても、在宅で十分やっていけるのに・・・と思ってしまう。
でも、現実的に我が家に父を引き取ることは難しい。

弟のお嫁さんは、自身の父親が昨年脳幹梗塞で倒れ、一時は危なかったのを持ち直し、急性期病院からリハビリ病院を経て、現在、在宅でお母さんが介護しているそうだが、そのお母さんも介護うつになっているそうだ。その実の両親の介護も抱えながら、夜勤もこなしながら看護師として働いているのだ。だから、私の父の具体的な介護をお嫁さんにやってもらうつもりはない。

一緒に暮らしてくれていて、仕事から帰って来た時に、見当識障害の出ている母に頻繁に声かけをしてもらい、様子を見守ってもらうだけで、もう、本当にありがたく思っている。

弟は・・・まあ、何をどうやっていいのか、わからないんだろうな。
何かできることはしようという気持ちはあると思うけれども。
それに弟に仕事を休んでもらって、例えば、両親の通院に付き添ってもらうというのも現実的ではないし。

父のショートステイは、4月20日に一度帰宅して自宅に一泊。
翌日から別の施設へ、5月末までのショートステイを確保した。
4月からの制度的改正で、30日を超えて連続のショートステイが利用できなくなったそうで、31日目にあたる日は原則自宅に帰らないと行けないそうだが、ケアマネさんが市役所に掛け合ってくれて、31日目を自費で賄い、自宅に帰らないまでショートステイを連続で利用できるようにしてくれた。

このショートステイの間に、父と母、二人の生活の方向性を決めていかなければならない。
まずは、母の首・背中の痛み、嚥下障害、足のふらつきの確定診断が必要だ。

先に保険を解約するとブログに書いた件、母の病気がなんだかわからないので、診断が確定し見通しが立つまでは保留にすることにした。

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救急車で病院へ・・・

日曜日の早朝6時過ぎ、弟のお嫁さんから電話が来た。
「お義母さん、やはり痛みがかなり強くて、よく眠れなかったみたい。
 息も苦しそうで、心配。病院へ連れて行ったほうがよいと思います。」
弟とも話し、隣の市の医療センターに予め電話を入れて、これまでの経過と現状を話し、受け入れのOKをもらってから、救急車を手配し、医療センターへ行く段取りに。
 まもなく医療センターから受け入れOKをもらい、弟が救急車に同乗して、医療センターへ。

 救急車が来るまでに、母は軽く朝食を摂り、痛み止めを含む朝の薬を飲んだようだ。
 救急車が着いた頃には、結構、元気に?なっていたらしい。
 そして、医療センターについてからも、弟が言うには、母は「今は大丈夫」のようなことを言っているんだと。
 嚥下障害のこととか、足がふらついていることとか、ちゃんと言っているの?
 もう、もどかしいったらありゃしない! でも、任せるしかない。
 結局、痛み止めの薬の追加をもらっただけで帰ってきた。
 家に帰れば、どうせまた「痛い、痛い!」と言い始めるのに、なんで救急車で運ばれた病院では「大丈夫」などと言うのか?
 あの朝の騒ぎは何だったのだ!? 
 まあ、とにかく、わかった。いのちの危険が差し迫っているわけではなさそうだし、これからは痛くても我慢してもらうより仕方がない。

 まずは、今週の火曜と水曜の検査結果を待つしかない。

 帰宅したであろう頃に母に電話をした。
「まあ、痛いのは、薬を飲んで、我慢するしかないね。」
 痛くて顔を天井のほうに上げられないので、コップで飲み物を飲むのが大変らしい。
 痛みのため顔を上げなくなり、そのうちその状態で固定してしまって、首が曲がり、背中が曲がり、顔を上に上げられないという姿勢になっていくのだろう。

 夕方6時頃、また、母に電話をした。
「おはよう!」
「何? おはようって? 今は夜だよ。」
「えぇ? 今、夜なの?」
「そうだよ~、夜の6時だよ。」
「ほんとぉ? 今、ゴミを出そうと思って、気になっていたのよ。」
「今は夜だからね。日曜日の夜だよ。」
「昨日の朝、救急車に乗って行ったんだから・・・」
「違うよ、今日の朝なの。救急車に乗って行ったのは。」
「えぇ~? そうだっけ?」
「今はまだ日曜日の夜だよ。」
「じゃ、また、これから寝るわ~。あ~いたた・・・」
「夜ご飯食べたの?」
「おじや、作ってあるから。」

弟は、母をタクシーで医療センターから連れ帰った後、父のショートステイ先に、低タンパクご飯のレトルトパック1箱(20個入り)を持って行ってくれた。
夜、弟と電話で話す。

母の日時の見当識障害がだいぶひどいので、頻繁に声かけをして、日時の確認を行って欲しいこと。それから父の今後について、経済的な現状と施設の費用面のことを踏まえた私の考えを話した。

両親同時に施設利用というのは経済的に厳しい。
短期間ならまだしも、先行きはわからないのだから、長期化すれば経済的に破綻してしまう。

だから、母にはできるだけ長く在宅生活が続けられるように、弟たちにはしっかり見守りをお願いしたい。
 
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日中独居の現実。老健はムリという現実

夕方4時頃から、実家の母に、何度も電話をしているのに繋がらない。
買い物にでも出たのか? 
まさか、首や背中が痛くて、歩きまわるのはできないはず。
外出しているのかもしれないと思い、母の携帯電話にも電話をしてみるが、こちらも出ない。
2階の弟家族の固定電話に電話してみるが、こちらも誰も出ない。
大学生の孫が居ることもあるが、あいにく、今日は全員出払っているらしい。
5時近くなり、ジリジリ、心配になってくる。

父が在宅の時は、午後4時過ぎにデイサービスから帰って来るのを迎えるため
母は必ずこの時間帯は家に居た。
今は父はショートステイ中だからなぁ。

弟の携帯電話に電話する。
「もしもし、お母さんに何度も電話しているんだけど、出ないのよ。
お母さんの予定、何か訊いてる?」
「いや~、なにも。庭に出ているんじゃない?」
「だって、何度も何度も電話しているのに、全く出ないんだよ。
 どうしたのかなぁ? 今日、2階は誰も居ないんでしょ?」
「あ~、そうかもしれないなぁ。」
 庭につけているカメラで、見えるかやってみるよ。」

弟は、庭にカメラを設置して、スマホで見えるようにしているらしい。初めて知った。
庭と母が寝ているであろう部屋は離れすぎていて、見えないらしい。
先日、弟から、母の部屋にカメラを付けるか?と訊かれたけれども、その時は、必要性・有用性が今ひとつピンとこなかったので、私はスマホ持っていないから、弟が設置したいのなら、いいよ~。でも、役に立つかなあ?と返事をしたのだが、こんなことが起こると、やはりカメラで室内の様子がわかるようにしておいたほうが安心だなぁ。

「○子さん(弟のお嫁さん)は何時に帰って来るの?」
「6時半ぐらいかなぁ?」
「まだ1時間半も先かぁ~。心配だなあ。あなたは何時に帰るの?」
「今日は懇親会のある日だから、遅いよ。」
「あ~、困った。心配だ。あ~、でも、○子さんが帰って来るのを待つしかないか~」

弟への電話を切った後、
そうだ! 実家の隣の薬局の人に、母を見に行ってもらおう!
母が父の薬の管理ができなくなっていたので、ケアマネが隣のかかりつけ薬局に交渉してくれて、父の残薬をその薬局に預けて、母には2週間ごとに一包化したものを渡してもらうようにしたのだ。
それで今週、私が父の病院受診に同行するので、その際に処方してもらう薬の数を、残薬の数によって、調整しようと思い、薬局に、残薬の数の一覧をFAXするよう午前中に依頼をしたばかりだった。
隣の薬局に電話をして、事情を話し、母の様子を見てきてもらえないかと頼んだところ、二つ返事で引き受けてくれた。

まもなく、薬局の人から電話があり、
「お部屋で寝ていらしたようですよ。
娘さんから頼まれたのでと言ったら、今から娘に電話しますっとおっしゃっていました。」

あ~、良かった。
母から電話がある前に、すぐに私の方から電話をした。
「どうしたの? 何度も電話をしたのに~!」
「さっき、薬局さんが来てくれてね~。
 お風呂に入る時に、子機を風呂場に持って行って、それを部屋に持ち帰るのを忘れて置きっぱなしにしていたのよ。
 何度も電話をしたの? 全然、聞こえなかったわ。
 ベッドで寝ていたら、ピンポンピンポンと呼び鈴が鳴ったので、気がついたの。」

あぁ、もう、本当に心配した。
部屋の中で倒れているのじゃないか?
風呂場で倒れているのじゃないか?
あるいは、何か混乱して、どこかへ行ってしまったのではないか?と。
弟は「まさか病院へ行っちゃっているんじゃないだろうなぁ?」と。
火事場の馬鹿力じゃないけれども、認知症で混乱している時などは、歩けないはずの人が歩いてどこかへ行っちゃったり(かつてのうちの父の話です)・・・そういう類のことも珍しくないからなぁ・・・と。
母は、電話に出るために、電話の子機を風呂場や庭にも持っていっている。
持って出るのはよいが、そのまま置き忘れてしまい、いざという時に手元にないということもままある。
ちょうど、先日、私が実家へ行ったときにも、子機がどこだ~?と探して見つからず、弟が携帯電話から実家の家電に電話をして、音を鳴らして、子機が庭に置きっぱなしになっているのを発見。

そんなわけで、弟に、母の部屋にカメラを設置して、スマホなどで様子を確認できるようにしてもらうことにした。カメラを通して、音声で話せるやつを・・・
そういうものがあれば、電話の子機を母がどこかへ持っていってしまっても、部屋で寝入ってしまった母に向かって、声をかけて起こすことなんかもできるだろう。
これは弟に任せよう。

♪。゚o。(★・ω・)人(・ω・★)。o゚。♪。゚o。(★・ω・)人(・ω・★)。o゚。♪

今日、候補の介護老人保健施設(老健)へ電話をした。
料金のことなどいろいろ訊いたが、通院や服薬について、私が思っていたようには融通が利かないことがわかったので、老健には入所できないと思った。

以前、別の老健に入所した方の場合は、老健入所前に、病院へ行って3ヶ月分の薬を持ち込んで、入所中はそれを服薬し、薬がなくなった頃、いったん退所して自宅に2泊程度し、その間に、通院してまた薬を処方してもらって薬を老健に持ち込んで・・・ということができた。
現在は、制度の運用が厳しく変わったのかもしれない。
あるいはこの老健だけのことなのか?

糖尿病薬や高血圧の薬は、老健の持っている薬を処方してもらうので構わないと思う。
問題は、父の前立腺癌の治療についてだ。
高齢なので手術は選ばず、ホルモン薬と注射の保存的療法を選択しているが、これらの薬は高額なので、老健では出せないのだ。老健に入りたければ、この治療を諦めるしかないということだ。

この薬を止めてしまうと、前立腺癌が浸潤して骨転移すれば、痛みが出てくるだろうと思う。
ホルモン薬を服用して、進行が緩くなるのであれば、そのまま継続したほうが良いと思う。
今度、父の通院に付き添って、主治医とよく相談して考えてみるが、老健という選択肢はなくなりそうだ。

特別養護老人ホームの場合は、家族が付き添って通院するのであれば、服薬治療もOKだ。
来週、特養の相談員と面談・見学の予定を入れた。
でも、すぐに入所できるわけではないし、当面どうするかを考えねばならない。
今日はケアマネがお休みなので、明日以降に相談しよう。

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まさかの入院

昨日、朝7時半に夫を介護タクシーで小規模多機能へ送り届け、
母と一緒にタクシーで医療センターへ同行。
造影剤を使ってのMRI検査だけを受け、帰宅。
今日も昨日と同様朝7時半に夫を介護タクシーで小規模多機能へ送り届け、
母と一緒にタクシーで医療センターへ。
X線検査と骨粗鬆症の検査を受け、整形外科の診察を待つ。
昨日の造影剤を使ってのMRI画像を見た医師は、
「第6,第7頸椎のところに感染を起こしています。
 入院して直ちに治療をしなければなりません。 
 今から入院のための検査をいろいろやってもらいます。」

4月1日に首・背中の激痛で起き上がれなくて、
地元の整形外科に行き、その後、4月3日に地元の総合病院へ行き、
CTにMRI検査もしたけれども、わからなかった。
ただ、CRPが異常に高く、膀胱炎もひどい状態だった。
地元の総合病院では、「脊椎炎ではない」と判断し、
「縦隔炎」だとして、自分のところでは治療できないから、
医療センターへ紹介状を書くので、翌日行け・・・と。
4月4日に医療センターへ行くも、
「縦隔炎」ではないと呼吸器外科医。
では何なのか? 耳鼻咽喉科と整形外科にかかり、
整形外科で、より鮮明なMRI検査をすることに。
そして、今日、ようやく分かったのだ。

感染症だとわかるまでに11日もかかった。
感染症なのに、治療らしきものは何も開始されず(一応、抗生剤3日分は服用したが)、
手をこまねいていた。

熱も出てないし、最初のMRI画像では、確かに頸椎の変化を見つけることはできなかった。
やむを得ないことだったのか?
日曜日に救急車で医療センターへ行った時に入院できていれば、早く治療を開始できたかもしれないのに。

骨の感染症の治療には、かなりの時間を要するようだ。
4週間~8週間ぐらい?
場合によっては、手術も必要になるかもしれない。

入院のための検査が一通り終わり、病室へ案内され、
入院オリエンテーションが終わり、必要最低限の歯磨きやコップ、ティシューペーパー等を買い揃えて、あとは、たまたま今日休みだった弟のお嫁さんに電話をして、夕方、入院に必要な諸々を自宅から揃えて持って来てもらうよう依頼した。また、医師からの説明が、夕方5時以降にあるようなので、その説明も母と一緒に聞いてもらうことをお願いして、私は、急いで帰宅。
夫が小規模デイから帰り、午後4時半から訪問リハビリ。

夕方5時前に、お嫁さんが母の病院へ入院セットを持って行ってくれた。
そして、6時過ぎから医師の説明を聞き、8時頃まで母の荷物の整理など細々と世話を焼いてくれたのだ。
本当にありがたいことです。

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母の入院から1週間が経った

母が入院して1週間が経った。
頸椎化膿性脊椎炎疑い・・・ということで、現在、抗生剤を点滴している。
首のまわりにコルセット?補装具?を着けている。
痛みは相変わらずで、夜間は痛みで眠れず、座薬を入れてもらっているらしい。
頸椎化膿性脊椎炎と断定せず「疑い」となっているところが気になるが・・・
ネットで調べてみると、治癒するまでは長期間かかるようだ。

父のほうは、ショートステイに行って10日目に、
通院予定があり、私がショートステイ先へタクシーで迎えに行き、
病院まで連れて行った。
父の足がひどく浮腫んでいるので驚いた。
糖尿病内科の医師にも見せたが、塩分を多く摂っているのではないか?とのこと。
父の場合、慢性腎臓病のため、低タンパク、低塩分で食事を調整しなければならない。
具体的には、一日あたりタンパク質45g、塩分6g、1680キロカロリーである。
一応、低タンパクにするということを念頭に、レトルトの低たんぱくご飯を持ち込んで3食これを食べてもらっている。
ショートステイ先の厨房でつくってくれるおかずはおいしそうだけど、
父にとっては、タンパク質、塩分を摂り過ぎになってしまうようだ。
そこで、ケアマネが交渉して、今まで自宅で利用していた冷凍のタンパク質・塩分調整食を持ち込んで食べられるようにしてくれた。
一日1回、昼間スタッフが多い昼時のみだが、自宅でも3食のうち1食のみを調整食にしていたので同じことだ。
また、おやつについても、タンパク質ゼロで150キロカロリーのプリンを持ち込み、これを食べてもらうことにした。
タンパク質の摂取量が少なくし、さらにカロリーまで少なくしてしまうと、身体の筋肉を分解してエネルギーに充ててしまうことになるで、カロリーは油分などでしっかりと摂らないといけないので、タンパク質ゼロの高カロリーのおやつで補っている。

父については、5月いっぱいまで、2カ所のショートステイを利用して乗り切ることになった。

それから、父のための特別養護老人ホーム探しを始めた。
県の特別養護老人ホームの空き室情報がネットで公開されているので、
それを見て、待機者の少ないところを候補として考えた。
ケアマネもこれらの情報をもとに電話をかけて、可能性の高いところをいくつか提案してくれた。
多床室はどこも待機者が多くて、数年待ちだろうから、最初から断念。
利用料金が高いユニットのほうが待機者が少なく、早い順番で入れるだろう。

実際に足を運んで話を聞いた。

候補に挙げていた今夏新たに20床が新たに開設される特養は、
食事は、業者がつくったチルド食を温めて出すという方式なので、
低タンパク調整食の対応はないと言われた。

やや古びた特養のほうは、施設内の厨房で食事を作っている。
そちらのほうは、低タンパク調整食の実績もあり、対応可能とのことだった。
厨房で食事を作っている人たちの顔写真と一言が施設内に張り出してあったりして、
温かい雰囲気、好感が持てた。
その特養は病院系列なので、往診があるだけでなく、
検査などで通院が必要な時も、系列病院受診の場合は
スタッフが付き添ってくれるのもメリットだ。
また、「拘束をしないこと」をポリシーに上げていること、
「これまでの馴染みの暮らし、習慣を尊重してくれる」こと、
それから、「職員も安心して働けること」も掲げられており、
その点もとても好ましく思った。
介護を担う職員自身が、大切にされていない現場では、
良い介護をするのは難しいだろうから。

書類を取りそろえて、今週末には申込みをする予定。

私が父や母のことで、飛び回っている間、
夫は朝早くから夕方遅くまで、小規模多機能デイで過ごしている。
幸い体調は悪くなさそうだ。

今週末は、父がショートステイ先から戻り、実家で一泊し、
翌日また別のショートステイ先へ行く。
母はまだ入院中だし、私が実家に泊まって父を介護する。
ああ・・・
ただ、あの汚部屋に寝ないといけないのか・・・
と思うと、ちょっと憂鬱だ。
イヤ、7年前ぐらいのゴミ屋敷ほどはひどくはないのだが、
それでも、荷物の山で廊下側の窓は開けられず真っ暗で、
もう一つの窓は開けようと思えば開けられるだろうが、
モノが積み上がっている。
部屋に入ると埃っぽくて、咳が出る・・・
布団のシーツとかも全然洗濯していないのだろうなぁ・・・

父がショートから帰る前に、少し片付けようとは思うけれども、
結局、モノを捨てないと掃除もできない。
母には、
「捨てないで~
 大切なものがあるかもしれないから~
 あとで見るから~」
と釘を刺されているのだ。

ああ、もう、すっきりとキレイにしたい。
片付け作業をする時間が必要だ。
どこかでまとまった時間をつくって取り組まなければ・・・

夫は小規模多機能へ一泊してもらう。

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夫、父、母

大切な家族、夫、父、母、それぞれが
現在、別々のところに居るので、
あっち行って、こっち行って、方角が全然違うので、大忙し。

父母のもとへ見舞いに行きたいが、
そのために夫を小規模多機能デイへ預けることはしたくない。

夫には見当識障害があるので、
自分がどこに居るのか?
自分は誰と暮らしているのか?
今、自分は何か仕事をしなければならないのではないか?
誰かが自分を待っているから、どこかへ行かねばならないのでは?
等々、すべてのことが判然とせず、焦燥感と不安に
常にさいなまれている。

私と一緒に居るときは、手話で何回も繰り返し、
自分の居るところ、人間関係、場所、日付・・・等を
何度も何度も繰り返し会話の中に混ぜ入れるので、
夫は「あぁ、そうだったのか~」と驚いたり、納得したり、
そして、またすぐ忘れるけれども、私と一緒の時は、
夫が不安に駆られないように繰り返し手話で話してやれる。

でも、小規模多機能デイでは、
スタッフは手話はできず、簡単な身振り程度だから、
夫の見当識障害を訂正するための情報がほとんど入らない。
ホワイトボードに簡単に「今日は○時に車で帰ります」とか
スタッフが書いて教えてくれるぐらいだ。
そうなると、重度の記憶障害者の夫は、
自分の居る所、人間関係、場所、日付・・・等が
まったく分からないため、しかたなく、自分で妄想の翼を広げて、
頭の中にふと思い浮かんだこと=現実のこと
と信じて行動するし、そのまま妄想が膨らんでいく。
あるいは、たまたまついていたテレビの画面に表示されていた文字が
夫の妄想に変化を与えながら、とんでもない誇大妄想に繋がったりする。

そんなふうな夫だから、
できるだけ、いつも夫と一緒に居てやりたいのだ。
(一緒に居ることが私にとってのしあわせでもある。)

とは言え、現在のように、父がショートステイ先で暮らし、
母が病院に入院している・・・となると、
父の側にも居てやりたい、母の側にも居てやりたい、
夫の側にも居てやりたい・・・

その3つの思いをかなえるために、
今週は月曜日と木曜日、車椅子の夫を連れて、
父のショートステイ先に面会に行き、
父のひげを剃ったり、爪を切ったり、
着替えや不足している物を届け・・・

父は、私の夫のことを認識できるので、
夫に向かって「元気ですか?」と、にこやかに
何度も何度も夫の手を握ってくれたり、
お茶で父と夫は乾杯を繰り返したりしていた。
夫のほうは、今ひとつ誰なのかは分かっていないが。

父のショートステイ先を辞して、
夫の車椅子を押しながら、見知らぬ街を歩く。
初めて入るお店で昼食をとる。
郊外型の回転寿司、タッチパネルで注文するお店に
初めて入り、寿司以外のいろいろなメニューがあるのも面白く
ちょっとしたレジャー気分。

母の入院先の病院へ行くにも、毎回、違うルートで行く。
車椅子の夫を連れているので、ちょっとした困難にも遭遇する。

バスに乗ろうと停留所で待っていると、
「この停留所ではスロープが使えません」と書かれている。
ひゃ~、スロープが使えないってぇ?
どうやら歩道がでこぼこしていて、バスから歩道へスロープを置けないらしい。
バスが到着し、夫を車椅子から立たせて、バスの高いステップを登らせ、
車椅子を折り畳んでバスに積む。
もちろん、運転手さんも申し訳なさそうに手伝ってくれるし、
周りの乗客に方々も協力的。

普通の路線バスだけでなく、街の隅々をまわるコミュニティバスにも乗った。
コミュニティバスは車内が狭い。
コミュニティバスも車椅子のまま乗ることはできるのだが、以前、バスの中で車椅子ごと転倒したことがあるので、できるだけ、車椅子から座席に座り換える。
そのほうが、私も気遣いが減って楽なのだ。
なぜなら、夫が車椅子に乗ったままバスに乗っている時は、私は車椅子が転倒しないように車椅子をしっかりと掴むために、ずっと立ったままでいなければならないから。

でも、車椅子から座席に座り換えることができると、私は夫の横に座って、夫の手を握りながら、バスの車窓から、見知らぬ街の風景を一緒に楽しむことができる。
夫と一緒にバスに揺られて、初めて通る道や街を眺めるのが楽しい。
二人で小さな旅をしているようだ。

母の入院している病院は緑の豊かな地域にある。
母は携帯電話が使えるので、私は、毎日、母に電話をかける。
そのたびに「今、どこ? 今日は来ないのね?」と訊かれる。
私に来て欲しいんだよね、母。
だから、私は夫を車椅子に乗せて、母の面会に行く。
でも、本当は、母は、私の夫を連れて行くより、父を連れて来て欲しいんだろうなあ・・・と思いながら。
(母の入院先に、父をタクシーで2回連れて行ってはいるけれども。)

夫は、もちろん、私の母を誰であるかと認識できない。
「私のお母さんだよ~。病気で入院しているの」と説明をするが、
なんだかわからないような顔をしている。
でも、母も私の夫の手を握って、「来てくれてありがとうね」と言ってくれる。
そして、私には「あんたが倒れないようにしてね。あんたが倒れたら大変だから」と繰り返し言う。

母は、毎日、抗生剤の点滴を打っている。
CRPは正常範囲まで下がったので、抗生剤が効いているのだろう。
でも、首や背中の痛みはまだ続いており、首のコルセットもしたまま。
頸椎に炎症を起こしているので、骨がもろくなっているのだろう。
「頭の重さは約7キロと言うから、その重さでもろくなった骨が潰れてしまわないように、頭の重さを分散させるためだから、邪魔で痛いコルセットも仕方がないのよ」・・・と母に言う。
退院まではまだもう少しかかるようだ。

母が退院したら、父は・・・
母が退院しても、父は、もう家に戻ることはできないだろう。
私が一緒に泊まるのであれば、外泊という形では帰れるとは思うけど・・・
80歳の母に、父の毎日の介護を強いることはできないから。
今まで母にムリをさせすぎていたのだ。
私が父を引き取って介護をすることも、何度も考えたけれども、
やはり我が家は環境的に階段の上り下りが必要なバリアアリ~住宅だし、
家の周りは坂道だらけだし、
二人の車椅子使用者を常時見るのでは、いざという時まったく動けない。
父はともかく、夫が混乱しまくるのも目に見えている。

ユニット型の特養に申込みはした。
実家からは遠い場所。
実家から公共交通機関の便がなく、タクシーで片道2000円ぐらい。
母が面会に行くにはハードルが高い。
母一人で父に面会に行けるような場所にはない。
でも、実家の近くには特養がないから、仕方がないなぁ。
優先順位は高いほうだとは言われたが・・・どうなるか?

父のショートステイは5月いっぱいまで入れてある。

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夫と2人暮らし。
子どもはいません。
2人と猫2匹の家族です。

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