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認知症の人は、こうして歩けなくなっていくのか

検査のみで、何の治療をすることもなく、退院したが、
立位保持困難、歩行困難(足がまったく前に出ない)。
今までも外出時に多少の歩行困難はあったが、
自宅室内では自由に動けていた。

これまで圧迫骨折した時も、
肺炎で入院した時も、
歩行には一時的に多少の影響はあったが、
病状が一番重いときであっても
本人に歩こうという意欲があり、
動きすぎて、転倒が心配なくらいだった。

だが、今回は最初から様子が違っていた。
思えば、症状はまず歩行障害から現れていた。
階段の登り下りなど、足が動かないなあ・・・と思っていたが、
それは具合が悪くて意識レベルが低下しているせいだと
思っていた。

退院後、炎症反応を調べたわけではないが、
側に居て感じるところでは、炎症はだいぶ落ち着いてきているように思う。
意識レベルもそれなりい回復している。
ところが、歩行障害は良くならない。

まったく歩けそうにないので、夫を椅子に座らせて、
2階で夕食の準備を始めたら、
1階で「ガタン」という音が・・・・
猫が興奮して走り回っているのかな?と思って、
1階の部屋へ行ってみると、夫が床に倒れている! ええ~!?
「いったい、どうしたの?」と認知症の夫に訊いてみても、
わかるはずもなく・・・
「痛いところは? どこか痛い?」
「う~ん、腰あたりが痛い」
頭は打っていないようだ。
夫の表情からは、ひどく打って痛むという感じではなさそうだ。
椅子に座ったまま、何かに手を伸ばしてとろうとしてバランスを崩したか、
猫2匹が跳ねて走り回っているのに、驚いて、バランスを崩したのか、
とにかく、床にころがっていたのだ。
時計を見ると7時を回っている。
小規模多機能は夜勤の時間帯だ。
スタッフは一人しかおらず助けも呼べない。
どうしよう? 一人で起こせるかしら?
夫の手をひっぱて起こすのはムリだ。
なんとか四つん這いにさせることができた。
その体勢から、椅子に手を掛けて、引っ張り上げて、
起こすことができた。
 は~、やれやれ・・・・

座らせた状態で、太ももを上げたり、
足踏みをしたりは、動きは弱いけれども、なんとかできる。
それなのに、棒につかまらせて、立ち上がらせようとすると、
体重が足に乗らずに、お尻を突き出して「く」の字形になってしまう。
ちゃんと立てなければ、歩けないだろう。

とりわけ、動脈が血栓によって閉塞した左足よりも、
右足の方が動きが悪い。
歩かせようとしても、右足は、根が生えたように、ぴくりとも動かない。
ベッドからトイレまで、わずか3メートルぐらい。
その間に、椅子を2個おき、テーブルを置き・・・
伝い歩きができるようにしているのだが、
ほとんど手だけで身体を動かして、足は動いていない。
目標の椅子まで手で身体を移動させて、
お尻をどっかりと椅子に座らせてから、
足をひっぱってくるような調子。

これは退院時に私が想定した状態よりも悪い。
下肢の血栓による閉塞で歩けなくなっているのではないだろう。
別の原因だ。

ひとつ失敗したと思ったのは、CT検査。
造影剤を入れて、頭から下すべてのCTを撮ったが、
なぜ、頭も撮ってもらわなかったのか?
もしかしたら、慢性硬膜下血腫とか水頭症とかが
あるのではないか?
脳の萎縮が進むと、頭蓋内にスペースが増えて、
ちょっとしたことで、血腫ができたり、水頭症になったりしやすいのに。
入院した科が、循環器内科だったので、担当医は、
歩行障害については、あまり問題にしていなかった。
神経内科だったら、別の視点で検査したかも・・・?
退院して生活するのに、歩行ができるか否かは
大きな問題なのだ。

今、かなりへこんでいる。
我が家は、本当に狭小住宅3階建て。
2階に台所とリビングと洗面所とお風呂があるのだ。
ほとんどの生活は2階でしてきた。
ところが、歩けないので、1階にベッドを運びこみ
そこで生活をしなければならない。
1階にトイレはあるが、手洗い場がない。
トイレのタンクの手洗いはあるが、
立位保持ができない夫には手も洗えないし、
顔も洗えない。

それに1階は狭すぎる。
ベッドからトイレまで歩くのだって、
歩いているとはいえないような、
椅子をつなぎながら、座りながら、移動している始末。
試しに車椅子を室内に上げてみたが、
部屋が狭すぎて、車椅子での移動距離1~2メートルぐらいじゃないのか?
それに、いくら自分の家だとは言え、
この1階の日照も悪いこの部屋だけで、過ごすのは酷だ。
まだ退院して日も浅く、体調も回復していないから、
ベッドで寝ていることが多いのだけれども・・・

歩行障害になった家族のために、
転居される例もめずらしくはないけれども、
今のところは、そこまでは考えていない。

本当は小規模多機能のデイを、昼間、毎日でも利用したいぐらいだが、
何となく遠慮があって、言えないでいる。

退院後、小規模多機能に夫と一緒に2泊した。
個室に私のためのベッドも入れてもらって、
夫と一緒に食事もおやつも食べさせてもらった。
小規模多機能で提供される食事は、
隣にある同じ法人の特別養護老人ホームの厨房で、
調理されたものだ。

夫は、急に飲み込みが悪くなり、
くちゃくちゃ噛んでいるが、なかなか飲み込まない。
常食だとかなり残してしまう。
そこで試しにムース食にしてみたら、完食。
今は栄養をきちんと摂ることが大事だと考えて、
ムース食にした。
夫は、他の人の皿にどのようなおかずがのっているのか、
まったく目に入らないようで、ムース食に何の抵抗も示さず、
黙々と食べている。
時々、私の常食のおかずを、夫に食べさせてみる。
やわらかい茄子の煮物などは食べられる。
その後、ムース食から極きざみ食に変更してもらった。

病院のムース食の内容はあまりにも貧しいものだった。
病院食の予算が低いのでやむを得ないのだが・・・
しかし、小規模多機能デイで夫に出されたムース食を
少し食べさせてもらったところ、案外、美味しかった。
常食としてちゃんと調理した料理を、とりわけて、
ミキサーにかけてつくっているからだと思う。

自宅で、夫の食事をどうするか、
馴れないムース食をどうやってつくるか、
冷凍品を宅配にするか?
そんなことをあれこれ考えたり、調べたりしていたら、
なんだか、もう、いっぱいいっぱいで・・・

排泄も今まではとは、勝手がまったく違う。
尿パッド、リハパン、夜間はテープオムツ。
半端ない量を消費する。
ゴミはぽってりと重くすぐいっぱいに。
今までは区の助成の紙おむつは、
それほと使わなくても・・・という状態だったのが
今は、助成分だけでは絶対に足りない。

急激にいろいろなことが変わり、変化についていけない。
頭がなんだか痛いと思って、血圧を測っていると
上が186、下が105 と恐ろしい数値に。
慌てて、以前もらって飲んでいなかった降圧薬(ミカルディス)を飲んだ。
こんな調子じゃ、ちゃんと毎朝ミカルディスを飲んでおかないとね。

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まだ回復する余地はある

午前中に理学療法士さんが来てくれました。
いつもの介護保険での訪問リハビリで来ていただいている方です。
今日は医師の特別指示書に基づく医療保険による訪問リハビリです。
退院後、最初の診察の日から14日間の間に利用できるもので、
理学療法士さんのスケジュールの都合で計5回(1回60分)利用の予定です。

今朝の夫は、昨日よりもずいぶん身体の動きがよい。
いつも理学療法士さんが来るときは、夫は頑張るのか、動きがよいのです。
来訪時間がいつも午前中なので、まだ疲れていないからかもしれません。

1階のトイレの前から、夫のベッドの置いてある部屋を見た写真です。
右側のドアノブがあるのがトイレです。
トイレの向かい、写真の左側が玄関です。
ベッドサイドで、足を下ろし、
ベッドサイドレールにつかまり、
テーブルに手をつき、
椅子の肘掛けに手をかけて、
いったん椅子に座って小休止。
このように狭い空間なので、
伝い歩きをするのにはぴったりなのです。
もちろん、伝い歩きの間は、夫の身体を支えています。

IMG_0263.jpg

トイレに行くときには、ドアを開けて、
左下に見える椅子をトイレ側に向けて置いておき、
まず、そこに座ってまた一息つき、
それから、トイレ内のL字型手すりを両手でつかんで、
向きを変えて、便座に座ります。
いったん座って体勢を整えてから、
再度、手すりをつかんで立たせて、
ズボン・リハパンを下ろします。
一連の動作を一挙にやるだけの体力はまだありません。

今日は理学療法士さんと一緒に、
階段を両手すりをつかみながら、
お尻をついたまま、上って下りる練習を少ししました。
夫は結構がんばってくれて、階段の半分まで、
上り、下りてきました。
きっと、2階へ上って下りて来られるようになると信じていますが、
今はまだ体調が十分回復していないので、ムリはしません。

午後は35年来の夫の友人ら(女性2人+トランスジェンダー1人)が
来宅しました。
入院中にメールがあって、上京する際に訪問したいと。
既に退院日が決まっていたので、事情を話して、
ベッド上かもしれないけれども、どうぞ・・・というわけで。

IMG_0261.jpg

この時点で夫はややお疲れの様子。
でも、会えて良かった。
訪問診療の医師が来宅するまでの1時間あまり、
四方山話を楽しみました。

訪問診療の医師が来た時に、
夫はトイレに行きましたが、
既にかなり疲れているのか、午前中のようには足が動かず、
足に根が生えてしまっています。
なので、訪問看護師さんと一緒に夫を支えながら、
やっとでした。
表情もぼんやりとした感じです。
今日は来訪者が多くて疲れたのでしょう。

まだ回復する余地があると思います。

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後戻り

昨日とは打って変わり、夫は朝から調子が悪い。
「怖い! 怖い!と夫が言う時は、
怖い妄想にとりつかれており、体調が悪い時に起こる。

こういう時は、起きられない、動けない、
目に見えるものは、すべて怖い物に見える。
介護用ベッドの背を起こして、夫をようやく椅子に座らせたら、
背の起こされたベッドの骨組みが見えた途端、
「こわ~い、こわ~い」。
慌ててベッドの背を戻して見えなくする。
妄想を起こしているので、何でも怖い物に見えるし、
何をすべきかもわからない、混乱状態。
こうなると歩くどころではないのだ。

今日は小規模多機能居宅介護のデイに行って、
お風呂に入る日だ。
今まで毎日自宅で入っていたけれども、
歩けなくなってからは、2階へ行けていないので、
小規模多機能で入浴する。
なんとしても、行ってお風呂に入らないと。

午前9時頃、ケアマネから電話があり、
「送り出しのヘルプが必要だと思います。
また、ベッドを入れての生活状況も確認したいので、
9時半頃、自宅に行きます。」とのこと。

9時頃から何とか夫に朝食を食べさせ、終わって、
室内を車椅子を使って移動し、トイレに座らせ、
リハパンへの交換が終わった頃、ケアマネ来宅。

ケアマネに手伝ってもらい、
レンタルした伸び縮みするスロープ(2本組)を使って、
車椅子ごと夫を外へ出す。
玄関の上がり框のところは一番短い140cm。
玄関外の2段の階段は一番長い200cm。
上がり框にスロープをかけて車椅子を下ろすことはできるが、
玄関前も極めて狭く、そこで車椅子を転回させるスペースがない。
スロープの端を車椅子のわだちで踏んづけながら、
無理矢理に転回させる。
そしてスロープを1本ずつ2段の階段の方へ運び、
長さを200cmに伸ばしてかける。
今日は二人でやったからまだ良かったけれども、
一人でこれをやるのは、結構、時間がかかるだろう。

本来なら夫だけで小規模デイに行く予定だったが、
あまりにも妄想が入っていて、疎通性が悪く、
心配だったので、一緒にデイに行き、
デイの向かいにある薬局で薬を受け取り、
夫の入浴にも立ち会った。
夫は、妄想に駆られたままだったが、それでも、
「気持ちいい?」と訊くと、
「気持ちいい」と嬉しそうだった。
風呂用車椅子に座ったまま洗ってもらい、
そのまま横にスライドして、浴槽につかり5分。
またそのまま車椅子ごと上がってくる。
すごいなあ。これがあるおかげで、入浴できる。

昼食は、極きざみ食(とろみつき)。
自分ではなかなか食べない。
仕方ないので、スプーンでご飯やおかずを乗せてやり、
夫の右手に持たせると、自分で口に運ぶ。
なかなか進まないので、私が直接スプーンで
食べさせもした。
「本人にできることは、時間がかかっても自分でやらせる」
というけれども、放っておいたら、飽きて、疲れて、残してしまうような気がする。
だから、ついつい、食べさせてしまうのだ。
せめて全部やってしまうことなく、スプーンですくってやったものを
右手に持たせ・・・というのが妥協点。

昼食後まもなく自宅へ一緒に帰ってきた。
車を運転してきたスタッフに手伝ってもらって、
再びスロープを設置し、自宅内にあがり、
ベッドに寝かせるまでを一緒にやってもらった。

その後、私も疲れて、昼寝~。
私、夫のベッドの横、床に寝ているんです。
部屋が狭すぎて、ベッドを2つ置くスペースがないから。
なんでも狭すぎて、ちょっと車椅子を動かそうとすると、
椅子を別の部屋へ移動させて、テーブルを移動させて、
車椅子の前に寝そべる猫をどけて、
うんざりするぐらい狭くてストレスがたまる~。
なんとかこれに馴れていくしかないのだ。

義妹(昨年亡くなった義弟の妻)からメールがあって、
明日、夫の末妹と二人で来宅したいとのこと。
入院中にメールがあった際に、
「室内も歩けなくなった~。」
と伝えたので、心配してお見舞いに来てくれるのだ。

明日は午前中も小規模デイ、午後は訪問リハビリもあり、
その合間を縫っての面会なので、ちょっと忙しい。
夫よ、頑張れ~

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食事の形態について

昨日午後は、夫の妹たち(実末妹、亡弟の奥さん)が来宅。
午前中はデイサービスで昼食を食べて帰宅。
待っている間に眠くなり、
妹たちが我が家に着いた時は、ベッドの上で寝ていた。
ゆり起こすと、何とか目を開けたが、
ベッドの背を立てたままの体勢で、誰が来たのか
分かったかな?
亡弟の奥さんについては、たぶんまったく分からないだろう。
実末妹については、わかったかな?

半分うつらうつらの夫に代わって、
来客を喜ばせてくれたのは、猫のモカちゃん。
夫がベッドで寝ている上に乗っかり、
ごろごろ、もみもみしながら、夫の耳たぶをチューチュー吸う。

「みんなパパのことに注目しているの。
 でも、モカのパパなの!
 パパ、おっぱいちょうだい、チューチュー」

きゃ-、もう10歳なのに~、まだ赤ちゃんのつもりなのね。
 ほら、赤ちゃん声で鳴いているよ~。

モカちゃんは、自分が注目を集めたい猫なのだ。
ミルクちゃんは、客人が来ると、一目散にどこかへ隠れてしまう。
姉妹だけど、正反対の性格の猫たち。

私たち3人が話していると、夫がトイレに行くと言って
ベッドから起きようとする。
3人であれやこれやと手助けしながら、夫を起こして、
トイレまで手引きして・・・
その後、ようやく椅子に座った夫。
4人で記念撮影をした(まだ半分寝ている夫)。

IMG_0266.jpg 

妹たちは1時間ほど滞在して帰られた。
その後、リハビリのために作業療法士(OT)さん来宅。
ところが、夫は眠いこともあって、ほとんど夢の中。
妄想の世界に居るので、リハビリの指示がまったく入らない。
何をやっているんだか?まったく不明。
しかたなく、マッサージ中心に進めてもらう。

終わる頃、夫はOTさんに、
「こうやって同じように、世界の人たちを助けてやってください。
 よろしくお願いします。」
などと言っていたよ。

☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆

ところで、食事の件。
ムース食とか、極きざみ食とか、やわらか食とか・・・
名称はいろいろだが、とにかく
しっとり、やわらかく、ばらけないような形態の食事
にしてから、食後の夫の口腔残渣が減った。
夫の摂食についての問題点。

1.唾液の量が極めて少ないこと。
原因ははっきりしないが、薬の副作用が考えられる。
唾液が十分に出ないので、パサパサした食物が食べにくいのだ。
しっとりとしたものにすると食べやすいし、むせも減った。

2.注意転導性の亢進
食べることに集中できない。
目に入ったものに気をとられてしまい、
食べていることを忘れてしまう。
汁物のお椀を口に持って行く途中で、
他のことに気をとられて、
お椀が傾いていることに気づかず、汁をこぼしてしまう。

3.スプーンや箸の使い方が稚拙
まったく使えないわけではないが、
器から上手にすくって食べることができない。
なかなか上手くすくえず、あきらめてしまう。

4.液体は、たぶん、誤嚥せずに飲めているようだが、
味噌汁などの汁物のように、固形物と液体が一緒になったものは
ちょっと危ない感じがする。
そこで、汁物については、とろみをつけて飲ませる。
(また、とろみがついているとお椀からこぼしにくい)
飲み物はそのまま飲ませている。

常食でも行けるものもあると思う。
今日、デイサービスの昼食で極刻み食を見たら、
果物のバナナまで、ミキサーにかけて出されていた。
バナナぐらい、そのままで食べられるんだけどな。
メニューの一部だけをミキサーにするとか、
細かく指定はできないのかなあ。
毎回指定るのは、大変だしなあ。
たくさんの人の分を作らなければならないから、
大変なのかなあ。
もともと高齢者向けに調理されているものだから、
やたら堅い物とかは出ないわけだし、
常食に戻して様子を見ようかなあ・・・

今日のデイの昼食は、私が側について、
なかなか進まない夫の食事を、
スプーンですくって渡して、食べさせたり、
直接食べさせたりして、完食。

昨日の昼は、本人に任せて食べさせたようだが、
主食10割、副食6割だったそうだ。
側について勧めれば、きっと完食すると思うのだが・・・

体力が落ちないように、しっかり食べて欲しい。

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左下肢の腫れがひいてきました

太ももあたりの動脈の一部が閉塞してしまった左下肢は
熱を帯びて、腫れていました。
その腫れも少しずつ引いてきて、今日は、ちょっとだけ
左足が浮腫んでいるのかな?という程度までになりました。
左足の腫れがひくにしたがって、歩行も徐々によくなってきました。

もう自宅内で車椅子が必要になることはないでしょう。
まだ伝い歩きで、捕まるものがないと、不安定なので、
一人で歩かせることはできませんが、
一時はまったく歩けなかったことを考えると、
ずいぶん歩けるようになりましたよ。

夕方デイサービスから帰ってきた後、
玄関に入り、そのまま階段を上って、
ついに2階のリビングに来ることができました。
理学療法士さんのアドバイスに従って、
「一段ずつ右足を出して上り、
左足を右足に添える。」
上る時は、夫の後ろについて支えながら、
右足を上げるように軽く叩いて合図し、
左足を右足に添える・・・ように。
下りる時も、一段ずつ右足を出して下り、
左足を右足に添える。

リビングに来て、椅子に座ってもらうと、
いつもの普通の生活が戻ってきました。
夫の目の届くところで、食事の準備ができるので安心です。
夫が1階のベッドに居るときは、
私が2階で調理するときは、夫の様子がわからず、
また、夫も一人で居ると、自分の状況がわからなくなり、
妄想が大きくなって不安が増すので、
私は1階と2階を何度も何度も往復しなければならないのです。

夫は椅子から、トイレに行き、
洗面所で手を洗い「気持ちいいなあ」と。
1階では、水道の蛇口がないので、除菌ティシューで
手を拭いてもらっていました。

ついに、自宅のお風呂にも入りましたよ。
体力がないので、長湯をするとめがまわってしまうのですが、
短時間、湯船に浸かることもできました。
バスタブへの出入りも、私が支えながらですが、できています。

昨日、要介護3から要介護2への区分変更決定が出ました。
区分変更申請して、認定調査を終えた後に、
左下肢動脈が閉塞して入院、歩行困難になり、
困ったなあ・・・と思っていました。
でも、なんとかこの1ヶ月ぐらいのうちに、
夫の状態はもう少しよくなると思います。

ゆっくり、じっくり、焦らず、あきらめず、
進んでいきたいと思います。


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近況

ブログの更新をさぼっておりましたが、それほど変わりなく過ごしております。
いろいろ書きたい出来事は日々起こるのですが、
なかなかパソコンに向かうことができずに・・・
もっと気楽にさらりと筆を運ぶことができたらなあ・・・
 でも、通っている「古文書講座」の古文書解読の宿題に
 かかりきりだったりもしたのですよ。

暑さにやられています。夏バテです。
私は光線過敏があるのか、太陽光にさらされる時間が長くなると、
ヘルペスが出たり、体調が悪くなりやすいので、
なかなか外へも出られません。
夫も、汗をほとんどかけないので(筋肉がないからでしょうか)、
外気温が高いところへ出ると、そのまま体温も上がってしまうので、
外出も躊躇します。
必然的に室内でほとんど動かないで生活していると、
刺激も少なく、退院後の夫の廃用症候群の解消にもつながりません。

それでも、退院時にほとんど歩けなかったのが、
今は2階への階段の手すりをつかって上がれていますし、
2階にあるお風呂にも毎日入れるようになっています。
歩くのはトイレに行く時ぐらいですが・・・

退院後、排泄面がぐっと低下しました。
一応、トイレには行きはするのですが、ほとんど出てしまっています。
下ろしている最中に出てしまい、そのたびにズボンまで替えなければならなかったり・・・
リハパンやパッドの消費量が増加し、夜はテープおむつを使うようになりました。
オムツゴミの量がものすごく増えて、今まで使っていた外のゴミ箱に入りきらず、
70リットルのゴミ箱に買い換えました。

食事面でも、なかなか飲み込めない・・・のが目立つようになりました。
両方の頬をリスのように膨らませて、噛んでいるのですが、
なかなか喉の奥に送り込まないのです。
膨らんだ頬のまま、またスプーンですくって口に入れようとするので、
心配になり、「口の中に入っているものを、飲み込んでから、次のを入れてね」
と言ってみるのですが、言ったからと言って、そのようにできるわけではありません。

青菜などの繊維の多いものも食べにくいです。
食塊がつくれない、ぱらぱらしたものもダメです。
適度にしっとりとしたもの・・・となると、ほとんど「あんかけ」系?
くず粉を入れてまとめるとか・・・
「つるりんこ」(液体にとろみをつける)とか「まとめるこ」(ムース状にしたものを固める)等、お試しパックを取り寄せて、試しています。
味噌汁のように、液体と固体が一緒になっているものは、とろみをつけるようにしていますが、
液体だけのお茶、麦茶、珈琲、野菜ジュースなどはそのまま飲ませています。
吉野家の牛丼の牛肉ぐらいのものなら、柔らかいと私は思うのですが、
夫は「かたい」と言って、くちゃくちゃとなかなか喉に送り込めません。
そのままだと食べられそうにないので、
それらに水分を加えて、ミキサーにかけた状態にして出すと食べられました。

食事については、今後どういうスタイルにしていくのか、
折り合いのつけかたを試行錯誤中です。

土用の丑の日が近いから、
夫に鰻の蒲焼きを食べさせてやりたいと
小規模多機能居宅介護センターのすぐ近くにある
蒲焼きを出す狭~い小さな居酒屋?に
夫と一緒に食べに行きました。
鰻重の鰻は柔らかかったです。
ちょっと皮の部分が箸で切りにくそうだったので、
私が箸で切ってやりました。
夫は、ご飯は1割ぐらいしか食べませんでしたが、
鰻は完食しました。
お店の人が気を利かせて、
「漬け物は、お豆腐荷も替えられますよ。」と言ってくれて、
夫の分だけ、漬け物を豆腐にしてもらいました。

IMG_0276.jpg

食べられるチャンスがあるのなら、日延べせずに、
思い立った日が吉日。
食べられるものは、何でも食べさせたいです。

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遺産分割協議、贈与契約に向けて

昨日は夫の誕生日でした。
(本人的には26歳ぐらい?らしい)
午後から小規模多機能へ泊まりに行くので、
午前中に友人2人が、お菓子や果物・野菜などを持って、
お祝いに駆けつけてくれました。

birthday.jpg 

午後の昼食から小規模多機能居宅デイに行き、
午後のおやつの時間に誕生日カードをいただきました。
その写真の一部が下に掲げたもの。
退院からちょうど2週間目の日の書道です。

enen.jpg 

「炎暑」と書くべきところ、「炎炎」になってしまいました。
認知症の「保続」という症状のひとつだと思います。
その日のお手本の中から一番簡単そうな文字を選んでいるのですが、
複雑な文字を書くのが難しくなりました。

そうそう、以前、ブログで書きましたが、
母親の遺産分割協議書を兄弟姉妹の間で作成する話が進み始めました。
夫は法定持ち分を末妹に譲渡します。
併せて、夫は末妹に父親から相続した家屋(借地権)の
持ち分を贈与するための贈与契約も締結するので、
夫の「贈与の意思」を確認するために、
司法書士さんとも面談することになりました。
(夫はその日によって、意識レベルが上下するので、若干
心配はありますが、明確に末妹へ贈与する意思を持っているので、
ちゃんと贈与できるように、頑張らせたいと思います。)

その前に、印鑑証明書を用意しておかねばなりません。
小規模多機能の車で、役所の出張所へ夫を連れて行ってもらい、
印鑑証明書を請求しました。
申請書に自分の名前を書くのですが、
なんと、自分の名前を間違えて書きました。
名前の漢字の「音」は同じでしたが、
異なる文字を書きました。
なんで、こういう間違い方をするのか?
自分の名前が書けないというのならば、まだ、
わかるような気がするけれども、
違う文字で自分の名前を書くとは~? 
 もう一度、名前のサンプルを見せて、申請書に書き直させて、
 無事、印鑑証明書を発行してもらうことはできました。

遺産分割協議書は、通常、各自1通ずつ所持すると思うのですが、
そうなると今回、関係する相続人は9人(昨年弟が亡くなったので相続人が増えた)なので、
9通にそれぞれ前を書かねばならないのかと・・・
住所は印字でよいはずだから、あらかじめ郵送してもらって、
ゆっくり時間をかけて書かせようと思います。
(きっと間違えると思うので、コピーを多めにとって用意し、
兄弟姉妹の中で、長男なので、一番最初に書かせてもらい、
9通を準備しようと思っています。)

贈与契約は、夫と末妹との間での契約なので2通。
もし、夫に成年後見人がついていたら、まず、妹への贈与はできないでしょう。
家庭裁判所の考え方は、被後見人に権利があるものについては、
原則、放棄できないのです。
(マイナスの財産については相続放棄できます)。

住居に困っている末妹を助けたいという夫の意思を実現できるように、
しっかりサポートしたいと思います。

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大事な人

先の入院中から食事をムース食、極きざみ食などにしたが、
その後、体調が回復し、覚醒度がアップするにしたがって、
ほぼ普通食を食べるようになってきた。
自宅では、ご飯は「軟飯」→1合の米に水を1.5合ぐらい。
玄米でも大丈夫。1合の玄米に水2.5合、圧力鍋で炊く。
小松菜は1センチぐらいに刻んで柔らかく煮る。
肉類は薄切り肉か挽肉を。
炒め物はあんかけ風にする。

近所の洋食屋さんにもランチを食べに行く。
入院前は、夫と歩いて行っていた。
今は、廃用症候群で足と体力が弱っており、
暑いさなかなので、車椅子に乗せて行く。
白身の魚やエビのフライ、クリームコロッケなど
さくさく食べられる。
たぶんハンバーグなども大丈夫だろう。
ご飯も食べられないことはない。
ただ、気をつけていないと
口の中に入ったものを飲み込む前に、
次から次へと口に詰め込み、
両頬をリスのように膨らませてしまう。
咀嚼しても口の中でやわらかくならない
繊維が多くて堅いものは、
どこかで見切りをつけて、飲み込まなければならないが、
その飲み込み(口から喉の奥に送り込む)のタイミングが
上手くはかれないように見える。
頬にいっぱい食物が詰まっているのに、
さらに口に詰め込もうとする時は、ストップをかけ、
「口の中のものを飲み込んで~」と促す。

食べた後の歯磨き。
入れ歯を外させ、ぶくぶくうがいをさせようと
水の入ったコップを渡したら、
夫、何を思ったのか、コップの水をゴミ箱へジャ~。
「あっ! 何を馬鹿なことを!!」と
コップを取り上げ、思わず、夫の腕をペしっと叩いた。
「もう、何をやっているの!」と
私の怒りがおさまらないでいると、
夫が、私を指さして、ひとこと、
「大事な人」
って。

う~ん (´∀`*;)ゞ
またもや、夫の介護者操縦術。
何枚も上手(うわて)なのだ。


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嚥下の評価をしてもらいました

現在訪問診療をお願いしている法人では、
訪問歯科もやっているので、
嚥下についての評価を依頼した。
その結果は次のとおり。

現在の状態:
 食べかす:少
 歯垢:無
 入れ歯の清掃状態:良
 口臭:無
 歯茎の腫れ:無
 舌の汚れ:軽度
 食事中や食後のむせ:たまに
 舌の動き:やや不良
 開口:良好
 よだれ:無
 口腔乾燥:軽度
 発音:不明瞭、発声:不明瞭
 咳払い:評価無し
 深呼吸:評価無し
 首の動き:良好
 飲み込み:良好

医師からのコメント要旨:
 咀嚼物が入ったことは、脳で認識して、咀嚼するように指令が出る。
 現在、咀嚼の動きは良好で、上手に咀嚼できている。
 しかし、咀嚼したものを喉へ送り込むという指令が出にくいようで、咀嚼したものがそのまま口の中に残りやすい状態。
 喉へ送り込む指令の出にくさは認知症から来るもので、リハビリで改善するのは困難なので、状態に応じた代償法を指導していく
 代償法の例:
 普通の白いご飯が味としても、触感としても、一番食べにくいかもしれないので、
 ・軟飯にすること
 ・卵かけごはんにしてのどごしをよくすること
 ・チャーハンはあんかけにすること
 等、舌と顎でつぶしていると、なんとなくのどへ送り込まれていくような形態がベスト
 また、口にため込んでしまったものは、お茶を飲んでもらったら、上手に嚥下することができていた(評価時)。ため込んだものを、「飲み込んで」と言っても、なかなかできないので、水分と交互に摂取してもらい、水分と一緒に飲み込んでもらうのが良い(交互嚥下)。
 今後の可能性として、咀嚼が難しくなる可能性あるので、顎の動きをみたり、口腔内に残った食べ物の粉砕具合をみたり、食事に要する時間をみたりしていくように。体重の減少が心配なら、交互嚥下にクリミール(現在、利用中。メイバランス等と同様の栄養補助飲料)を用いると良い。
 食べものをどんどん口の中に入れてしまうことも、脳の働きが影響している。
 声かけや水分摂取を促すことで少しずつ嚥下してもらうようにするが、それが難しくなった場合は、わんこそばのように、小盛りで小出しにしたりする方法もある。
 上記内容をケアマネに伝え、デイサービス先でも声かけをしてもらうようにお願いします。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-* -*-*-*-*-*-*-*-*-*-* -*-*-*-*-*-*-*-*-*

「リハビリで改善するのは困難なので、代償法を用いる」
そうなんだ。
脳梗塞後などで、認知症がないような場合は、リハビリで嚥下障害を軽減したりするけれども、認知症で脳から指令が出なくて咀嚼物を喉の奥に送り込めない場合は、リハビリで効果を得るのは難しいから、代償法で行くんだ~。
なんだか、何でも「リハビリ、リハビリ」と思っていたけれども、できないことをムリヤリに訓練するのではなく、どういう方法ならできるのか?を考えていくんだな。

 今後は3ヶ月ごとに定期的に嚥下評価をしてもらうことになった。

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法事に出席

夫の9歳年の離れた弟が亡くなって1年。
弟が亡くなった時、夫は肺炎で入院し意識朦朧としていた。
お葬儀にも参列できなかった・・・昨年の夏。
今年は、また6月に左下肢の動脈の血栓閉塞で入院し、
退院後は一時ほとんど歩けない状態になった。
そのため、弟の一周忌の法要への出席はムリと思われた。
バリアフリーとはほど遠い古いお寺である。
段差も多く、寺の室内は車椅子で移動できない。
トイレも、和式のトイレを洋式に替えたもので、
個室は一人は言ったら一杯で、介助も難しい。

でも、退院後1ヶ月で、どうにかこうにか
室内は歩けるようになった夫。
出席することにした。

喪服を着るのがまた大変で・・・
リハパンを履いて、喪服のズボン・・・
腹が出てしまって、チャックがしまらない。
決して太ったとわけではなない。
腹筋がなくなって、内臓の押さえが効かなくなり、
前にせり出してきているのだ。
喪服のズボンを履くのをあきらめ、
チャックのない、黒の、一見普通っぽいズボンを履かせる。
それでも、白のYシャツやネクタイが前にべろんとなっているので、
トイレの介助に邪魔だ~、もう。

そういえば、暑いけれども黒のネクタイもさせた。
でも、私、ネクタイを結んでやれない。
いつも夫が自分で結んできていたから・・・
夫にネクタイを渡すと、
「これ、どうやってやるんだっけ?」と夫。
「私もわかんない。自分でやってみて」と返す。
知らん顔して放っておいたら、
ちゃんと自分でネクタイを結べていた。
頭ではなく、手が結び方を覚えていたのだろう。

お寺は我が家から車に乗って10分ほど。
行きも、帰りも、小規模多機能居宅介護センターの車を利用。
お寺以外に寄る予定もなく、直行・直帰なので、
車椅子は持って行かなかった。
参列した他の親族たちは、お寺の法要を終えた後、
隣県にある実家の1階にあるレストランで会食。
私たちは、暑い中を夫を車椅子に乗せての移動は
体力的にムリと判断し、法要までで辞去した。

4歳下の妹に約9ヶ月ぶりで会って
その変貌ぶりに驚いた。
とても綺麗な人だったのに、
わずかの間に、背中がすっかり曲がってしまい、
歯も抜け落ちて、やせ細っていた。
この妹は、認知症による歩行障害があると
医師に診断されているそうだ。
しかし、認知機能の低下はほとんど目立たない。
医師からは「レビー小体型認知症」と言われていると、
妹本人が言っていた。

11歳下の妹は、夫と同じように記憶障害が目立つ認知症。
たぶんアルツハイマーなのだろうが、今のところ、
身体は元気、歩行障害などはまだ出ていない。
夫も妹の年の頃は、元気に歩いていた。

東北地方に住んでいる2歳下の妹(兄弟姉妹の中で一番元気、認知症もない)と
15歳下の弟(ちょっとアルコール依存症か?)は欠席だった。

夫の兄弟姉妹が集まった時には、
できるだけ写真を撮ろうと思っているのだが、
4歳下の妹の変貌ぶりにショックを受けて、
写真を撮っては悪いような気がして、
シャッターを押せなかった。

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アワキビ

Author:アワキビ
夫と2人暮らし。
子どもはいません。
2人と猫2匹の家族です。

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