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くねくね体操、効くかしら?

訪問リハビリの際に理学療法士(PT)さんと一緒に
あらためて夫の状態を見た。
椅子からの立ち上がりはできるが、
立ち上がって、1メートル50センチメートルほど先に置いた椅子まで
数歩歩き、その椅子に座る・・・ことが不安定。
椅子に座るために回転することができない。
支えないと転んでしまいそう。

これができないとトイレの便座にも座れない。
実際、夫を介助なしで一人でトイレに座らせてみると、
トイレの壁に頭をぶつけたり、
倒れそうになって、壁に寄りかかったりする。
以前はもっと安定してできていたのに。
脳の萎縮が進行したということなのだろうか?

たまたまNHKの「ガッテン」で見た、
腰をくねくねする体操。
これが身体全体の神経を刺激して、運動能力を向上させるとか?
今の状態の夫にも、こういう動きが必要ではないか?
気休めかもしれないけれども、
夫と向かい合って手をつないで(そうしないと倒れるので)、
くねくね腰を左右に動かすように誘導する。
なかなか動かせないし、少しやるだけで前へ後ろへ倒れそうになる。
4~5回やっただけで、疲れて座ろうとする。
まあ、気が向いた時に、ちょっとやってみようと思う。

今日はだいぶ涼しくなった。
夫はと言うと、午後から妄想気味。
家の中で夫の妄想を相手にしているのもなあ。
涼しいので、車椅子で、近所を散歩してくるか。
夫を車椅子に乗せて、坂が少ないコースを通って、
車椅子で利用しやすいカフェまで行く。
カフェで、珈琲とおやつに小さなパンを買って、
珈琲を飲みながら、パンを食べる。
パンを食べている夫を見ていると、
なんだか様子がヘン。いつもと違う感じ。
なんだろう? じっーっと見てみると、
身体を後ろにそらせて、頭も後ろ気味にしている。
どうした?
口元を見ると、パンを噛んでいるのだが、
上の入れ歯がフガフガ落ちてきてしまうようだ。
パンが入れ歯にくっついてしまうのか?
入れ歯が落ちそうで、後ろにそっているのか?
それとも何か神経学的な異常?
う~ん? よくわからないが・・・

パンを食べ終わると、今度は、紙製の白いおしぼりを
ちぎって、口の中に入れようとした。
あわてて、夫の手から紙おしぼりを取り上げた。
最近、ティシューペーパーや紙おしぼりを
食べ物と思って、食べようとすることが増えた。

そして、
「あれ、怖い。ぐさって刺されるかもしれない。」と
夫が壁にかけらているポスターを指さす。
見たところ、何の変哲もない、文字だけでのポスターなのに?
夫の目には何か怪しい怖い物が映っているのか?
妄想か幻視かわからないけれども、
夫が「怖い」と言う時は、調子が悪い時だ。
早めに家に帰ったほうが良さそうだ。

帰る前に、トイレに連れて行こう。
ついでに入れ歯も、トイレの洗面所でチェックしよう。
歯茎と入れ歯の間に何か挟まっているのかもしれない。
ここのカフェは、バリアフリーに仕様になっていて、
二人でゆったり入ることができる。
夫を便座に座らせ、おしっこが終わったらしいので、
立たせてみると、なんとお通じもあった。
さりげなくスルッと出るんだな~。
「トイレに行きたい」なんて言ってなかったのに。
一応、帰る前に、念のためと思ってトイレに入ったのだ。
でも、良かった。
トイレに入らず帰っていたら、大惨事になっていたかもしれない。

自宅までゆっくり歩いて30分程度。
敷地内の植木鉢に植えているトケイソウが繁茂して大変なことになっている。
もう花も終わったし、そろそろ切らねば。
蚊取り線香を焚いて、夫を車椅子に座らせたまま側で見てもらうようにして、
剪定というにはおこがましいが、伸びに伸びた蔓をざくざく切って、
45リットルのゴミ袋に詰め込んだ。
この間、10分ぐらいのもの。
夫は、おとなしく、私の作業を見ていた。
近所の奥さんが、このトケイソウを欲しいと言っていた。
挿し木でつくのかな? 
切っても切っても、まだまだたくさんあるから、
またその奥さんが通りがかった時に声をかけてみよう。

部屋の中に入って、少し休憩。
その後、夕食の準備の際に、夫に少し手伝ってもらった。
フライパンで炒めるだけだが、
炒めている間、立っていなければならない。
これが夫にはなかなか難しいこと。
万一、後ろに倒れるといけないので、
夫が立って炒めている後ろにソファを置いている。
さらに、夫の後ろに私が手を添えて、後ろに倒れないようにもする。
炒めたものをフライパンから皿に移すことも夫にやってもらった。
「はい、ありがとうね。疲れたでしょう? 休みましょう」
と言って、夫をテーブルの椅子に座らせる。
本当に小さな、ただこれだけのことが、
夫の夕方の落ち着かなさを和らげてくれる。
この小さな仕事をすることによって、
夫は、疲れて、満足して、
その後はおとなしく椅子に座っている。

なんとか穏やかに一日が終わった。

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トン、トン、トン、トン、ご苦労さま

今朝の夫は、起きてみると、昨日よりも歩行状態が悪い。
歩行というか、そもそもまっすぐに立っていることが難しい。
膝を曲げて、何かに捕まっていないと、倒れてしまう。
そんなふうだから、歩くどころではない。

「椅子に座ってね」と椅子を指さしても、
呆然と突っ立っている。
それが椅子だと分からないのか、
どうしたらいいのかわからないのか、
椅子の座り方がわからないのか・・・
椅子のところに身体を引っ張っていって、
腰を座るように押さえて、ようやく座る。

トイレもまたしかり。
トイレを前にして、突っ立っていて、
どうしたらよいのかわからない・・・という風情。

それでも、階段は私が後ろからお尻を支えて、
手すりにつかまってゆっくり上げることは何とかできるし、
同じく手すりにつかまりながら下りることもできる。
でも、以前とは明らかに違うのだ。

身体に麻痺があるわけではない・・・たぶん。
ただ、頭が働いていないのだ。
何が何だかわからないから、
身体が動かないのではないか?

昼間、ソファで傾眠していても、
時間を見て、起こしてトイレに誘導するが、
既にリハパンには大量に尿が出ている。
また、リハパンを下ろしている最中に
排尿が始まってしまうことも多い。
体調が悪い時に、このようなことが多いのだが・・・
今の夫は、何か感染症に罹っているわけでもないし、
確かに痰が多くて気にはなっているが、
熱があるわけでもない。
違いがあるとしたら、やはり転倒して頭を打ったことぐらいしか
思い浮かばない。

けれども、転倒したこと自体、既にその時点で、
現在のように身体の不安定さが発生していたのかもしれない。

今の身体の不安定な状態が常態化するのか?
或いはもっと悪化していくのか?
一時的なもので、よくなるということはあるのか?

認知症の進行は止められない。

それでも、
「くねくね体操」はやってみよう・・・と
無駄な抵抗かもしれないけれども、
夫に、シンクの端に両手をつかまらせて、
後ろから腰のあたりを支えながら、
腰の左右から交互に押して、
「くねくね体操」らしきものをやった。

それから、夕ご飯の麻婆豆腐をつくるのに、
夫に炒める作業をやってもらった。
万一後ろに倒れてしまった時のために
後ろにソファを置いて。
夫は、最初はIHコンロの前で、
うまく立って居られず、コンロの端を
へっぴり腰で、必死に掴んでいる。
出っ張っているお尻を後ろから押して
まっすぐにさせようとしたら、
前のコンロの方に少しのめってしまった。
ガスコンロではないので、裸火は出ていないので大丈夫。
そのうち、何とかバランスをとれるようになり、
炒め物をすることができた。
ほんの少しのことだけど、
寝てばかりいる夫にとっては、
大事なリハビリ運動になるかな~と。

夕食はとてもゆっくりだけれども、
一人で9割がた食べた。
ご飯をしっかり食べられるのだから、
良しとしよう。

夕食後、夫はまたソファで傾眠。
ふと見ると、右手を拳の形にして、左手の前腕を
トン、トン、トン、トン・・・と叩いている。
寝言=寝手話をしているのだ。
「ご苦労さま」「お疲れさん」「大変だったね」
そんな意味の手話だ。
夫は、夢の中で、誰かの労をねぎらっていたのだね。


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レベルダウンの現状をまだ受け入れられないでいる

今日はどうもダメ。なんだか気分が落ち込んでいる。
夫は、またひとつ、レベルダウンしたんだと思い知らされる。

昼ご飯を食べにでようと、行きつけの洋食屋に行く。
夏前は、頑張って夫と二人歩いて行っていたところ。
今はとても無理なので車椅子で。

でも、良いこともあるんだから、それを喜ばなくっちゃ。
ランチのロースカツ、
あらかじめ小さくカットしてもらって、
ほぼ食べられた。
食べ終わったら、涼しくなったから、少し足を伸ばして、
久しぶりに知的障害の人たちが働いている例のカフェにでも
行こうかな~ 

その後、帰宅前に恒例の「念のため」トイレ。
テーブルからトイレまで歩くのが容易ではない。
トイレのドアを開けて、それから先に
なかなか足が進まない。いわゆる「すくみ足」状態。
洋食屋さんの奥さんに、
この間、転倒して頭を打って救急車で運ばれたことを話す。
奥さんも、夫の様子を見て、
「あら、ほんと、足が前に進みませんね。
 この間は、すっ、すっと歩いていたのに。」
なんとか、トイレの中に入って、便座に座らせようと思い、
ズボンに触ると、なんと、濡れている! 

しまったぁ~   今朝は、夫が起きてから、
布パンツと170cc用の小さいパッドに替えたのだった。
170ccのパッドと布パンツでは、ちょい漏れ程度には対応できても、
普通におしっこ全量(夫は300ccぐらい)の防波堤にはならない。

黒いズボンだから、見てもすぐには分からなかった。
「トイレに行きたい」なんて一言もなかったのに。
眠っているわけでもなく、起きているのに、
尿意がわからない? 
尿が出てしまってズボンが股のところまで濡れていても感じない?
う~ん、・゚・(つД`)・゚・
夫に、濡れた布パンツを見せると、
はじめて驚いた顔になる。
ぜ~ん、ぜ~ん、自覚していなかった模様。

慌てて、席に戻って、リュックの中から、
着替えのリハパンとパッド入れを持って来た。
でも、ズボンの着替えまでは持って来ていない。
ズボンを履かずに外を歩くわけにはいかないから、
濡れたズボンをもう一度履かすしかない。
もう、カフェに行くどころではないわ。
濡れたズボンのまま、車椅子に座り、
(車椅子用のクッションがべちょべちょに)
速効で自宅に帰り、明日から3日間は雨らしいので、急いで、
布パンツ、ズボン、車椅子クッションカバーを洗濯して干した。

疎通性もすごく悪い。とにかく言っていることを分かってもらえない。
口腔ケアをしようとして、
「入れ歯を外してください。」と何度言っても(もちろん手話で)
外していれるケースを目の前において、入れ歯を外すように言っても、
「うん」とは言って、私がやる手話を真似はしても、
実際に入れ歯を外す動作をしない。
仕方なしに、私が夫の口の中に手を入れて、
上下の入れ歯を外すと、驚いたような顔をする。
おそらく、夫の記憶の中には、
「自分が入れ歯をしている」ということがないのだ。

先日も、夫がどうしても理解しないので、
仕方なしに、私が夫の口の中に指を入れて入れ歯を外そうとすると、
夫は、慌てふためいて、必死になって、入れ歯を抜き取られまい!と、
抵抗するのだ。
入れ歯が外れたあと、「あぁ、怖かった~」と言いながら、
「あれ? 入れ歯だったっけ~?」という顔。

それから、階段の上り下り。
階段を下りていると、へっぴり腰になってしまい、
途中で座り込んでしまった。
身体をまっすぐに保てない。
階段は、両側に手すりがついているので、
何とか利用できているのだが、
いつまで階段の上り下りができるだろうか?

今は布団で寝起きを頑張っているけれども、
ほんのちょっとしたことでもあれば、
もう起き上がることができなくなるのではないか。
ベッドのほうが楽なのは明らかだ。
どうする?
要介護2のままで、介護用中古ベッドを買うか、
区分変更申請をするか・・・
でも、要介護3が出たとしても、先日計算したら、
今利用している小規模多機能居宅介護サービス+週1の訪問リハに
介護用ベッドを借りようとすると、介護保険の点数だけでは賄えず、
若干の自費分が出てしまったと思う。
小規模多機能の月額利用料アップ分+自費分を考えると、
中古ベッドを買ったほうがお得かも?
それとも車椅子をレンタルではなく購入するか?
微妙なところで、決め手に欠く。

新たな段階に対応した生活にシフトさせていかないと
いけないのだろう。
そうしたことを考えると、ちょっと落ち込んでいる。

グルタチオン点滴を再開するか?
以前、1年半ぐらいグルタチオン点滴を週1ぐらいの頻度でやっていたが、
めざましい効果が出たわけではなかった。
注射嫌いの夫に点滴を強いることも辛いし、
経済的な問題も重くのしかかる。
通院のために、車椅子を押して、電車に乗って・・・というのも
結構な負担になるので、結局、止めてしまった。
あの頃よりも、今は、歩行困難度がより厳しくなった。
もう一度、グルタチオン点滴を試してみるべきかもしれない。
でも、なんだか、連れて行くパワーが今の私にないのだ。
せめて、N-アセチルシステイン (NAC) を再注文して服用してみるか。

ジタバタしている。
夫の現状を受け入れられないでいる。

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絶不調

今日、夫は絶不調。あきらかにおかしい。
朝からめまいがして起きられず、
午前中のデイサービスキャンセル(私の体操教室もキャンセル)、
午後、夫の友人2人が来宅する予定もキャンセル。
さすがに、布団に寝ている状態では会えない。

朝から雨で天気が悪いせいかと思っていたが、
午後3時半過ぎに夫をようやく布団から起こすと、
身体をまっすぐに立てておくことができない。
椅子に座らせても、右に傾いてしまう。
明らかにおかしい。

訪問診療の主治医に電話で相談し、
明日、再度、救急で運ばれた大学病院に
3度目の受診をすることにした。
先週の脳CTでは問題がないとのことで帰された。
でも、この1週間で明らかに悪化してきている。
先週は傾いたりしていなかった。
脳外科・・・画像で問題なければ神経内科へ。

明日の朝、夫を起こして病院まで一人で連れていくのは無理。
たぶん布団から起きられないだろう。
なので、小規模多機能へ連絡し、明朝は訪問で、
布団から起こすところから始めて、車椅子に乗せ、
大学病院へ車で連れていくところまでを依頼。
朝食は、病院の売店で買って食べさせよう。

今日は朝食・昼食できず、クリミールをゼリーにして食べさせた。
今、ようやく椅子に座らせられたので、夜は、
少しご飯を食べさせてみるつもり。
夫は右に傾き、やや後ろにそっくりかえるようにして座っている。
ぼーっとしていて、せん妄状態と思われる。元気がない。
私も辛い。

とにかく明日だ。

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階下に下りられず、リビングに布団を敷いて寝る

午後3時半過ぎにようやく布団から助け起こし、
トイレに行ってから、階段の手すりを使って
2階のリビングに上がった。
手すりのある階段はなんとか足を上げて
上ってこれたのだが、上がりきったところで、
すくみ足・・・足が前に出ない。
私が後ろから支えながら、そっと前に押して、
夫は手を伸ばしてテーブルの椅子の背に手をつき、
なんとか足をひっぱってきて、ようやく座らせた。

良かったことは、朝食・昼食はゼリーのみだったが、
夕食は、ご飯、おかず、味噌汁を食べられたこと。
その後、浴室でシャワーチェアに座らせて、
シャワーだけでも浴びあせようとした。
昨日までは、一緒にバスタブにも入っていたのだから。
シャワーの前にトイレに行って・・・・
便器に座るために回転するのが容易ではない
そして、トイレから出ようとして、
手すりにつかまって、便座から立ち上がることはできるけれども、
ここでも、すくみ足になり、手を引っ張って、私に捕まらせても
なかなか足を前に出すことができない。
無理に手を引っ張ると、寄りかかってきて倒れそうだ。
これでは、あぶなくて、浴室に入るのは無理だ。
今日のシャワーはあきらめるしかない。

あとは布団に寝るのだが、
リビングに上がってきたのはいいが、
布団の敷いてある1階まで、このすくみ足状態で
私一人で下ろすのは危険だ。
明日、朝一番で訪問診療医と看護師さんが来てくれるし、
引き続き、小規模のスタッフが起き上がり、支度などを
手伝いに来てくれるので、それまで待とう。
今晩は、リビングに布団を敷いて寝ることにしよう。

リビングで夫が寝ていてくれると、
目の届くところに夫がいるので、
家事をやったり、お風呂に入ったり、私も動きやすい。
リビングに介護用ベッドを置けるといいな。
けれども、我が家のリビングは2階にあるから、
それが問題だ。あ~あ、なかなかうまくいかない。
狭小住宅に住んでいる者の悲しさよ 。゚(゚´Д`゚)゚。

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この状態がしばらく続くらしい

昨日もまた夜中に防水シーツとシャツ・上着まで全取っ替え。
なんでぇ? 
紙オムツはほとんど濡れておらず、吸収体のついていない上側から流れ出て
シャツと防水シーツを濡らした。
紙オムツの使い方を間違っているのかも知れない。あるいはサイズに問題か?
とにかく、紙オムツだと上手く使いこなせない。
また、万一のことを考えて、尿取りパッドもお尻のところまである大きなタイプを
使っていたのだが、これも素通り?して、尿漏れ。
何をやっているんだろう?
紙オムツに大きな尿取りパッドを敷き、
さらに局部に男性用巻きパッドを三角巻きにしているのだが、
紙オムツをやめて、
リハビリパンツ(両サイドにマジックテープがついていて、外せるタイプ)に
2回吸収用の小さな尿取りパッドを敷き、さらに男性用巻きパッドをする。
この方法のほうが漏れにくいようだ。
大きなパッドを厳重に重ねると、かえって横漏れしてしまうのかと思う。
あるいは、ただ、横向きに寝ている時に、重力の方向がたまたま吸収体のない部分になってしまっただけのことか。

今朝の夫は、昨日よりは少しマシだった。
座らせてみると、右への傾斜が今日はなかった。
昨晩はリビングの床に布団を敷いて寝たのだが、
布団の運び出しをしなければならないのがめんどうではある。
しかし、1階に夫を寝かせた場合は、2階の台所で朝の支度をしていても、
頻繁に階下に様子を見に行かないと、
夫が布団から一人で立ち上がって転んだりしていた。
2階のリビングの目の届くところに夫を寝かせて居ると、
安心して朝のいろいろな支度ができる。
また、起きてすぐに、椅子に座らせ、
テーブルに着かせることができる。
今後はリビングで寝るようにしようかな。

今日は、午前中に大学病院の脳外科と神経内科を受診した。
脳外科の医師の話はだいたい次の通り。
「頭を打つと、比較的軽い外傷であっても(夫のように転倒後にできた血腫が吸収された後も)そういうふうに(夫の現在の症状)なることが多いです。なぜそうなるのか?というのは、わからないのですが、しばらくはそういう感じになるのです。この症状に対する薬はありません。ある程度時間が経過した後、ぐっとよくなる人も居れば、そのまま低下してしまう人もいます。
 1ヶ月、2ヶ月して、硬膜下血腫が出てくる可能性ももちろんありますが、いつできるかわからないからと言って、毎日CTを撮るわけにはいかないので(現時点では受傷後2週間)、受傷後1ヶ月ぐらいでもう一度CTを撮って確認されると良いと思います。」
神経内科で診てもらった医師は、訪問診療に切り替える前の夫の認知症の主治医で、10年近く夫の経過を診てきている医師。
一通り神経学的な検査をしたが特に問題は無し。パーキンソン病の徴候はなし。
それから、夫を少し歩かせてみた。
医師は「歩けますね~」と。
私から見ると、その時の夫の歩行は実用的に歩けるような状態にはない(支えないと倒れそう)のだが、神経内科医の目からすると、「歩けている」のだ。
「脳の中に何かが起こっていて、歩けなくなっているということではないと思います。」
夫は、診察中、医師と私が話しているわずかの間に傾眠。
その傾眠している様子もよく見てもらった。
傾眠の際、夫は目が上転して少し白めになり、頭を後ろにそっくり返している。
「これはてんかんを起こしているのではないですか?」
医師は夫の傾眠のその様子を見て、
「いえ、これはてんかんではないです。
 歩けないのは、傾眠で意識レベルが低下しているからだと思います。
 ちゃんと意識レベルがあがってくれば歩けると思います。
 脳の外傷後しばらくはこんな感じになるのはやむを得ないと思います。これが1ヶ月2ヶ月経っても、同じ状態なら、また考え直さねばなりませんが、今はこのまま様子を見てください。
 プレタールは、血腫も吸収されているので、そのまま飲んでいいです。」

脳外科医、神経内科医とも、そういう話だった。
これはもう、しばらくはこんなもんなんだと腹をくくるしかないな。

夫は、半分眠ったような、低活動性せん妄というのだろう。
何を自分がやっているのか、さっぱり?という状態にいるのだろう。
昼食中に、コップの水を飲もうとして、何を思ったのか、
料理の置かれている皿に、そのコップの水を流し込もうとしたのを、
あわててストップ。
食後に歯ブラシを持たせて自分の口の中を洗わせていたら、
口の中に入れた歯ブラシを出して、自分の腕をブラッシング (*゚Q゚*)
あわてて歯ブラシを取り上げた。
口の中をすすぐためにコップの水を口に含んで、
そのまま、口の中に水を入れたことを忘れて、
「ぺっ! して」と吐き出させようとしても、
ちっとも吐き出さない。
その状態で、「トイレに行く~」と言うので、
早く水を吐き出して、トイレに行かせようとして、
「ぺっ! として」と言っても、通じず、
口の中に手を入れて吐き出させようとしても、抵抗。
早く、トイレに連れて行きたいのに~!
私がコップの水を口に含んで、ぺっ!と吐き出して見せたら、
ようやく夫、口の中の水を吐き出した。
こんな簡単なことも、容易ではない。
なにがなんだかわからないんだろうなあ。

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この家で快適に暮らすには

結局、リビングの床(コルクタイルを敷いている)に
布団を並べて寝るようにしている。
この方が、夫の様子を見ながら、朝の支度が楽なのだ。
ただ、布団から夫を起こすのが容易ではない。
毎朝「今日は、夫を布団から起こすことができるだろうか?」と不安に思う。

夫は布団から起きる時は、まず、
くるりと寝返りを打って四つん這いになる。
四つん這いになって、頭を上に上げることができれば、
あとは両手を椅子について、
私も夫のズボンの腰のところを持ち上げるようにして、
助け起こすことができる。

しかし、この「四つん這いになって、頭を上げる」ことが
意外と難しい。
寝起きはどうしても「めまい」がしやすい。
そうなると、夫は頭を上げることができず、
四つん這いになりかけて、そこで潰れてしまう。
そうなると、なかなか起こすことができない。

しかし、要は、夫本人が起きようとする意思があるかどうか、
その一点にかかっている。
夫が起きようとする意思が一番強く働くのは、
「トイレに行きたい!」という時だ。
ぐっすり寝ている時は、リハパンや紙オムツにしてしまっているが、
朝、目覚めてくると、「トイレに行かなければ!」と思うようだ。

今朝も、2~3回、夫を布団から起き上がらそうと試みたが、
なかなか起きようとしない。
しかし、そのうち、
「お腹が痛い」と下腹あたりを指さした。
そりゃ、大変だ    を催しているに違いない。
 がしたいんでしょう? ほら、ほら、早く起きなきゃ」
焦って、夫を起こそうとして、ごろん、ごろん、布団の上を転がす。
が、なかなか起きない。
・・・と、突然、夫は自ら四つん這いになった。
そのまま頭を上げて、椅子に手を突かせて、
ズボンの腰のところを持って、夫が立ち上がるのを助けた。
立ち上がれれば、トイレまでわずか数歩だ。
最近の夫は一人で歩くのは無理なので、
支えながら、トイレまで行き、一回転してから、
ズボンとリハパンを脱がせて、便座に座らせる。
無事、りっぱなお通じがあった。

やっぱり、朝、起こすのはベッドの方が楽だよなあ。
何にも予定がないときは、ゆっくり起こせばよいけれども、
夫が眠かろうと、目がまわっていようと、
どうしても起きてもらわねばならない時もあるから。

今日の昼食は、がんばって、外食にした。
「がんばって」というのは、我が家の住宅事情により、
頑張らねば外へ出掛けられないからだ。
まず、2階のリビングから1階の玄関まで夫を下ろさねばならない。
でも、階段は両方に手すりがあるので、案外、これは大丈夫。
問題は、玄関口から少し歩いて(7~8メートルぐらいか?)
2段の階段を下りてもらわなければならない。
車椅子は、この2段の階段の下にセットしている。

転倒して以降、夫の「すくみ足」はひどくて、
手すりのないところでは、足を前に出すことが困難。
今日は、一度、玄関の外へ出掛けたところで、
どうしたわけか、両膝が曲がってしまって、
お尻を後ろに突き出してしまって、
そのまま後ろに倒れてしまいそうだ。
「まっすぐに立ってごらん!」と言うと、
夫は、つま先を上げて背伸びをする。
なんで~? 普通にまっすぐに立てないの?
様子がおかしい。このままでは前に進めない。
いったん、玄関の上がり框まで戻る。
夫を上がり框に座らせて、
「調子が悪い? 今日は外へ食べに行くのは止める?」と
訊いたが、「行く」と言うので、もう一度、立ち上がらせた。
今度は、何とかまっすぐに立っている。
夫を玄関口の外へ立たせて、支えながら、
玄関の鍵をかける。
それから、夫の横に立って、片手をつないで支えながら、
夫は途中の庭木を掴んだり、フェンスを掴んだりしながら、
何とか2段の階段を下り、その下の車椅子に座らせることができた。
やれやれ・・・

近所のいつもの洋食屋へ行く。
今日は昼時の混雑時を避けて、午後1時過ぎ着。
いつもは店の入り口で車椅子を降りて、
車椅子をたたみ、店の中は歩いて入る。
しかし、手前の席は全部お客さんで埋まっており、
なんと、一番奥の席しか空いていなかったので、
店の中の狭い通路を車椅子のまま通って、
テーブルに着いた時に、椅子に座り替えた。

二人とも、
カレイとエビのフライのランチを頼んだ。
夫の分は、いつも一口大にカットして出してもらっている。
夫は、ゆっくりだが、食べた。
時々、箸が空振りする。
食べ物を掴もうと、何もないところで悪戦苦闘している。
目がよく見えない? 
見ていると歯がゆいので、時々、私が箸でひろっては、
夫の口に入れる。
そうしないと、ものすごく時間がかかってしまうから。
それに、食べている最中、身体が傾いてしまう。
その日によって、傾きの方向は違う。
今日は左に傾いているのだが、本人は気づいていないようだ。
早く食べ終わった私は、夫の左側に座って、
左に倒れないように身体を時々まっすぐにしながら、
夫が取りやすい位置に食べ物やお皿、カップを置き換えたりする。
私は、食べ物を残すのが嫌いなのだけれども、
今日は、夫の分のご飯が、私も手伝って食べたけれども、
どうしても全部は食べきれなかった。
お店の人に
「ごめんなさい。食べきれませんでした。
 これからは小盛りでお願いするようにします」
と謝った。
私たちは、ランチタイムの最後の客になった。
食べ終えて、車椅子に乗せた後、さらに、お店のトイレを借りる。
ここでは絶対にトイレに行っておくべきなのだ。
トイレに座らせると、おしっこと、一口大の が。

洋食屋さんを出てから、ちょっと買い物へ。
夫を家に置いたまま買い物へ行くのは危険だとわかったので、
夫が家に居るときは買い物ができない。
買い物に行くときは、デイサービスに行っている時か、
夫を車椅子に乗せて連れて買い物に行くしかない。
一緒に買い物に行くこと自体はイヤではない。
問題は、我が家へ戻るには、短いけれどもきつい坂を
上らねばならないのがネックなのだ。
買い物の荷物をリュックに詰めてしょって、
車椅子に座っている夫にもトイレットペーパーを持たせ、
じりじり暑い日差しの中を、坂を登って行く。
あ~あ、よく頑張った。
日差しはまだ強いけれども、秋の風が吹いている。

家の中も、外も、
車椅子ですんなり行けるのであれば、
夫に歩行障害があっても、
ずいぶん気持ち的に楽になるのだけれども、
なかなかな~。

エレベーター付きのマンションにでも住んでいたら、
介護用ベッドを利用したら、
在宅介護も気持ち的に楽になるだろうなあ。
でも、愛着のある今の家を手放すのはイヤなのだ、私は。
介護用ベッドは、時が来たら、入れることになるだろう。
夫と二人、そして猫2匹と、
この家で、快適に暮らすには、どうしたらよいか。
考えている。

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泌尿器科受診

大学病院の泌尿器科へ夫の定期受診。
別にそれに合わせたわけではないが、
私の膀胱炎が再発。
今まで漢方薬エキス剤(猪苓湯、清心蓮子飲)で抑えてきたが、
疲れがたまったか~。
尿が白っぽく濁っているし、血尿もあり (;_;)
とりあえず、以前もらっていた某抗生物質、
下痢の副作用が出て途中で中止したため、残っていたその薬を、
背に腹は代えられず、
(血尿出るぐらいの時は痛いんです。とりあえずは、下痢になるほうを採ります。)
これを服用して、翌々日の夫の泌尿器科定期受診に合わせて、
私も予約外で受診することにした。
案の定、翌日の夜には、お腹がごろごろし出して、下痢気味。
膀胱炎は少しは良くなったけれども、膀胱刺激症状が残る。
まだ、もう少し抗生物質を飲んでちゃんと治さねば。

さて、夫の泌尿器科のメニューは、
検尿と腹部エコーをしてから、その結果が出るのを待って、診察だ。
膀胱の状態を超音波でしっかり見るためには、
膀胱におしっこが十分にたまっていなければならない。
効率的に進めるには、自宅で採尿したほうがよい。
しかし、頭部外傷後の夫、おしっこがいつ出るのか、
その感覚が鈍くなっていて、おしっこがリハパンに出ていても気づかないらしい。
そこで、シマウマさんのブログで教わった方法を早速試すことにした。
はい、お×ち××んにビニル袋を被せてリハパンを履かせる。
大量に出てしまうと、ビニル袋からあふれてしまうので、
ビニル袋を被せたら、適当な時間を見て、チェック。
2度目に見た時に、うまい具合の量が採れてました。
それを病院から渡された試験管のような採尿器に入れて
病院へ持って行った。

「家で採ってきました~ (゚∀゚)」
「は~い、あれ? え~と、今日の検尿は2種類よ。
 普通のと、細胞診用。」
「えぇ、そうだったのですか? 試験管1つしか渡されなかったですよ。
 おしっこ出るかなあ? やってみます。」
細胞診用の採尿カップは、ばい菌などが入らないように、
カップの上にフィルムがついていて、採尿直前に
そのフィルムを外すようになっているのだ。
細胞診用の採尿のためには、
お×ち××んにビニル袋を被せて採ったのでは、
他のばい菌も入ってしまっているかもね~。
とりあえず、車椅子用のトイレに入って、夫を便座に座らせる。
この便座に座らせるまでが、大変で・・・
夫は頭部外傷後、意識レベルが低下し、
そこがトイレであると認識していないので、
自分が何をされようとしているのか分からず、
ズボンやリハパンを脱がして便座に座らせるのにも
抵抗するのだ。
何とか、座らせて、やれやれ・・・どうかな~?
・・・・
あわわわ~ おしっこが始まっちゃったよ!
慌てて採尿カップのフィルムを剥がし、
便器の中にカップを差し込んだ。
でも、私の指もカップの中に入ってしまっていた(ノ_<)
 いや、尿の中には指は突っ込んでいなかったが。
  これじゃあ、私の指のばい菌が入ったんじゃない?
  細胞診用なのに・・・まあ、仕方が無い。
採れただけでも良かった、良いことにしよう。

その後、腹部エコー検査の予約時刻まで1時間20分もある。
病院内のカフェで珈琲でも飲んで時間を潰そう。
モーニング時間中は珈琲のお代わりができるのだが、
あまり飲み過ぎると、夫はエコー検査前にトイレに行きたくなるだろう。
1杯だけにしておいた。
ところが、珈琲を飲み終わって、カフェから出る頃には、
「トイレに行きたい」と夫。
エコー検査の35分前だが、我慢させるのは無理なので、
トイレへ連れて行き排尿。
その後、エコー検査室で待つが、幸か不幸か、
検査のスケジュールが遅れているのか、
なかなか順番がこない。
予定よりも60分遅れとなった。

エコーを長く待たされている間、
手すりがついている廊下が目の前にあったので、
ためしに夫を手すりにつかまらせながら歩かせてみようと、
車椅子から立たせて、20メートルぐらい歩かせてみた。
スムーズとまでは行かないけれども、手すりがあると
だいぶ歩きやすいようだ。
手すりがないところでは、自立して歩くのは
まったく無理になってしまった夫である。

エコー検査終了後、検査技師さんに、
「膀胱におしっこたまっていましたか?」と訊くと
「あ、たまっていましたよ」と。
エコー画像を見ると、黒々とした膀胱が写っていた。

夫の泌尿器科の定期検診は、11年前の膀胱腫瘍の手術後のものだ。
もう11年、再発なく経過したので、今度もしあるとしたら、
それはまったく新たな出現ということになる。
だから、次回3ヶ月後で問題なければ、定期検診は
終わりにしてよいと言われた。

今回、担当した医師とは初めて会ったのだが、
その医師が、夫のエコー検査によって測った前立腺を大きさを見て、
「前立腺、全然、大きくないです。ボクもこれくらいです」
(その医師は30~40代ぐらいに見えた)
「だから、このハルナールという薬、飲まなくてもいいですよ。
 飲んだからと言って、なんにも変わらないと思います」
えぇ~! (゚△゚;ノ)ノ そうなの? 
飲まなくて良い薬を、3~4年か? ず~っと飲んでいたわけ?
ずっと前立腺に問題があると思っていたのに。
「飲みたいですか?」
「いえいえ、飲まなくていいのなら、飲みません。
 既にたくさんの薬を飲んでいるので、減らせるなら、減らしたいです。
 止めます、止めます。」

私の膀胱炎のほうは、予約外だったので、待たされる、待たされる。
午後2時過ぎにようやく診察が終わった。
今まで副作用が出たことのない抗生物質を処方してもらった。

私の診察が終わるまで、夫もずっと私につきあって車椅子に座っていた。
診察室へも、夫を車椅子に乗せて、一緒に入って・・・
夫は意識レベルが低下しているので、待たされても、騒ぐこともなく、
歩けもしないので、ずっと車椅子に座ったまま傾眠していたけれどもね。
終わってから、病院の隣にある小規模多機能デイへ行き、
頼んでおいた昼食を、レンジで温めてもらって、
二人で食べた。私の分も実費500円で頼めます。

それから、夫をデイにおいて、
私は買い物などの用事を済ませてから、
先に自宅へ戻り、夫は夕方デイの車で帰ってきた。

朝からずっと出ていたので、さすがに疲れた一日だった。


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グルタチオン点滴

昨日も夫は絶不調。
私も、治りかけたと思った膀胱炎が悪化し出した。
医師は、「一応、7日分出しておきますが、あと3日も飲めばいいでしょう」
等と言っていて、それを鵜呑みにして、4日目を飲まなかったら、
5日目から再び悪化。また、4日目以降の抗生剤を飲み始めた。
体調が悪い時に、夫の体調もすぐれないと、辛い。
昨日は、午前中は訪問リハビリ。
理学療法士さんも驚くほど、昨日の夫の状態は悪かった。
疎通性が悪く、身体も動かない。先週とは全然違いますねと言われた。
とにかく、「すくみ足」がひどい。意識障害があって、頭が起きていないのだと思う。
午後は夫はデイサービスに行き、私は実家へ。
父のケアマネとの月1回の面談に同席するのと、
父の巻き爪を「巻き爪ロボット」で食い込んでいる爪を持ち上げてから、
この1ヶ月で伸びた爪を切るために。
父の糖尿病性腎症が悪化している。
eGFR値は24(100が一番良い)。腎不全状態で、人工透析一歩手前。
人工透析になることだけは避けたいのだが、
どうしても、母は父にはタンパク質を制限しなければならない、
ということを理解するのが難しい。
世間一般のいろいろな身体に良いと言われるものを、
あれこれ食べさせてしまう。
ケアマネとその対策について、あれこれ話し合った。
その後、自宅に急いで帰り(所要1時間)、夫がデイサービスから帰るのを迎える。

夫の歩行状態は悪い。
玄関に入るまでのわずか5メートルほどを歩くにも、
二人がかりで支える。
自宅内に入ってからは、階段を上らせてリビングに行くのだが、
夫の後ろから支えながら、ようやく上る。
夫は体重が51キロ程度で、私とさして変わらないぐらいので、
何とかやれていると思う。
けれども、それは本人自身で「動く」という意思があったらのこと。
意識障害(低活動性せん妄)がある状態では、かなり厳しい。
昨夜は、本当にすぐ2メートルほど先のトイレまで連れて行くだけでも、
倒れそうな状態で、体幹が右側に傾いてしまっている。
口腔ケアの時も、椅子に座らせているが、
右に傾いて、右側の空いているスペースに滑り落ちそうになるので、
右側を壁にしっかりとつけてやらねばならなかった。

でも、お風呂に入りたい。
一昨日、昨日2日にわたり、夕食後の傾眠がひどく、
どうしても起こすことができず、そのまま眠った。
お尻をきれいに洗いたい。
何とか頑張って、服を着たまま浴室のシャワーチェアに座らせ、
そこで服を脱がせて、ようやく洗うことができた。
頭が寝ている状態なので、浴槽に入るのは危険なのでやめておいた。
シャワーチェアや洗面所の椅子をひきずるように動かして、
何とか浴室の外に夫を出して、着替えさせて、
リビングに敷いた布団に寝かせた。
その寝方も、突っ伏して崩れ折れるように寝転がる。
どこに頭をおいてよいのかもわからないようだ。
寝転がった夫を、ひっぱったり、転がしたりして、寝かせる。
夜中に、はっと気づいて、夫のお尻のあたりを触ってみると、
濡れている。
またか、2晩続けて、横漏れで、防水シーツとズボンとシャツを取り替え。
三角巻きにしていたパッドはぐっしょりと重く尿を吸っていたけれども、
履いていたリハパンと敷きパッドを大丈夫だった。
リハパンとパッドの意味がないじゃん。本当に腹が立つ。

そんな翌日である今日。
2年ぶりに、コウノメソッドによる点滴をやってくれるクリニックへ
夫を連れて行った。
頭部外傷後の夫の傾眠、低活動性せん妄を何とかしたい。
医師に、転倒して頭部を打ち、脳室内血腫ができてからの経過を話す。
点滴の内容は次のとおりとした(健康保険ではなく、自由診療)。
  シチコリン   500ml
  グルタチオン 2000ml
  ソルコセリル 
  ビタミンC
ソルコセリルとビタミンCの量は聞かなかったが、2年前に受けていた点滴と同じ内容。


夫は注射が嫌いで、針を刺す瞬間に、うわぁっと動くので、
手技が未熟な看護師さんだと、6回も差し直しになったこともある。
今日、点滴をやっていただいた看護師さん。
点滴の手技がものすごく上手かった。
私がいつものように「針を刺すとき動きますから、一緒に抑えます」
と言うと、「あ、大丈夫ですよ~」と言って、
ベッドに寝かせた夫の前腕を、
この看護師さん、自らの太股でぐっとはさみこんで (*゚Q゚*)
一発ですっと点滴針を入れてくれた。
夫は、一瞬、動こうとしたが、動けず?
そして、いったん点滴針が静脈に入ってしまうと、痛みもないので、
その後は、約15分間、おとなしく点滴をされていた。
「ああ、良かった~、いつも、点滴の針がなかなか入らず大変なんですよ~」
「そうですか? とっても良い血管がいっぱいあったので入れやすかったですよ~」
看護師さんの技量によって、こんなにも違うのか~。

点滴を終わってから、夫がトイレに行きたいと言った。
クリニック内のトイレまで手を引いて歩かせたが、
それほど歩行が良くなったという感じはない。
けれども、トイレが終わって、夫を車椅子に座らせて、
どうだった?と訊くと、
「気分いいね。しゃきっとした感じがする。」
(念のために申し上げると、夫がこのような日本をしゃべったわけではなく、手話で語ったものを、日本語訳にするとこんな感じ。)

自宅に帰ってきて、玄関前の道を歩くときも、
それほど歩行がよくなった感じはない。
リビングへ上がる階段を上るときも、
それほどスムーズに上がれるようになった感じもない。
かと言って、悪い感じもない。
その後の夫の様子を見ていると、
いつもなら、傾眠するところ、帰宅してから、
まったく傾眠せず、目を開いている。
私が夕食の準備をしようとすると、
椅子から立ち上がろうとするので、
あわてて側に行き、「どうしたいの?」と訊くと、
台所の洗い場に行きたいようだった。
手を引いて連れて行くと、
既に洗っておいてあるものを、また洗おうとする。
「水が無駄になっちゃう」とは思ったけれども、
それで夫の気持ちが落ち着くのであればよいか・・・と。
しかし、立っているのも不安定なので、
夫が洗っている後ろに椅子を置いておく。
案の定、途中、ちょっとよろけて倒れそうになる。
また、フライパンで炒めるのをやってもらうと、
(後ろにソファを置いておく)、
途中でバランスを崩して後ろのソファにどかっと座った。
形だけのお手伝いをやってもらったけれども、
昨日までは、そこまでの意欲もなく、寝入っていたことを考えれば、
だいぶ良い状態と思う。

転倒して頭を打って以降、
夫は表情が冴えず、ドングリ眼になっている時間が多かったが、
点滴をして家に帰ってからの夫は、テレビもちゃんと見入っていたし、
表情もだいぶよくなった。
トイレにも、椅子から立って、自分で歩いて向かおうとした。
まだ、不安定なので、すぐに手を引いてトイレへ誘導したが、
だいぶしっかりとした足取りになってきた。
お風呂も浴槽にも入れた。
ただ、浴槽から出るとき、ちょっと難儀をしたが、
夫が覚醒しているという感じがあったので、
「大丈夫。支えられる」という安心感があった。

ほんの少しの変化かもしれないが、
私の実感として、今日の点滴は、夫に確かに効いた。
しっかりと覚醒させたと思う。

併せて、NAC(Nアセチルシスティン)の飲みにくいカプセルも夫に飲ませている。
NACは、グルタチオンの前駆物質で、グルタチオンの効果を持続させるとか?

認知症の中核症状がよくなることはないけれども、
意識障害である「せん妄」、傾眠は解消させる余地はある。
でも、明日は台風が接近してきているから、
また、調子が悪くなるかもしれない。
それでも、来週もまた点滴をする予約をした。
もう少し、この点滴を継続してみたい。

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急激な認知症の進行

グルタチオン点滴、当日は覚醒するのに効果があった。
翌日は、ちょっと後退。
翌々日は元の状態ぐらいに戻る。
今日には、もう効果はなくなったらしい。

今朝は夫を布団から起こすことができなかった。
眠いのだろう。
ま、好きなだけ寝かしておいてもよいか~。
夫は昼間に眠っても、夜もちゃんと眠るので。
昼夜逆転も起こらない(要は一日中ほとんど眠っている)。
午前11時半頃になると、さすがに朝食ぐらい食べさせねば。
しかし、どうしても起きてくれない。
顔色だって悪くないし、熱があるわけでもない。
目が開いていても、起き上がってくれないのだ。
仕方が無いので、布団の上で上体のみ抱き起こし、
そのままだと後ろにひっくり返ってしまうので、
私が夫の後ろに立って、私の両足で夫の上体を支えながら、
バナナを夫の手に持たせて、食べさせた。
それから、温泉玉子も食べさせた。
朝の薬は、もっと前の8時前に、夫を寝かせたまま
ゼリー飲料と一緒に飲ませていた。

食べたあと、そのまま近くに置いた椅子に
座れないかやってみたが、「膝を立てて起き上がる」
という動作をどうしてもやってくれない。
本人に起き上がる意思がないのだと思う。
このままでは、昼ご飯も食べさせられない。
そこで、小規模多機能に電話をして応援を頼む。
スタッフが皆忙しかったのか、しばらくして、
ケアマネさんが来宅した。
ケアマネさんと二人で夫の身体を支えて抱き起こし
椅子に腰掛けさせた。
それから、夫を支えてトイレまで歩いた。
椅子に座れれば、何とか支えてトイレに連れて行くことはできる。

もう布団で寝起きをするのは限界だ。
いろいろ考えた末、折りたたみの簡易ベッドを買うことにした。
本格的な介護用ベッドを2階のリビングに置くのはためらわれる。
介護用ベッドを置くとしたら、やはり1階だ。
 過渡的に、簡易ベッドをリビングに置いて使おう。
 夫が簡易ベッドが間に合わなくなったら、介護用ベッドに替え、
 私が簡易ベッドを利用すればよい。

しかし、それにしても、これまで短期で介護用ベッドを置いていた
玄関左の部屋は狭すぎる。
玄関右の部屋は、本棚がいっぱいに並んでいる「本だけの部屋」。
こちらの部屋の方が広いので、こっちに介護用ベッドを置きたい。
本棚は玄関左の部屋へ移そう。
そのためには、これらの本(ほとんどが夫の蔵書)を処分しよう。

東日本大震災の時は、勤務先の本棚は全部倒れて本が床一面に散らばったが、
我が家に帰って見ると、数冊が床に落ちていたぐらいで、ほんと無事だった。
床から天井まで、隙間なく、ぎっしりと本で埋まっていたからだと思う。
でも、震災後に、意を決して、古書店に段ボール100箱ぐらい売り払った。
当時は本棚の本の後ろにも本があるという状態だったのを、
一列に並べられる程度にまで減らした。
けれども、今回、再び、大量に本を処分することにした。
いつか私が読もう・・・と思って残していたけれども、
もうこの先、私が読むこともないだろう。

関心分野を同じくする仲間の若い人(40代)に
我が家の蔵書を見てもらって、彼が欲しいという本を譲ることにした。
昨日、今日と、ほとんどの本棚を見てもらい、本を選んでもらった。
昨日、今日とキャリーバッグに詰めて帰ったが、まだたくさん残っている。
宅配便を使うと重量があるので、費用がかかってしまう。
彼は車を持っていないので、レンタカーを借りて運ぶか。
結局、近所に来るついでがあった時に、ちょこちょこ持ち帰ってもらうことにした。

彼にその作業をしてもらっている間、
夫は2階のリビングのソファに座ってうつらうつらしていたが、
長時間トイレに行っていないので、気になって、
ソファから立ち上がらせようとしたが、立つ気がないのか、
よろよろと立ち上がれず、そのまま床の下に座り込んでしまった。
こうなってしまうと、どうしても立ち上がらせることができない。
ちょうど1階に友人が居たので、作業を中断してもらって、
夫を立ち上がらせるのを手伝ってもらった。
今後ずっとこんな調子になっていくのか。

夫は、この数週間で急激に、言葉や物の使い方が分からなくなってきた。
以前は、体温計を見せて、「脇の下に入れる」という身振りをすると、
すぐに体温計を受け取って、自分で脇の下に挟んでくれた。
今は、体温計を見ても、それが何のためにあるのかわからないらしく、
「脇のしたに入れる」という身振りをしても、
うん、と言いながら、服の上につけてみたり、ちっとも脇の下に入れられない。
体温計という言葉が分からないばかりか、物を見ても、使い方もわからなくなった。

毎回の口腔ケアでも、「入れ歯を外してください」というのが、
どうしても伝わらない。
私が、夫の口に指を入れて外すのは簡単なことだが、
できれば、夫自身で入れ歯を外す方がよいと思う。
でも、ゆっくり身振りでやってみせても、何をしても
うん、と言いながらも、まったく理解せず、入れ歯を外せない。

ハサミという言葉も分からなかった。
指文字も正しく読み取れていない。
読み取ったものを書かせてみても、
日本語にはない意味不明の言葉を書いている。
夫は、いつのまにか、日本語の名詞を忘れてきている。
物の使い方も忘れてきている。

ご飯も、自分ではうまく食べられない。
スプーンですくって食べるように渡しても、
スプーンの背側に食べ物をのせて口に運ぼうとするので、
途中で落としてしまう。
箸も上手に使えない。口に入れる前にぼろぼろこぼしてしまう。
スプーンですくおうとしても、スカが多い。

ここ数週間で急激に進んだ感じだ。
転倒して頭を打ち、脳内に血腫ができたということの影響が
こんなにも急激に全般的に進行させたと思う。
夫の急激な変化に、私の心が追いついていかない。

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アワキビ

Author:アワキビ
夫と2人暮らし。
子どもはいません。
2人と猫2匹の家族です。

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