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転倒して頭を打ち、救急車で運ばれた

夕方5時頃、私は夫を家に一人残して買い物に出掛けた。
近所の店へ30分程度の外出は、夫を一人家に残して出掛けることはいつものことだった。
ホワイトボードに「買い物に出掛けて、5時半には帰る」と書いておくのもいつものこと。
お店を2軒まわって、買い物袋を下げて自宅近くまで来ると、
我が家の前あたりで車が何台か徐行・・・止まっている?
人も何人か集まっているよう?
まさか、まさか?
近づいてみると、見覚えのあるズボンをはいた人が
道路上で横になっている。
えぇ? 夫ではないか?
どうした? 
隣家を訪問した方(私たち夫婦とも顔なじみ)も居る。
どなたか知らない方も。
話を聞くと、その通りかかった人が、夫が路上に倒れているのを発見。
119番通報したらしい。
外は暑く35度ぐらい?、路面も暑い。
夫は寝転んだままだ。
夫の上体を起こしてみると、頭の頭頂部より少し下あたりに
血がにじんでいて、ぽっこりと膨らんでいる。
どうやら頭を打ったらしい。
どうしたんだろう、なかなか救急車が来ない。
(あとでわかったが、110番通報されて、警察から救急要請だったそう)
知り合いに夫を頼んで、買い物袋を家に入れ、
衛生面とタオル、車椅子を出して、鍵を閉め、救急車を待った。
なかなか救急車が来ないので、とりあえず、二人に手伝ってもらい
車椅子に座らせて待った。
夫に聞いても、転倒したショックのせいか、要領を得ない。
「痛い?」と訊くと、「痛い」と応える。
「どこが、痛い?」と訊くと、頭のほうを指さす。
そうこうするうちに、ようやく救急車到着。
我が家の近くの大学病院へ搬送してもらった。

頭の傷は「挫創」で、血がにじんでいるが、
縫ったりる必要はない。消毒だけ。
頭の傷を見るために、ストレッチャーの夫を端座位にすると
いきなり前に倒れかかってきた。
「めまいがする」と夫が言う。

脳のヘリカルCTを撮る。
たまたま昨年7月に肺炎になった時に、
同大学病院へ救急搬送され、そのときに、
脳のCTも撮っていた。
そのときの写真を比べた結果、
1カ所、出血が疑われる箇所があり、
3時間後に再度CTを撮ることになる。
待っている間、夫はぐーぐー寝ている。
心電図や血圧計、SPO2が計れるようにしてあるが、
ずっと安静に寝ているのに、血圧が高い。
夫は降圧薬を飲んでいて、普段は110-70台ぐらいだが、
病院に来てからずっと160-85台が続いている。
安静にしているのに、血圧が高いので、心配だ。
痛いのか? それとも何か別の原因か?

3時間後に再CT。
脳外科の医師が来て、脳画像を見ながら説明。
脳室後角近くに小さな血腫があるが
最初と比べて大きくなっているということはない。
「硬膜下血腫とかにはなりませんか?」
「硬膜下血腫はもっと頭蓋の近くになります。
 これは脳室の近くなので、脳室には脳はありません。
 これによって障害が出るとは思われない。
 このまま様子を見てください。
 ただし、今後、頭痛が増大するとか、吐き気がする等が
 出た場合には、すぐに来てください。
 (頭部外傷を負った人への注意事項という紙をもらう)

その後、脳外科の医師から訪問診療医宛てに手紙を書いてもらうのを
待つ時間、夫を車椅子に座らせて、救急病棟の自動販売機で
夫に野菜ジュースと大福、私は赤飯おにぎり(めでたくないけど)とお茶を買って
食べながら、夜ご飯の変わり。
手紙ができあがったときは、もう午後11時半をまわっていた。
そのあと、病院からタクシーで帰った。

家の前の2段の階段を上がれるか心配したが、
なんとか支えながら上がれた。
すぐに1階の部屋の布団に寝かせた。
水分補給ゼリーで夜の分の薬を飲ませた。
しばらくすると夫がトイレに行きたいと言い、
布団の上から手をついて立ち上がらせると
後ろに倒れそうになり、ひやりとした。
めまいがすると言っている。
本当に大丈夫なのか、心配。

あらためて血圧を測ると、やはり168-85と高い。
食事をしていないので、もう少し、クリミールを飲ませようか?
でも寝ているので、とろみをつけよう。
2階の台所で、「まとめるこ」を使って固めていると、
下でガタンと音がする。
慌てて階下に降りてみると、夫が、
ドアのところに立ち上がっていて、よろめいている。
「ああ、あぶない! 一人で歩かないで」
また、トイレだと言う。
トイレでおしっこをさせて、布団に寝かせた。

よろめいている。
血圧が高い。
・・・・
転倒した結果なのか?
脳内に少量の出血があるせいなのか?
あるいは、よろめいて、血圧を高くしている何かが
転倒させたのか?
そもそも、脳室後角の血腫との因果関係もよくわからない。

よろめている、血圧が高い・・
心配だ。
明日、明後日の予定、来週の予定、いろいろつまっている。
どうしよう。どう調整すべきか?
いろいろ考え出したら、全然、眠れない。
私の、血圧のほうが高いみたいだ。

明日、起きて、夫の様子を観察しないと決められないのだから、
いろいろ考えて仕方が無い。
なのに、段取りをどうすべきか、何をすべきか、
考えてしまって、眠れない。
夫を一人家において出掛けるのは、短時間でも無理なのだ。
あのとき、買い物なんて出なければ良かった。
そんなに急ぎの買い物ではなかったのに。
ほんのちょっとした選択が、こんなふうなことに・・・
6月末に退院して、ようやく平穏な日々が訪れていると思っていた矢先に
これだもの。
辛いなあ、認知症。
このブログを書いたら、もう寝よう。
疲れた~、眠れますように!

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外傷性脳室出血疑い

病院からもらった、訪問診療医への報告書には
「外傷性脳室出血疑い」とのこと。

ずっと血圧が高い状態が続いて心配している。
本で調べたら、
「脳出血発症後の血圧は、脳出血発症後に反応性に上昇している(生理的な血圧上昇)」
とのこと。
「脳出血発症後1~2日後から血腫周囲の脳浮腫が出現し、1週間前後を極期として3~2週間で消退する。」
救急の医師も、当番の訪問診療医も、脳出血後は生理的に血圧が上昇するものだ・・・ということを言ってくれなかった。医師からしたら、血圧が高いといっても、上が160台ぐらいなら許容範囲というところなのだろう。
因みに、夫の普段の血圧は、コバシル5mgを毎朝1錠飲んだ上で、だいたい上が110~130台ぐらい。
私は、なぜ夫の血圧がこのように高く出ているのか、原因がわからず、心配の種が増えるばかりだった。こうしたことはきちんと説明して欲しいと思う。

朝は、布団から支えて起こして、2階のリビングに上がり、
朝食。午前中はだいぶぼんやりしていた。
今日は訪問リハビリの日だったが、力を入れるようなことはせず、
バイタルチェックと、身体に麻痺が出ていないか等のチェックを
主としたもののみに。
今日の夫は、午後からデイサービスへ行ったが、
やはりふらつきが大きく、
歩行時は両手を持ってもらっての歩行だったとのこと。
食事は8割がた食べた。
帰ってから、夕食もほぼ完食した。

しかし、だいぶ幻視が見えるようで、
自宅の椅子の下あたりを指して、「きれな草原だねぇ」と言ったり、
「私が、どこに?」と言うと、怪訝な顔をする。
それから妄想の世界の話を延々としていた。
ちょっとハイになっている時もあるが、これは要注意だと思う。

夫は頭頂部の右側を強く打ったのだが、
左側の脳室近くに血腫ができていた。
直接頭がぶつかったところから、遠い場所なので、
本当に外傷性なか?と思ったが、
ものの本を読んでみると、
「急激な血圧上昇」で出血すると。
つまり、頭を強く打った痛みによるショックで、
血圧が急上昇した結果、脳室近くのこの部分が出血した・・・
ということなのかな。

脳出血しているのに、帰宅して普通に暮らしてよいの?
という思いもある。
最初のCTから3時間後のCT画像を見ての脳外科医の判断なのだ。
それを信じるしかない。
そうは言っても、脳出血を起こしているので、やはり
いつもとは違う症状が出てくるので、不安になる。
ともかく、1~2日、1週間、3~4週間という単位で
経過を観察していくしかない。

みなさん、コメントありがとうございます。嬉しいです。
お返事を書く気持ちの余裕がなく、申し訳ありません。

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脳アミロイドアンギオパチー?

やはり夫の身体のふらつきが大きくなっている。
本人は、まっすぐにしているつもりのようだが、
傾いたり、後ろにかしいでいても、
自分で体勢を直すことができない。
自宅でも、デイでも、基本的に手引き歩行。

左下肢の動脈が閉塞した時の歩行の困難さは
おそらくは痛みによるものだったと思う。
今回の場合は、頭の中に問題があって、
ふらついたり、歩きにくくなっている。

前回のブログで、「外傷性脳室出血疑い」との診断名から、
転倒して、頭を打ったショックで、血圧が上がり、脳出血を起こしたのでは?
という推測を書いたが、
「脳室」の出血は、「非高血圧性」のものに多いと書かれていた。
「非高血圧性」とは、この場合、脳アミロイドアンギオパチーのことだ。
アルツハイマーの人の脳には、βアミロイドがたくさん沈着している。
このβアミロイドが小・中動脈に沈着して、血管壁が弱くなり、出血を起こすのだ。

ちなみに、夫は「アポリポ蛋白」の型は、E3/E4 だ。
E2 や E3 だけの組み合わせの人に比べると、βアミロイドがたまりやすい。
だから、脳アミロイドアンギオパチーによる脳出血があってもおかしくはない。

*血液の血清の中に含まれているリポ蛋白の一部をアポリポ蛋白といい、これまで14種類が発見されており、アポリポ蛋白E(以下、略してアポE)というのはその中の1種類。
 このアポEには構造の異なる3タイプがあり、E2、E3、E4の3種類のアポEのうち、どれか1つをそれぞれ片親から1つずつ受け継ぐので、遺伝子表現形は次の6種類の型となる。
 E2/E2 E2/E3 E2/E4 E3/E3 E3/E4 E4/E4
 そして、アルツハイマーを発症した人はE4を1つ以上持っている割合が多い。
 ある調査によれば、アルツハイマー患者がアポE4を持っている確率は正常者の2倍。またアポE4/E4の発病危険度は、E4のない人の10倍だという。


もしかしたら、夫は、まず、脳室に出血を起こし、
その結果、ふらつき等の症状が出て、転倒し、頭をぶつけた・・・
のかもしれない。

転倒して頭をぶつけたという事実、と
脳室に出血が起きていたという事実、がある。
どちらが先なのかは分からない。

また、それとは別に、今後、「慢性硬膜下血腫」を起こす可能性もある。
今、夫の身体がふらついたり、傾いたりしているのが、
現在できてしまった脳室近くの血腫のせいなのか、
あるいは、「慢性硬膜下血腫」の前兆なのか、わからない。
今後、しっかりと観察していくしかない。

こんなふうではあるが、いろいろ詰まっていた予定は、
なんとかこなしてきた。

まず、転倒して救急車で運ばれた日の翌日午後、
「古文書講座」の最終回があった。
ちゃんと準備をしていたので、出席したい。
翌日の夫、ふらつきがあり、血圧は高かったが、
なんとか落ち着いていたので、予定通り、
小規模多機能デイへ夫をお願いして、出席できた。

土曜日は、趣味の会(史料の輪読会)。
いつも夫を連れて参加しているが、
8月の暑い季節に体温調節がうまくできない夫を連れて
出掛けるのはしんどいので、
我が家で開いてもらうようお願いしていた。
そして今回は私がチューター役。
でも、転倒して2日目。夫の状態がわからない。
当日の朝、訪問診療の医師に電話で夫の状態を話して相談し、
大丈夫だと思えたので、予定通り、我が家で開催。
他の参加者には、ぎりぎり当日の朝まで待ってもらった。
と言っても、今回は私たち夫婦以外は
3名(男2,女1)のみと少人数だったが。
興味深い史料を読み、手話で議論をし、とてもおもしろかった。
夫は読んだり議論に加わることはできないけれども、
3時間にわたり、眠ることもなく、おとなしく座っていた。
途中、夫は2回トイレに行ったが、自宅なので、
介助も楽だった。
みんな、夫が元気な時から知っている仲間で、
現在は認知症だということは、わかっていて、
黙って受け入れてくれている。

日曜日、午前中に、昨日の会に欠席だった友人(女性)が
訪ねてきてくれたが、
夫はずっとソファで眠っていた。
結局、この日は一日中眠り続けていた。

月曜日、夫の友人(女性)二人が遊びに来た。
夫はほとんど話に加われなかったけれども、
いただいたケーキをみんなで食べて、
珈琲やお茶を飲んで、手話でおしゃべりして、
夫は、黙っていても、それなりに気を使って疲れたようだけど、
友人二人は、夫の顔を見れて良かったんだと思う。

本当は今週、温泉行きを計画していたのだけれど、
さすがにこれはキャンセルした。
7月にも温泉行きを計画していたのに、このときも、
夫が入院して具合が悪かったため、キャンセルしたし、
ちょっと残念だなあ。

夫の体調は急変しやすく、直前になるまでわからない。
1泊2日程度の温泉旅行もなかなか難しくなってきたなあ。
でも、もうちょっと体調が落ち着いたら、あきらめずに、
またチャレンジしたいと思っているのだ。

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Author:アワキビ
夫と2人暮らし。
子どもはいません。
2人と猫2匹の家族です。

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